ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第42話感想&あらすじ3/3です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
奇皇后あらすじ
復位
ワン・ユが高麗王に復位する。臣下が軍事支援の件を話すと、それは送らないし、自分が龍床にいる間は貢女と宦官を送ることも禁止させるという。元との関係が悪化するため、それに異を唱える臣下。
自分の言はまだ終わってないとワン・ユ。そして、次々と臣下の名前を呼ぶ。元に付き従い民に苦渋をなめせた附元輩(プウォンベ:부원배)に対して資格を剥奪し財産を没収する御命を下す。さらに余罪の軽重も問い斬首も辞さないと言う。
元側ではそのことをチャン侍郎がタファンに伝える。ペガンも反逆だと怒り、ワン・ユをすぐに廃位し高麗を併合するよう命じてくれと言う。けれどタルタルは征服戦争中なので時期が悪いという。
それなら、このまま見ているというのか?と、タファン。妙案があるというタルタルは、高麗の海上貿易を封じればいいと進言する。その進言を受け海上封鎖を命ずるタファン。
その後、タルタルはスンニャンを牽制する。ここにいる高麗人は国に捨てられた者たちだ、高麗がどうなろうと関心がないと、スンニャン。今後も高麗との関係を断ち切ってくれ、あなたに不祥事が起きるかもしれないからと、タルタル。
海上封鎖による高麗の打撃を心配するパク・ブラ。そういうことにはならないはずだと、スンニャン。
シルクロードへ
ヨンビス、チョッコ、チョムバギが高麗にやってくる。龍袍(ヨンポ:용포) を着ているワン・ユに、初めて会う人のように恐縮している。
海上封鎖のことをあげ、バトルだった時のことを覚えているか?と、ヨンビスに話しかけるワン・ユ。未来がないから共に作る、海上はすでに元が抑えているため、シルクロードが高麗と突厥の生きる道になると話したことだ。
『ようやくその時の約束を果たす時が来た。シルクロードを開け』と、ワン・ユ。元の商人とではなく色目人との交易をするのだ。そして、その交易圏をヨンビスに与えるワン・ユ。ヨンビスは人蔘と麻を用意してくれと答える。
出兵
ついにぺガンが出兵する。イル汗国の都市を陥落させたとの戦勝報告を聞き狂喜するタファン。民にも知らせろとチャン侍郎に告げる。
一方で、序盤の勝利は重要ではない、遠征軍のほうが疲れるのが自明の理だと、ワン・ユ。パン・シヌが、ぺガンが大都に戻ったことを告げると、それもまた悪手だという。ヨンビスは行省主から仕入れた硫黄と硝石をイル汗国に売っていると報告するムソン。
スンニャンは民に還元させるために、三公に代金を支払っている。スンニャンの意思を尊重し、民に施すという三公。
偽密書
ワン・ユからスンニャンへの密書を手に入れたというコルタ。それを見たタファンは、この事実を誰にも言うなとしか言わず、手紙を燃やしてしまう。
そこにスンニャンがやって来る。スンニャンをきつく抱きしめ、自分のそばに居てくれることがありがたく幸せだと言う。そして、何も言うなとも言う。
けれどその密書はヨム・ビョンスの策略だった。タンギセとともにほくそ笑んでいると、そこにメバクの首領がやって来る。自分を一度助けてくれと、タンギセ。首領が書いたものを見て、顔を歪める。
タファン狂乱
5年後、躓いたアユを引き起こすマハ。そのことの礼を言うスンニャンだったが、敬語でないことを指摘した上、肩に手を置いたスンニャンの手を払う。明らかに敵対意識を持っているようだ。親の敵だと皇太后が刷り込んでいたためだ。
遠征軍の大敗の知らせに狂乱状態のタファン。大明殿ではぺガンが敗戦の将をいたわっている。酔った状態でやって来たタファンは、スンニャンに小言は言うなと言う。
敗将の顔を掴んだあと、ぺガンに対して、こいつは大きな失態をしたという。そして、タルタルの剣を抜くと同時に敗将の首を斬る。
返り血を浴びた顔で、『こいつが、私の酒の味をまずくさせた。恐れ多くも皇帝の気分を害させるとは、死んで当然ではないか』と、笑い始めるタファン。
さらに、『そうじゃないか、貴妃?』と、タファン。
『陛下!』と、涙目のスンニャン。
奇皇后 第43話1/3へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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