ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第5話感想&あらすじです。
主に感想をメインにあらすじをサブにして記述していきます。(けれど結局あらすじになるかも)
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第5話放送日と視聴率:2013年11月11日:視聴率:14.5% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
あらすじ
目が覚めるとタファンがそばにいない。スンニャンはあたりを探しまわる。すると、あらぬ方向からタファンの声がする。タファンは逃げ出した挙句に獣用の罠に引っかかり宙吊りとなっていた。
頭に血が上ると情けない声で助けを求めるタファン。スンニャンはおもむろにつなを切り、わざと地面に落とす。そして、タファンを縛って連行する。
逃げないというタファン。急に真顔になり、二人がこのまま開京(ケギョン:개경)へ行けば死ぬという。その言葉を信じないと、スンニャン。タンギセが待ち構えているというタファンだったが、スンニャンは高麗王が守ってくれるという。
『わたしが信じる人は、ただあの方だけです。太弟邸下(テジェチョハ:タファンのこと)を弑逆しようとした者は高麗の軍ではなく元軍だと明らかにしてください。そうすれば、すべてのことが解決するはずです』と、スンニャン。
駄々をこねるタファンに、山中で一番弱いのはアナタで、日が暮れると獣たちに襲われると脅しをかけるスンニャン。開き直っていたタファンだったが、蛇を見て、一目散にその場を離れる。
ヨム・ビョンス
裏切り者のヨム・ビョンスは似顔絵を描かせ、元軍の重臣がいる中、執事の制止を振り切りワン・ゴに見せに行く。その絵に描かれている者の名前がスンニャンであると知り、絶対に捕まえろとの命令を下す。
タンギセとタプジャヘは犬を使って二人の捜索を開始する。雨が降り始めると、ペガンは天の助けだと喜ぶ。
相変わらずのタファンだったが、スンニャンは捕らえられた他の者のことも考えろという。
ワン・ユは捜索に出かける途中ワン・ゴに出くわす。敢えて顔を見せずに下の者のように振る舞う。そして、彼らに捕縛されたキ・ジャオを目にする。そのことで、タファンに何かあったことを確信する。
ワン・ゴは一介の兵のヨム・ビョンスを将軍と呼び持ち上げる。今後うまく事が運べば将軍にするという。ヨム・ビョンスは主上殿下(チュサンチョナ:王のこと)と呼び、ワン・ゴを持ち上げる。
チェ・ムソンはキ・ジャオの奪還に行くが鍵が見当たらずに助け出すことができなかった。それでも、スンニャンがタファンを連れて逃げていることを聞く。
ワン・ゴはヨム・ビョンスに目と耳と口をふさげという。ワン・ゴはタファンを殺した首謀者に仕立てるのだという。『高麗の武将として恥ずかしくないのか?』と、国を裏切るヨム・ビョンスを責めるキ・ジャオ。
けれど、ヨム・ビョンスの言い分は高麗が自分たちを裏切ったというものだった。父の戦死に始まり母兄弟と相次いで不幸になったことを告げ怒るヨム・ビョンス。そして、焼きごてをキ・ジャオにあてる。
捜索
『二人ここで隠れて暮らそう』と、タファン。しばらくすれば自分が皇帝になると。褒美や位を授けるというタファンだったが、なびかないスンヤン。
高麗がおまえに自分以上の富貴栄華を与えられるかといった時にスンニャンが振り返ったため、なびいたと思うタファン。けれど、スンニャンは猿ぐつわをして口をふさぐ。
タンギセに諦めろというペガンだったが、タンギセは諦めるということを知らないと答える。ワン・ユの一行はスンニャンの矢を見つける。必ず助けると心のなかで誓うワン・ユ。
就寝前、自分のために命をかける者がいないことに嘆く。そして高麗王を羨ましがる。『どうしてわたしにはあのような部下がいないのか・・・』と。
スンニャンは父を思う。そして、ペガンに受けた矢キズを治療する。そのとき、タファンが寝ぼけておきたため、焦るスンニャン。タファンはヨンチョルへの復讐を誓っていた。
絶体絶命
タンギセにスンニャンたちの逃げる形跡をが見つかってしまう。彼は状況を読むことに秀でている。スンニャンが怪我をしていること、女のような歩幅だということまで読み、そう遠くには逃げていないという。そして犬を放つ。
