ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第7話感想&あらすじ前半です。
主に感想をメインにあらすじをサブにして記述していきます。(けれど結局あらすじになるかも)
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第7話放送日と視聴率:2013年11月18日:視聴率:15.5% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
訂正事項
まずは大きな訂正事項があります。ドラマ内でタファンがタナシルリを庭に誘ったシーンで、『亡き母』と言っていました。今の今まで皇太后が母だと思っていたのですが、よくよく歴史を調べると違っていることが判明しました(汗)
皇太后ブダシリは、先帝文宗の正室なのですが、この文宗はタファンの父ではなく叔父でした。タファンの父は先々帝の明宗でした。そのため、皇太后ブダシリは、タファンとは血のつながりのない叔母ということになります。
ちなみに、すぐに崩御したタファンの弟・寧宗はタファンとは異母兄弟で正室の子です。タファンは長男ですがテュルク系遊牧民族カルルク族の族長の娘です。
勉強不足がもろに出てしまいました(汗)。朝鮮王朝が専門なのでと言い訳をしておきます(笑)
※この訂正はすでに修正しています。
あらすじ
タンギセに正体を暴かれたスンニャンは彼を殴る。 タンギセはヨム・ビョンスに命じてスンニャンに女の服を着させ化粧も施させる。その姿を見たタンギセは、一瞬でスンニャンに心を奪われ、目と鼻と口の線の美しさを称賛する。
『わたしをどうする考えだ?』と、スンニャン。 燕京につけば、お前を妾にするというタンギセ。その会話に幕の外で聞き耳を立てていたヨム・ビョンスは思わず口をふさぐ。
タンギセは怖いのかと問う。スンニャンはお前などひとつも怖くないと言い、彼の父で大丞相のヨンチョルのことを引き合いに出す。 そして、その後ろ盾がないお前など誰が怖れるかという。
タンギせは怒り酒瓶を床にたたきつけ割る。それこそがスンニャンの思惑だった。殺してやるというタンギセに、お前の妾になるくらいならむしろ殺せと挑発するスンニャン。スンニャンを殴るタンギセ。スンニャンはその隙に破片を手にする。
一方のヨム・ビョンスはスンニャンがタンギセの女にでもなれば、自分に災いが起きると焦っている。そこで、ワン・ユの元へ行き、スンニャンが女であることを伝え、タンギセに陵辱される目前だと伝える。
スンニャンは抵抗し弩をタンギセに向ける。けれど、タンギセにワン・ユも死ぬぞと言われて躊躇し、ついには抑えこまれてしまう。そこにワン・ユが入ってきてタンギセを殴り気絶させる。
とどめを刺そうとするワン・ユを止めるスンニャン。自分の母の敵でもあるが、ここではダメだと言い体にしがみついてワン・ユを止める。
『ついて来い。お前をここから出してやる』と、スンニャンの手を引幕を出るワン・ユ。けれど、すでに幕は元軍に囲まれていた。ワン・ゴもまたスンニャンが女ということに驚く。
パク・ブラはスンニャンを救いヨム・ビョンスを倒すと言い、パン・シヌはワン・ユが心配であとを追ってきたという。そこに、偵察に行っていたチョムバギが戻ってくる。ふたりとも殺されそうだというチョムバギ。パン・シヌは火を放って救おうと提案する。
男でも辛いことを女の身でと、自分をここまで引いてきてくれたことに、済まない気持ちでいっぱいのワン・ユ。
『これまで殿下を騙していました。失望されましたか?』と、語りかけるスンニャン。『失望とは、とんでもない』と、答えるワン・ユ。
『わたしが女でも変わることはありません。以前と同様、殿下にお仕えします』と、スンニャン。感極まり答えることができないワン・ユ。
火を放ち陣を混乱に陥れた4人だったが、相次いで捕まってしまう。
大都(燕京)
大都ではヨンチョルが皇太后に大礼日(婚礼)の日取りを勝手に決め封書を渡している。それはこちらの管轄だという皇太后。国の行事は朝廷に任せてはどうかというヨンチョル。大きな越権行為に『大丞相!』と、強い口調で言う皇太后。
一つため息をつき、タナシルリには皇宮教育を受けさせなければならないと、矛先を変える皇太后。自分の娘は不足が大きいため、当然そうするべきだと言うヨンチョル。譲歩すべきところはわきまえている。
タナシルリは奔放な性格だ。宦官で太監(テガン)のトンマンに起こされても不平を言いまだ寝ようとする。トンマンは皇太后よりは早く起きなければならないというが、気にもとめない様子だ。(※朝鮮半島の大監は『太』という字ではなくて『大』という字。差に注意)
内命婦(ネミョンブ:내명부)の最高位に付くのにと言い訳をするが、最高位は皇太后だと尚宮にたしなめられる。そして、結局は叩き起こされる。
歩き方、食事の仕方も正されるタナシルリ。内訓の暗唱は流暢にこなすかに見えたが、それもまた完全ではなく、トンマンに言えなかった部分を諳んじられる。教科書を破り、自分を叩けと言い出す始末だ。
※内訓は朝鮮王朝のものではないのだが、中国のサイトで調べても成立は1404年で明の時代。時代考証が50年ほど合っていない。元の時代にもあったのか?今のところ中国のサイトを見ても確認できていない。
タファンは教育の様子を聞いて大笑いだ。本当に叩けといったのかと。タナシルリが諦めることに干し柿をかけるというタファン。
そんなタナシルリの元を訪れる皇太后。『聞いたところ皇后教育が辛いという』と、皇太后。正直なところ簡単ではないと答えるタナシルリ。国母の座につくのだから当然難しいという皇太后。
それならば、自分がここの主人になったあかつきには、皇太后が作った内命婦(ネミョンブ)の法度を変えるというタナシルリ。どちらも引かないまま笑みを浮かべつつやりあう二人。
皇太后は、どうやらあのブツを用意しなければならないと、尚宮に伝える。誰が本当の主人かを思い知らせると!
奇皇后 第7話後半へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント