ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第32話感想&あらすじ後半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
奇皇后あらすじ
スンニャンV.S.タナシルリ
皇后殿に復帰したタナシルリに、めでたいことだと挨拶をする後宮たち。心にもないことを言うと指摘し、冷宮に自分を追いやったのがおまえだと知らないと思うのかと、スンニャンを攻撃するタナシルリ。
スンニャンはそんなタナシルリに笑みを浮かべる。『笑うのか?』と、タナシルリ。『それなら泣くべきでしょうか?』と、口答えするスンニャン。午後に朝礼を開くと、トンマンに命じるタナシルリ。
皇太后は権限もないのに朝礼とはと、怒りを露わにしている。そして、スンニャンに朝礼を仕切るようにと命ずる。後宮の印章は自分が持っているから、当分の間お前に任せると、皇太后。
さらに、スンニャンの命を皇太后の命と思うようにということを、各後宮や宮女に伝えよとトンマンに言う皇太后。
朝礼では皇太后の命令通り、タナシルリの言うことは聞かずスンニャンの命令にだけ反応する後宮と宮女たち。そのため、タナシルリはその場からでざるを得なかった。
けれど、外に出たタナシルリは高笑いを始める。不審に思うソ尚宮とヨナ。その後タナシルリは、どうせすぐ死ぬのだと言い、不敵な笑みを浮かべる。
狩りへの誘い
今度の狩りにお前も来いというヨンチョル。大した獣を捉えるのだという。自分も虎を何度か仕留めたことがあるというワン・ユ。ヨンチョルは他人が想像もできないようなオオトラを捕まえなければと言い、高笑いする。
同時刻、タンギセはヨム・ビョンスに九尾狐を仕留めると例えた後に、タファンとスンニャン を狩りの最終日に亡き者にすると言う。成功すれば一等功臣であり重臣になれるぞとも言う。その後、ヨム・ビョンスはヨナと会い、高官になった暁には妻にならないかと誘う。
覚悟
メバク支部の首領とヨンチョルの手紙を盗み見るワン・ユたち。今回の文はメバクがヨンチョルに金の無心をする内容だった。それだけ強大な資金力を持っているということだ。資金源を切ったところでヨンチョルは揺るがないということがわかる。
すでに弱気になっているヨンビス。そう簡単にいう言葉なのかとワン・ユ。自分たちの部族がどうして滅んだのか?おろかにも放棄を知らず戦ったからそうなったと、ヨンビス。
ワン・ユは自分は木刀、ヨンビスには真剣を持たせ、諦めない意思を示そうと刃を交える。木刀は折れたものの、最終的にそれをヨンビスの喉元に突きつけ勝利するワン・ユ。
『道がわからずとも知ってるように振る舞わなければならない』と、ワン・ユ。どうしてそうするのかと問うヨンビス。
『放棄する瞬間、わたしの国をわたしが捨てることになるのだ。お前の部族を自ら捨てることなのだぞ。侘びしく辛くとも、それがお前を信じ従う者たちへの礼儀だ』と、ワン・ユ。
狩りの初日
狩りの日。大殿にやってきたスンニャンに、狩りだからといってもおまえは後宮だから綺麗に見せないければと、自らスンニャンの身だしなみを整えてやるタファン。
一方のタナシルリは、タンギセにスンニャンを殺す算段がどうなっているかと問う。すると、タファン達が出てきたため口をつぐむタナシルリ。
遊覧ではないのだぞとタナシルリに言うタファンに対し、自分の家は代々武人の血統で、弩の扱いは後宮内で一番うまいと言う。その話を聞き、タファンの傍らで笑みを浮かべるスンニャン。
狩場でワン・ユに出くわしたタナシルリはお茶でもどうかとワン・ユを誘う。けれど、無視していってしまうワン・ユ。
パク・ブラは久しぶりにワン・ユに挨拶をする。宦官になってからは初めてのことだ。
狩りが始まる。タファンはスンニャンに対して、久しぶりに馬の駆け合いをしようと持ちかける。負けた方は買った方の願いを聞くという賭けもする。
大青島の時のように反則をするならやめておくというスンニャンに、以前の自分とは違うというタファン。こうして急に二人は走りだす。追いかけるコルタたちは散々だ。
後宮達はウサギ一匹しか狩れなかったが、ワン・ユたちは巨大なイノシシを狩ってくる。
ワン・ユの態度が以前と違うと言い考えこむタナシルリ。ソ尚宮は業を煮やして、ワン・ユが恋慕していたのはスンニャンだと告げる。そうタンギセが話していたと。外の男との恋慕とは?と、タナシルリは4人での酒の宴を仕組む。
酒を飲もうとしないスンニャンに対し、言ってしまってはならないことを言うからかと問うタナシルリ。だれもが皇后のように酒に酔うということはないと、タファン。わたしが隠すことが何がありましょうかと、酒を飲み始めるスンニャン。
そのころ、タンギセとヨム・ビョンスは明日暗殺を決行すると話していた。そして、その仕掛けを作るために山に入るコプソルたち。その動きに気付き追うワン・ユの部下たち。
ワン・ユに嫁いだ従姉妹から知らせがあり、ワン・ユは燕京に想い人がいると言っていたが?と問うタナシルリ。また、スンニャンに対して、部下だったから知っているのではないか?と問う。
(彼女は)死んだと答えるワン・ユ。そして、答えになったようだからと席を立つ。その後、スンニャンを抱き支えながら自分のゲルに戻るタファン。その様子を切なそうに見ているワン・ユに気づくタナシルリ。
ゲルに戻り、どうして陛下もワン・ユもあの卑しい女が好きなのだとソ尚宮に問うタナシルリ。それは男のせいだから皇后のせいではないと答えるソ尚宮。ワン・ユの自分を見る蔑んだ目つきを思い出し、許せないというタナシルリ。
一方、タファンのゲルに共に入って行ったスンニャンは、ここで寝ていけと、タファンに押し倒されていた。
奇皇后 第33話前半へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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