ついに追い詰められる二人。そこにいては危ないからこちらに来いというタンギセ。覚悟を決めたタファンは3つ数えろとスンニャンに言い、それを合図に反対側の崖面に飛び移る。けれど、結局川へと落下してしまう。
その様子をワン・ユも見ていた。『一体高麗の地で何をするのだ!』と、タンギセたちに叫ぶワン・ユ。
鼓動
元では幼い皇帝が崩御する。これでタファンが皇位を継承するのだが、ヨンチョルが直接高麗に行ったと聞き、驚く皇太后。
タファンは何とか生きていた。けれど危険な状態だったため、スンニャンは自分の体温でタファンを温める。意識が戻り、やけに心臓の鼓動が高まるのを感じるタファン。『こいつは間違いなく男なのに』と、心のなかでうろたえるタファン。
意識が戻ったことを確認し、抱きつくスンニャン。タファンは少し離れろと言い、胸にも布を巻いているのをなぜかと問う。ひょっとしてキズが広がったのかと。なんでもないというスンニャン。タファンは自分の心臓に問題が起きていると思う。
解明、けれど・・・
開京では、ワン・ゴが今回の件の首謀者としてキ・ジャオをワン・ユの前に連れてくる。見聞きや話もできないので、証人はヨム・ビョンスだというワン・ゴ。ヨム・ビョンスはキ・ジャオがタファンを弑逆した場面を2つの目でしっかりと見たという。
ワン・ユはタプジャヘにキ・ジャオに会ったことがあるかと問う。そして、ムソンがキ・ジャオから聞いたとおり、右手にキ・ジャオの歯形があるはずだという。そして、たしかにその歯形を確認する。
これで、彼らがタファンを殺した首謀者だと明らかにできた。けれど、丞相ヨンチョルが到着したことで、追求ができなくなる。タファンの死体を持って元に去れというヨンチョル。
ヨンチョルは自分にとってはタファンが高麗で死んだことが重要だという。これでお前を大逆罪に問えると。ここは高麗の地だというワン・ユだったが、この王宮内で誰が力を握っているのかと、ヨンチョル問われる。
すでに禁衛営(クミヨン:금위영)は押さえられており、王宮の実権はヨンチョルのものになっていた。
タルタルは皇帝が崩御したのだろうと、ペガンに伝える。ペガンもまたそうだろうという。
軟禁されたワン・ユはヨンチョルを殺すという。自分たちの命を投げ打ってそれを止めるパン・シヌとチェ・ムソン。力なく涙するしかないワン・ユ。
女だと?
開京(ケギョン)の街に到着するスンニャンとタファン。そこで、ヨム・ビョンスを見て、彼が裏切ったことに気づく。そして一旦、巫堂に隠れる。そこでスンニャンが倒れる。
タファンはスンニャンの弓と引き換えに膏薬を得ようとする。けれどそれがムリだとわかると、膏薬を盗む。追いかけられる途中にチョムバギがタファンを見つけ、なんとかスンニャンと合流する。
チョムバギは医員を呼びスンニャンを治療させる。口止めを確認した際に医員から、スンニャンは女だと聞かされ驚く。
看病をするタファン。体調が悪かったのに自分を世話していたスンニャンを思い出し、自らを悪いやつだと罵るタファン。
そして、『スンニャン、お前はきっと違うというだろうが、おまえは最初の部下だ。そして、世界で一人しかいない唯一の友だ』という。
目が覚めるスンニャン。チョムバギがおまえは女なのだなと言うと、お願いだから黙っておいてくれと言う。
打開策
スンニャンはワン・ユのことを問う。王宮内はよくわからないが、開京のいたるところは元軍が制圧しており、チンピラを集めてもなかに入ることは難しいと答えるチョムバギ。
どうしてもタファンが生きていることをワン・ユに伝えなければならないスンニャンは、妙な臭いに気づく。さっき、チョムバギが糞を漏らしたままだったため臭いがしていたのだ。それをヒントに、ヨム・ビョンスを利用したある作戦を思いつくスンニャン。
スンニャンは棺桶と塩と強烈な匂いを放つ魚醤を用意する。そして、タファンを棺桶に寝かせ塩を敷き詰め、その上から魚醤をかける。この臭いがあなたを生かすのだ、勝つための戦いだと言うスンニャン。
苦しむタファンの手を握り、王宮に入ったら、あなたを殺そうとしたのは高麗軍ではなく元軍だということを必ず証してくださいと、タファンに告げるスンニャン。
次にスンニャンはヨム・ビョンスに会いに行く。自分の時代がやってくると意気揚々のヨム・ビョンスだったが、スンニャンの姿を見て驚く。
奇皇后 第6話へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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