ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)
の第48話感想&あらすじ2/3です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
奇皇后あらすじ
タルタルの憂い
将帥たちと会合を開くスンニャン。どうして自分たちと?と理由を聞かれて、今まで疎遠だったからと、特に意味は無いという様子だ。そして、この様子をわざと偵察に見せている。
このスンニャンの行動は、タファンを弑逆しアユシリタラを皇位につかせる際に、ぺガンと皇太后を始末するための伏線だと見て、こちらが先に仕掛けるべきだと言う皇太后。
ペガンは、スンニャンとアユシリタラを今夜殺すことを決断し、私兵を集めるようにタルタルに命ずる。
トンマンに湯薬は自分が飲んでいて、陛下は他の御医に見てもらっていたのだというスンニャン。そこにタルタルがやって来る。外で会うスンニャン。
貴妃さまは陛下を害する人ではないと、タルタル。ぺガンがそう言ったのかとスンニャン。どうするつもりなのかと、タルタル。
どちらか一方が死ねば終わる戦いだと以前言ったではないかと、スンニャン。また、あちこちで民乱の兆しがあり、そのようにさせたのは自分たちの責任だ、罪のない民たちのためにも、このうんざりする宮中の戦いを早く終わらと続ける。
『以他為過(イタウィグァ:이타위과)』と以前と同じ言葉を口にし、わざと間違ったように見せかけて攻撃を行う計略を使っていることを見抜くタルタル。けれど、それでは半分だとも言う。
残りの半分は?と、スンニャン。私が大丞相に言ってしまえば失敗だ、陛下が目覚めていなければ、貴妃さまと太子は死を免れないとタルタル。
『今日なのですね。決起の日は』と、スンニャン。再度陛下は目覚めたのかと尋ねるタルタル。これは戦争だからと、その答えを隠すスンニャン。
全てはわかったと言うタルタル。『私もまだ師父さまを半分だけ信じます』と、全てはタルタルに委ねられていることを伝えるスンニャン。
タルタルの首に剣をかざし、『タルタル、私はこの国のためにお前を殺すことができる』と、ペガン。そして、どうして貴妃に会いに行ってきたのか?と問う。探りを入れたのだと言い、兵力が200どころではないことを伝える。
陛下は生きているようかと問うぺガンに、貴妃の様子からは読み取れなかったと、タルタル。世界を見る目は違うが心は同じだと信じている、自分の唯一の後継者だ、だから寂しい思いをするなと、ペガン。
『どうして、しきりに間違った道だけを行こうとなさるのですか?どうして、正しい道を見られないのですか?叔父上・・・』と、涙を流すタルタル。
興徳殿(フンドクチョン:흥덕전)で、どんな理由で自分を監禁しているのかと荒れるタファン。自分と太子を殺しに、今夜ぺガンがやって来る、これが謀反でなくて何でしょうか?今夜ここで見届ければわかることですと、タファンをなだめるスンニャン。
もし貴妃の言うとおりでなければ?と、タファン。感業寺(カモプサ:감업사)へ行き、生涯をそこで過ごすと、スンニャン。
ペガンの乱
御医が門の閂を外したのを確認するトンマン。そこから進入するペガンたち。再び興徳殿の前で対峙するスンニャンとペガン。
『この女を殺して、塗炭にあえぐこの国を救う!』と、ペガン。『国を救う?それなら、大丞相が自害しないと』と、スンニャン。
自分が殺すので手を出すなと言い剣を振りかざすペガン。その刹那、スンニャンは『陛下』と呼ぶ。生きて出てきたタファンに驚くペガン。貴妃を殺そうとしているのか?と、狼狽しているタファン。
剣を捨てろと、スンニャン。貴妃を殺すように小声で促すコルタ。黙れというタルタル。好きにすればいい、なんでも好きにしているではないかと、自分を殺しても構わないという素振りのスンニャン。
タファンが近づいてきて、これは一体どういうことか?と問う。結局ペガンは剣を捨て跪き、不忠な自分を殺してくれという。部下たちもそれに従う。
『逆賊ペガンを獄へ入れよ』と、スンニャン。
なりすまし
メバクの首領はタンギセたちを呼び、漢族の白蓮教徒の反乱軍に軍資金を流して助けろという。疑問を持ったタンギセ達に、最も好きな商売が戦争だと書き答える首領。
ワン・ユはメバク行首(ヘンス)の仮面を用意できるかという。彼らの弱点は首領の顔を知らないということで、なりすます計略のだ。タンギセが来ているためすぐに殺すというムソンだったが、まだダメだと答えるワン・ユ。
各支部が保有しているすべての金と穀物の物品を全て交抄(キョチョ:교초)に変えろというニセ首領ワン・ユ。理由を問うヨム・ビョンス。随時わかると答えるニセ侍従。
白蓮教徒からの連絡が来たがどうするのですか?軍資金を流すとおっしゃったではないですか?と問うタンギセ。首領の意向を聞き、すぐに中止しろと答えるニセ侍従。
スンニャンが重臣たちを大明殿に集めたと聞き、ぺガンを救うためにタファンに会いに行こうとする皇太后。そこにスンニャンがやって来て、今回の謀反を共謀したことを指摘する。
貴妃を排除するためだと言う皇太后に、ぺガンの処分が決まるまでは動いてはいけないと、蟄居を言い渡すスンニャン。
そして、自分は我慢している最中だが、それがなくなれば皇太后にどんな害が及ぶかわからないと脅迫し、トンマンとコプソルに見張らせる。
奇皇后 第48話3/3へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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