新ドラマがスタートしたということで、キム・ヘス&チュ・ジフン主演のOCN制作韓国ドラマハイエナ(하이에나)を視聴してみました。
継続視聴は微妙ですが、ひとまず第1話の視聴感想(あらすじ含む)を。
ハイエナ 作品データ
- SBSで2020年2月21日から放送のドラマ
- 脚本:キム・ルリ(김루리)
- 演出:チャン・テユ(장태유)「星から来たあなた」「根の深い木」
- あらすじ:頭の中には法律を、胸の中には金を抱いたクソ弁護士たちの、噛みつき裂くハイエナ式生存記を描いたドラマ。
ハイエナ 第1話視聴感想(あらすじ含む)
キム・ヘス&チュ・ジフン主演と、なかなか豪華なラインナップ。
しかも、星から来たあなた(ピョレソ オン クデ:별에서 온 그대)以来6年ぶりにドラマ演出を手掛けたチャン・テユ監督の作品。
また、作家は新人のキム・ルリ。
2013年SBS脚本公募展で優秀賞を受賞したのだそうで、筆力は未知数です。
最高レベルのPDが新人作家をリードして作品を作る構図なのでしょう。
ということで、とりあえず第1話を視聴してみました。
初回からいきなり10.3%の高視聴率を獲得。
SBSの金土ドラマ枠は枠として成功を収めているので、ここで展開されるドラマは無視できない状況にあります。
で、結論から言うと、継続視聴は微妙です。
もともとキム・ヘスの演技がそんなに好きではないのもあります。
個人的にはナチュラルな演技が好きなので、いかにも芝居じみた演技の彼女の癖が、長時間視聴していると辛くなってくるんです。
もちろん、その癖が相乗効果になってヒットする作品もありますよね。
ひょっとすると今回の作品もそんな作品になる可能性が。
チュ・ジフン。
キャリアの途中でお薬事件を起こしたこともあり、どうしてもニュートラルな視線では見ることができない俳優。
そのせいでというわけではないのかもしれないけれど、一定以上の評価はされて主役で出演し続けているものの視聴率を持っている俳優ではありません。
ネットフリックスの「キングダム」は続編も発表され、それなりの成功を収めていますね(まだ視聴していない:汗)
彼もまた個人的には視聴がマストな俳優ではなく、台詞回しの拙速さが気になるイメージです。
今回の舞台は法曹界。
第1話の途中まではわからなかったものの、どちらもが弁護士です。
チュ・ジフン演じるユン・ヒジェは祖父が前大法院長、父は判事で自分は弁護士、ソウル大学法学部主席卒業で最高のローファームに勤務しているサラブレット。
ま、よくある設定です。
一方、キム・ヘス演じるチョン・グムジャは持っている唯一の武器・頭脳を使って、手段と方法を選ばず勝利にこだわり金に執着するハイエナ弁護士を演じています。
この相反する二人が、裁判で戦う姿が第1話で描かれました。
策略によりクムジャがヒジェに近づきつ有利な証拠をつかみ、訴訟を逆転に導いたのです。
チャン・テユ監督は「星から来たあなた」だけでなく「根の深い木」も手掛けた敏腕PD。
ただ、この作品に関してはデフォルメ感の強い古風な造りをしているように見受けられます。
韓国人の気質に合致すればこのままヒットするのかもしれませんが、個人的にはちょっと味が濃すぎるので、このままフェードアウトしそうです。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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