最後にユンソンの部屋を見ていきたいと、キム・ホン。
そして、昔のことを思い出す。
ユンソンとヨンが衣服を取り替えていたときのことだ。
どうやら観相はその時に見られたようで、観相師の見立て通りの結果となった。
ユンソンが残していた短筒で自害するキム・ホン。
母の陵へ行くヨン。
目の明るい王になってくれたらいいと言っていた母を思い出す。
はい、肝に、より肝に銘じます、必ず見守っていてください、母上と、心のなかでつぶやくヨン。
ラオンは今回の功により、これまでのすべての罪を赦免されることとなる。
世子嬪(セジャビン:세자빈)の座から退くことを王に願い出るハヨン。
そうすれば、残りの人生は一人で生きていかねばならないが、自分に気持ちのないヨンの荷物となることを是としなかったのだ。
結局、ハヨンの幸せを願う王の英断で、婚姻自体が無かったこととして扱われ、ハヨンは自由の身となる。
1年後、ヨンは王となっていた。
立ち位置からしてチョン・ヤギョンは領議政(ヨンイジョン:영의정)だろう。
階段に座るヨンに対して、どうして御座に座らないのですかと問うチョン・ヤギョン。
今後ずっとこうする、民たちと私の間に高低、そなた達との距離、そのすべてのものから、一段近づきたいという気持ちを分かってくれるよう願うと、ヨン。
ト・ギたちは、女人のような新人内官を見つけデジャヴを感じる。
チョン若様はミョンウン公主にプロポーズ。
駙馬(プマ:부마)になると出世の道も絶たれるが、愛に生きるのだ。
市井に出て民生を感じている王。
そんなヨンを眺めているホン・ギョンネとピョンヨン。
烘雲拓月(ホンウンタグォル:홍운탁월)という言葉をご存知ですか?と、ピョンヨン。
雲を描いて月明かりを輝かせる、そんな意味ではないのか?と、ホン・ギョンネ。
一人で輝く太陽ではなく、民の間にいてこそ輝く月明かりのような君主、殿下はそんな方のようですと、ピョンヨン。
それで、殿下のために、雲として残る?そういうことか?と、ホン・ギョンネ。
ラオンが営む書房。
ヨンの似顔絵が表紙の『雲が描いた月明かり』を並べるラオン。
その書をおもむろに手に取り・・・不朽の名作を書くと顔も見せないとは、これはなんだ?と、ヨン。
受け入れてください、殿下、表紙により販売量がさくっと変わるので、仕方ありませんでしたと、ラオン。
ラオンに顔を近づけ・・・私はきっと対価を受けるぞ!と、ヨン。
唇を押さえ・・・ここで?と、ラオン。
どんなことを考えてるんだ?え?書籍一冊あたり一銭、むやみに描く美貌じゃないではないか?と、ヨン。
呆れ気味で立ち去ろうとするラオン。
ラオン!と言って追いかけるヨン。
コスモス畑。
『雲が描いた月明かり』だと?どんな内容なのだ?と、ヨン。
遠い遠い国に、花のように美しい世子邸下がいらしたのですが、たとえば世間知らずで、多少性情が偏屈な?と、ラオン。
龍顔を無断使用するにも足りず、もう私生活まで?と、ヨン。
最後までお聞きください、そんな世子が、あれこれと経験して、世にまたとない聖君に生まれ変わる、そんな内容ですと、ラオン。
お前の願いも含めたのか?と、ヨン。
いいえ、邸下がお作りになる世を、私がほんのちょっと覗いただけですと、ラオン。
ラオンの手を取り・・・お前が誰なのだ?と、ヨン。
殿下が作って行かれる国の、その最初の民ですか?と、ラオン。
違うぞ!という表情のヨン。
どうしてだか内官の姿で殿下に行った最初の情人?と、ラオン。
まだ違うという様子のヨン。
それなら、私が誰ですか?と、ラオン。
お前は、私の世をいっぱいに満たすラオン(楽しさ)だと、ヨン。
そして、ラオンにキスをする。
雲が描いた月明かり おしまい
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
あー終わりました。
久しぶりに次は❔って楽しむことができ、毎週癒されました❤
ラブストーリーは、切なくてハッピーエンドが私好みです❗
あらすじ団様、今回もあらすじありがとうございました❗
追伸、この秋は、話題のドラマ多いので又利用させて頂くので、体を大事にして頑張ってくださいませ❗
ハッピーエンドかな?パート2が放送されない韓国だし、視聴率が20%越えでよかったです。日本の田舎にいてもリアル放送でドラマが見られるし、語学力不足は当サイトを頼りに勉強します。
観相シーンで子供のヨンはセジャをかわったことをユンソンになんと言ってるのでしょう。入れ替わったことをキム・ホンは知っていたようにみていたのですが、衣装の丸に鶴がアップシーンをそうみてたのですが、セリフにないところを訳するのは難しいですよね。男性目線の直訳ですが、ウリですもの、
次は、嫉妬の化身ですね。男性乳がんの設定で役者ぞろいでおもしろくてはまってます。どう最後をまとめるのか?
