キム・ジェジュン、ユイ主演KBS水木ドラマ
マンホール ー ふしぎの国のピル(メンホル ー イサンハン ナラエ ピル:맨홀 – 이상한 나라의 필)
の第1話・第2話視聴感想(あらすじ含む)です。
マンホール ー ふしぎの国のピル 作品データ
- 韓国KBSで2017年8月9日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:イ・ジェゴン(이재곤)
- 演出:パク・マニョン(박만영)『甘い秘密』、ユ・ヨンウン(유영은)『推理の女王(サブ)』『太陽の末裔(サブ)』
- あらすじ:主人公が一週間後予告された結婚を阻むためにタイムスリップをして、過去と現在を行き来する過程を興味深く描いたストーリー。
マンホール ー ふしぎの国のピル 第1話・第2話視聴感想(あらすじ含む)
第1話と第2話を視聴しました。
とりあえず第1話を見て・・・これは盛大にやらかしてるぞ・・・と思ったら、案の定、視聴率は3.1%。
第2話もテイストが似ている上に、もともと2話目というのは凹みがちということで2.8%。
見事に連続で愛国家視聴率を獲得しましたね。
視聴率グラフはこちら → 韓国ドラマランキング
特に第2話は、同時間帯のケーブル系ドラマtvNの『クリミナル・マインド』に0.5%以上の差を付けられているという屈辱的な結果でした。
『いやいやまだ初週だから』と言いたいところですが、初っ端からこれでは立ち直ることはできないでしょう。
2.8%という数値は、歴代ワースト8位タイの数値。
近年では2013年12月11日に、チャン・グンソク主演の『きれいな男』第7話が2.9%を記録。
その後、2014年3月10日にユン・ゲサン主演の『太陽がいっぱい』が2.6%、2.5%、2.3%、2.2%を記録。
2.6%の時に2008年以降の歴代ワースト5位の低視聴率でした。
また、2.2%は区間を区切らず歴代ワースト3位でした。
残念ながら『マンホール』は、このような低視聴率ドラマに比肩する数字を叩き出しています。
唯一の救いは、『太陽がいっぱい』のときのように裏ドラマが強力でないこと。
『太陽がいっぱい』は高視聴率爆走中の『奇皇后(キ・ファンフ:기황후)』の終盤とぶつかっていたため、2%台から抜け出せなかったのです。
けれど、『マンホール』の裏は12%程度なので、そう考えると上昇の余地があるといえます。
低視聴率の原因は?
今年の夏ドラマはどれも小粒。
例年、夏と冬には大きく予算を割いてクオリティーの高いドラマを作成するのだけれど、今年は各局共にわざとそうしていない感があります。
不況から予算が少なく、大型作品を制作しないカルテルでも組んでいるかのよう。
その為どの作品も、強力な作品に叩きつけられる可能性が低く首位になるチャンスが有るともいえます。
なのにこの有様。
そもそも企画がいけてません。
第1話で3%台ということは、そもそも視聴してみたいと思う人がほとんどいないという状況。
地上波なんて、ただテレビのスイッチを付けているだけでも3%ほどは視聴率が獲得できるのだけど・・・。
だから、結果が物語っているんです。
企画自体がダメだということを。
また、ジェジュン演じるピルだけでなく、他の登場人物もおバカばかりだし、演出がおちゃらけているので、視聴の冥利がないというかなんというか・・・。
ひょっとすると、ターゲットが幼稚園から小学生なのかも?と思えるほど稚拙です。
もちろん、お気楽視聴には最適なので、暇な時に視聴するなら楽しめるかもしれません。
いずれにせよ、兵役明けのジェジュンを楽しみにしていたファンの皆さんには、残念でしたとしか言いようがありません。
僕も個人的にかなり残念です。
もっと作品性のあるドラマを選んでほしかった。
今回はババを引いてしまったということでしょう。
作品がイケてないと、いくら俳優が頑張ってもどうにもならないので、今後も浮上することはないものと思われます。
演出的に気になったことを1点。
タイムスリップ後に出てきたドイツ語教師をゲシュタポと呼んでいましたね。
あれは完全にアウトです。
ヨーロッパでは100%受け入れられません。
ジェジュンの作品は必然的に海外に多く輸出されるはずなのに、ナチス関連の用語をぶっこむなんて!
制作陣にリテラシーがないのでしょうね~。
良い作品ならレビューを書こうかなと思っていましたが、視聴だけに留めるつもりです。
最近こんなのばっかだな~。
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
ジェジュンでも惨敗するんですね!?異次元移動ドラマが続いて食傷気味ですが、キムナムギルがめちゃ面白いんですよね、「名不虚伝」。ストーリー展開がどのようなのかまだ分かりませんが、彼のとぼけた演技を吹き出しながら視聴中です!
ジェジュンは主役となってからの作品で、数字を獲得しているものがないんですよね~。
それは置いといて、おすすめの『名不虚伝』、むちゃくちゃ面白いですね。
最初はシリアスな史劇なのかと思っていたけど、蓋を開けてみるとドタバタのラブコメのよう。
60分集中して楽しめる作品はトッケビ以来です。
キャストページを作らなければ!