ニセの刑曹正郎がオンニョ(オクニョ)を呼んでいるということで、騒然とする典獄署(チョノクソ:전옥서)の執務室。
詐欺師ではないとなんとか皆をごまかして会いに行くオンニョ(オクニョ)。
何の御用ですか?と、オンニョ(オクニョ)。
先日言わなかったか、典獄署(チョノクソ)について詳しく知りたいとと、明宗 (ミョンジョン:명종)。
オンニョ(オクニョ)は典獄署のナウリたちに迷惑がかからないのを確認し、労役のことや、それにより出来た塩を平市署(ピョンシソ)に納入しようとしていること、けれど、チョン・ナンジョンの独占が問題であることを話す。
テウォンたちも酒を飲みにやって来る。
オンニョ(オクニョ)が優男と部屋にいると聞き、機嫌が悪くなるテウォン。
一通り話を聞いた明宗は、また連絡すると言って去っていく。
その様子を遠巻きに見ているユ・ジョンフェ。
少し離れたところへオンニョ(オクニョ)を連れて行くテウォン。
さっきのあの人は誰で、しきりに会うのだ?と、テウォン。
暗行御史(アメンオサ:암행어사)だということを秘密にしろと言われていたため、言うのは難しいと、オンニョ(オクニョ)。
また、怒っているとテウォンにツッコミを入れる。
よくないことが会ってとごまかすテウォン。
スングムに麝香を用意してもらうチョングム。
臭いを確認すると臭い。
女には臭く男にはいい匂いということだ。
これでユン・ウォニョンを落とそうとしているのだ。
けれど、実際に懐にしまいユン・ウォニョンの前に出ると、臭いので洗って来いと言われる始末。
入れ替わりでナンジョンがやって来て、テウォンにどうして会ったのかと問い詰め始める。
父親が息子に会うというのに何がどう重要なのだ?と、ユン・ウォニョン。
仇と思っているテウォンを収めるということは私を捨てるということだ、本当にシネと私を捨てるつもりですか?と、ナンジョン。
話しにならないことを言うな、どうして捨てる?私はただダメな父親として出来なかったことをしたいだけだと、ユン・ウォニョン。
それで塩の納入を公平にしろと指示したのですか?私があいつをぐちゃぐちゃと噛んでやりますと、ナンジョン。
明宗 (ミョンジョン)が巡視に来るということで蜂の巣をつついた様子の平市署(ピョンシソ)。
市場で度量の詐欺を行う商売人が居ると聞いたと、明宗。
升の底上げをしていることなどを説明する主簿。
また、塩の入札についても説明する。
トンチャンは、他の商団の納入価格を調べ上げろとの司令を受け、マンスとマノクをさらったあと、チョンドゥンにテウォン側の納入価格を調べろと告げる。
自分の方式通りするから子どもたちを放してくれと、チョンドゥン。
また策を弄してるんじゃないだろうな?と、トンチャン。
オレが策を弄してたら、ヒョンニムは黙っていますか?オレはバカじゃありませんと、チョンドゥン。
松坡の商団の納入価格は、ファン・ギョハが妓房(キバン:기방)で耳にしたため、テウォンたちが調べるまでもなかった。
松坡は6両だとソジョンから聞くテウォン。
その後いつもの面々との打ち合わせに行く。
チョン・ナンジョンたちの納入価格は今回は違うはずだと、オンニョ(オクニョ)。
自分たちはナンジョン側が推測できない破格的な価格まで下げると、テウォン。
平市署(ピョンシソ)へ関し監督官として赴くというヤン・ドングたち。
ソン・ジホンがあっさりと送り出したため、肩透かしを食らったと感じる。
トチが入札価格を描いた書簡と塩を持って先に出発する。
それをチョンドゥンたちが盗んだことで、トンチャンはナンジョンたちに報告する。
テウォンたちの入札価格は3両だった。
何としてでもテウォンを阻みたいナンジョンは、損を承知のうえで2両90銭という破格の値段を付けることに。
入札価格が公表され、ミン・ドンジュ商団が納入商団となる。
ミン・ドンジュが納入を喜ぶ報告を入れたのも束の間、どうやら私達がユン・テウォンにやられたようだと、チョン・マッケ。
ユン・テウォンの納入価格も世に知れたので、自分たちが損害をこうむるほどに、ユン・テウォンも損失を作るはず、私達は損失はなんでもないが、ユン・テウォンとコン・ジェミョンには致命的な損失になるはずだと、ナンジョン。
けれど、むしろ数千の利益を得るとの話があると、チョン・マッケ。
テウォンたちは皆晴れやかな顔をしている。
明宗からの助言で、平市署の競合は避けることにしたのだった。
それよりも利益を得られる方法を教えてやるオンニョ(オクニョ)に告げる明宗。
国で生産する貢鹽盆(コンヨムブン:공염분)の生産量が少なくいて軍営への塩が足りないため、納入できるようにしてやるとの事だった。
ナンジョンたちは罠にはめられたことを悟り、苦虫を潰す。
トンチャンをひっぱたくミン・ドンジュ。
テウォンへの怒りで憤怒の炎を燃やすナンジョン。
獄中花 第19話あらすじ に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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