ここはとても解釈が難しいところです。
まず、第2話で観相師は、世子は短命で、殿上童で鶴の頭巾をかぶった子が『聖君の相』だと言いました。
このときは世子ヨンが短命で、ユンソンが聖君になりえると聞かされ、キム・ホンが観相師に怒りを露わにします。
世子が短命だなどと言えばそれは謀反を犯すのに匹敵する罪だからです。
第2話での描写ではユンソンが鶴の頭巾をかぶっていましたが、観相師は頭巾を取り変える前の二人の観相を読んだのでしょう。
最終回の子供時代の二人の会話。
その前に、頭巾を取り替える二人。
ユンソン:私が袞龍袍(コンリョンポ:곤룡포)を着たとして世子になりますか?
ヨン:いや、服を変えたとして、そうなることはないさ、けれど、その人の気持ちを理解するのはたやすくないか?
ユンソン:私の服を着られたときに、どんなお気持ちになられましたか?
ヨン:ん~、ユンソン、お前の服も、私の袞龍袍ほどに重いな。(家門を背負っているという意)
死ぬ前に鶴の頭巾のことを思い出したキム・ホン。
8年前、鶴の頭巾はユンソンがかぶっていたので、家門の百年の計を実行に移せると思っていたのか?
それとも、その時からユンソンが短命になると知っており、ついにこの日が来たと思ったのか?
前者だとして、今になって鶴の頭巾の持ち主がユンソンではなくヨンだったと気づいたのか?
結論は一つなのですが、キム・ホンの思考の過程は断定できないかなと思います。
さっそくのお返事ありがとうございます。実は23日日曜日に年に1回しかない資格試験があり、このサイトを見ないようにしてました。無事試験も終わり、ドラマをリピートして韓国語の勉強をしたいと思います。
ヨンのセリフの意味がわかりました。ありがとうございます。
鶴の頭巾が聞き取れていないので、ユンソンとヨンを子供時代にとりかえたのか?それが妃が死んだ理由?とか思ってました。
キム・ホンは(おバカを演じていた)ヨンを王の器でないと考えていたとか、韓国ドラマはセットなど細かいことはケンチャナヨーだけど脚本の心理描写は個人で考えてねーみたいです。
短時間に早々にあらすじを書いてくださり、ありがとうございました。
色々と真相が明らかになるのに、字幕なしではよく分からず、もどかしかったです。
ラオンの書房でのユーモラスな会話も(笑いどころとは知らず)ただ観てました。(^^;)
너무나 감하합니다.
初めまして!韓国ドラマを見るために独学で勉強しています。いつも助けてもらっています。ドラマを聞き取りながら勉強してるのですが、18話の前半でチョンヤギョンが「毒は薬の注がれた器の面に塗られていました」で、독은 ?묻어있었습니다.器の面は그릇면?注がれたは、붓다が?もしよかったら教えて下さい。最後の場面でラオンが世子様の性格がケッパク?ここは音を頼りに探してたのですがここで偏屈だと訳してあったので괴팍하다を見つけられてスッキリしました!これからもよろしくお願いします。
チョン・ヤギョンがヨンに説明したシーンでしょうか?
そこのセリフは以下のとおりです。
『독은 약사발의 겉면에 묻어 있었습니다』
「약사발」は「薬鉢」、「겉면」は表面、読みは「コンミョン」なので、音から辞書をひくのは難しいですね!
ありがとうございました。KBSで直接見たら字幕が出るのでしょうが、録画の方法が解らないので!약사발や겉면!勉強になりました。スッキリしました。また解らない時はコメントさせてもらうと助かります。迷惑でなかったらよろしくお願いします。キムユジョンさんのこれからの成長が楽しみです。彼女のラオンはとても新鮮でキュートで楽しませてもらいました。次は「青い海の伝説」を期待して待ってます!