ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)
の第47話感想&あらすじ2/3です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
奇皇后あらすじ
確執
剣を掲げ馬を駆り天下を征服する強力な皇帝になれと、アユシリタラに説くタファン。けれど、アユシリタラは母からは弱者を保護し徳を施せと教えられたという。
力があればそうできるのだと言うタファン。高麗などの周辺国が虎視眈々狙っているとも言う。高麗は母の国ではないかと、アユシリタラ。
母がそういったのかとタファン。『内人達がそう言いました。皇帝になれば高麗のためにも・・・』と、アユ。
『太子!二度と私の前で、その高麗という言葉を口にするな。おまえは私の子だ。わかったか!』と、タファン。
タファンの剣幕な態度を怖がったアユは、入ってきたスンニャンに抱きつく。アユを出すタファン。スンニャンはぺガンがやっていることをやめさせてくれという。
母后の役割だけをして、高麗云々をいわないでくれと、タファン。陛下も私を高麗人と見ていたのだと、スンニャン。おまえが国のことに関わると騒がしくなるから、アユのためにもおとなしくしていろと、タファン。
ぺガンだけがこの国のためになっているのではない、自分もこの国のために誰よりもと言うスンニャン。言葉を途中で遮り、それならワン・ユをかばわず殺すべきだった、これ以上、国事に関与するなと、タファン。無言で去るスンニャン。
異民族排斥
メバクの首領は、ヨム・ビョンス達にぺガンと会えと書を渡す。その後、メバクの首領が仮面を取る。その正体はコルタだった。補佐の者も護衛武士だ。皇帝の気持ちが貴妃から離れているのでぺガンを選択したのだ。
誰が権力を握ろうと関係なく、そのうちに金で権力を支配する日が来るかもしれないと、コルタ。
ヨム・ビョンスがぺガンのところへ行く。斬り殺そうとしたペガンだったが、メバクの書を見て一旦動きを止める。その間に、異民族の商団の資産を没収することを提案するヨム・ビョンス。異民族排除もでき一石二鳥ではないかともいう。
さらに、高麗人のせいでメバクもひどい損害を被ったから、排除してくれれば統治資金をメバクが供給するという。
気に沿わないながらも実働部隊を率いるタルタル。その様子を見て対策を立てるべくスリを呼べというワン・ユ。スンニャンとの同盟はすでに切れているともいう。
すれ違い
財産の証書を見て、ぺガンの信任を得るのも時間の問題だと、ほくそ笑むヨム・ビョンスたち。そこにタルタルがやって来て剣をかざす。邪な舌でぺガンの判断を鈍らせたと言い、切り捨てようとする。
続いてぺガンが入って来て剣をしまえという。すぐに今やっていることをやめてくれというタルタル。あいつらは国を食い物にする異民族だと、ぺガン。この国はもともと異民族が集まって作った国だと、タルタル。
民があっての国だというタルタルと、富国があってこそ民も生きるとのぺガンの考えは平行線をたどる。国を救おうと民を殺すと、言を止めないタルタルをひっぱたくペガン。
『どこで恐れもなく私に教えるのだ?』と、怒るペガン。『大丞相でなく誰だろうと、知らないなら学ばねばならない』と、タルタル。
剣を取ろうとするぺガンを部下が止める。『タルタル、他の人は知らないが、おまえがオレに逆らっては駄目だ』と、ペガン。
捕縛した商人たちの顔に烙印を押すタルタル。殺すのではないがそれにより、二度と元で商売ができなくなる。止めに入るスンニャンだったが、そのスンニャンをさらに止めるタルタル。
場所を移し二人で話す。ぺガンの暴政を防がないばかりか同調して卑怯だと、スンニャン。自分に望まれることはできないと、タルタル。できないんじゃなくてしないのでしょうと、スンニャン。
陛下の庇護がある間はだれも大丞相を揺るがすことはできないと、タルタル。だから諦めるのか?と、スンニャン。諦めではなく拒否だ、自分ができることではないから、自分ができることは・・・、『この戦いやめてください』と、タルタル。
命まで危ないという指摘にもかかわらず、最後まで戦う、誰かのように卑怯ではないからと、スンニャン。
マハと会うワン・ユ。父母が死んでいたら冥福を、生きていれば再会を祈ったとマハ。公は何を祈ったのかと問われ、おまえの祈りが叶うように祈ったというワン・ユ。そして、体調が悪そうなマハを心配する。
卒倒
皇宮内で初めてスンニャンを見つけた物干し場に行くタファン。そこから出てくるスンニャン。おもしろい物見に行かないかと誘い宮外に出る。
けれど、スンニャンの目的は、民の困窮をタファンに見せることだった。そしてペガンを批判し、ワン・ユから貰った金で民に施しをした、民の恨みが陛下に行くことを恐れたからだと言う。
そして、今からでも方針を変えてくれという。『民たちが死んでいきます。誰のための大義なのですか?』と、スンニャン。
『私は大丞相を信じる。彼の忠心と方法、その熱情がこの国を救うはずだ。だから、これ以上、私を説得しようとするな』と、タファン。スンニャンを睨むコルタ。
その帰り、タファンに民の恨みと憤怒の眼差しを見てくれというスンニャン。タファンは民の中にワン・ユを見つけ、狼狽し卒倒しつつ落馬する。
続いている暴飲により心臓に気血ができたのだと御医。幸い最も危ない状態は過ぎたが、いつ起きるかはわからないとも言う。皇太后とぺガンもやって来て心配する。
奇皇后 第47話3/3へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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