皿洗いをすしているヨンオクの指に、おもむろに指輪をはめるチャン・ジョンシク。
狂ったやつ!あんたがいま正気なの?自分の子が死にそうなのに、そんな母親にすることなの!と、ヨンオク。
チュニョンに会いに行く時にはめていけ、チュニョンがオレにお前を頼んだんだ、チュニョンを安心させろと、チャン・ジョンシク。
号泣するヨンオク。
収監されているチョンウンに面会に行くチテ。
全く反省せずに復讐するなどと言っていおるチョンウン。
オレがお前に揺れたことがあったって、信じるか?こんな子がオレの彼女なら、すごく楽しく幸せだろう、そんな瞬間があったと言えば、お前信じるか?と、チテ。
学生の頃、英語を教えてやるとチョンウンが言い出した時、チテはそう思っていたようだ。
そうだな、お前が持つ力なら避けることはできるけど、避けずに罪の対価を払って出てこい、待っているよと、チテ。
どういう意味よ!と、チョンウン。
そしてその時になってまた話そう、お前が永遠に回復不可能なのか、それでもホコリほどの希望があるのか、希望があるなら、オレがそばに居てやろうと・・・また来るよと、チテ。
来ないで、二度とこないで、死ぬまで来ないで、再び私の目の前に来てみなさいよ、殺してやるから!と、号泣するチョンウン。
ヨンオクがチュニョンに会いにやって来る。
誰ですか?何の用で来られたのですか?何か売りに来られたのですか?と、チュニョン。
ウルはどこに言ったの?と、ヨンオク。
市場にちょっと言ったんだけど、ウル姐さんを訪ねて来られたので?と、チュニョン。
風呂敷を握りしめるヨンオク。
料理を作ってチュニョンに食べさせるヨンオク。
戻ってきたウルは外からその様子を見る。
味がどうか、見てくれる?と、ヨンオク。
ほんとうに美味しよ、うちの母さんが作るものと完全に同じだと言い、美味しそうに食べるチュニョン。
涙ぐむヨンオク。
スプーンが止まるチュニョン。
髪の毛でも入ってた?と言い、よそい直そうとするヨンオク。
ヨンオクの手を握り・・・母さん、ゴメン、覚えてなくてと、チュニョン。
顔を洗うチュニョン。
今日はすごく綺麗だね、シン女史と、チュニョン。
お前のところに来ると美粧院に行ってきたお前に来ると、クギョンがこの服も買ってくれて、イヤリングはマノクが勝ってくれて、この指輪は、チョンシクおじさんがくれたの、あんたの母さん、プロポーズを受けたわ、チュニョンと、ヨンオク。
すごい、おめでとう、母さんと、チュニョン。
クギョンとマノクと、孝女・孝息二人もできて、老いて福が破裂したわ私がと、ヨンオク。
オレは不孝だけしたのに、あ~、刺さると、チュニョン。
いや、ウチのチュニョンも孝子だったわと、ヨンオク。
いいんだよと、チュニョン。
もともと親孝行は、三才まで可愛いことしながら、すべてするんだって・・・ウチのチュニョンはよく寝てご飯もよく食べてうんちも良くして、泣きもせずに病気もせずに、母さんさえ見れば何がそんなに良いのか、にこにこと笑ってと、ヨンオク。
あ~そんなに話すから、オレがすごくイイ奴のようじゃないか、わかったよ、チュニョンが孝行息子だったことを・・・母さん、オレが最善を尽くさなかったと思わなかったらいいな、オレ、かなり懸命に生きたよ、再び生きろと言っても、これよりさらに良く生きる自信はないよ・・・それでも母さんにはとてもゴメン、ゴメン母さん、とてもとてもゴメンと、チュニョン。
ドアを開けておくから、母さんに会いたい時はいつでもおいで、花が咲いても、あんたが来たと思うし、風が吹いても、あんたが来たと思うし、雨が降っても、あんたが来たと思うし、雪が降っても、あんたが来たと思うわ、ありがとうチュニョン、母さんの息子に来てくれてと、ヨンオク。
オレも、母さんがオレの母さんで光栄だったよと、チュニョン。
互いに涙と笑みが交錯する。
コメント
二人がかわいそうで、ロマンチックで胸が痛みましたが、かっこいい台詞が随所にありました。昔も今も財閥や権力者の簡単に〇〇するのに久し振りに見た気分です。ト書や設定を読むだけで、ウルウルでした。 アメリカや韓国でなく、日本に生まれて良かった。でも韓国ドラマは楽しいです。