チョ・スンウ&ペ・ドゥナ主演tvN週末ドラマ
秘密の森2(ピミレ スプ 2:비밀의 숲 2)
の第1話・第2話視聴感想(あらすじ含む)です。
秘密の森2 作品データ
- 韓国tvNで2020年8月15日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:イ・スヨン(이수연) 『ライフ』『秘密の森1』
- 演出:パク・ヒョンソク(박현석) 『むやみに切なく』
- あらすじ 「沈黙を望む者、すべてが共犯だ」検·警捜査権調整最前線の対極点で再び出会った孤独な検事ファン・シモクと行動派刑事ハン・ヨジンが隠蔽された事件の真実に迫る内部秘密追跡劇
秘密の森2 第1話・第2話視聴感想(あらすじ含む)
好評だった「秘密の森・シーズン1」につづき3年ぶりにシーズン2がスタートしました。
前回に続き脚本は緻密な構成で評価の高いイ・スヨン作家が担当。
PDは変更となっています。
まずは視聴率を。
前回は3%台からスタートしてじわじわと数字を伸ばし6.568%でフィニッシュしました。
2017年頃はケーブル系でこのくらいの数字だと低い方ではなくむしろヒット作に分類されるレベルで、推理サスペンスマニアの熱狂的な支持を得ました。
今回は第1話:7.627%、第2話:6.415%と、いきなりのシーズン1超えを見せています。
それだけ、シーズン1が印象に残った作品だったということでしょう。
さて、キャストも前回と引き続き変化がありません。
シーズン2で大幅にキャストが変わるなんてことも度々ですので、チョ・スンウ&ペ・ドゥナが変わらなかったのは、ドラマの成功において非常に大きなファクターです。
今回のテーマは捜査権に絡んだ検察v.s.警察。
両者の関係は日本とは大きく異なっており、検察にも現場での捜査権があるのです。
泥臭い捜査もいとわない警察は、捜査の専門職としての矜持を持っており、一方で高偏差値集団である検察は、明らかに警察側を下に見ており、既得権となっている捜査権を手放したくない。
このような構図でせめぎあいが繰り広げられます。
そもそも職分がかぶっている韓国の制度(刑事訴訟法等)に問題が有り、韓国建国以来70年で4度も改正が試みられました。
もちろん、その都度検事側が激しく反発し、その改正は失敗に終わっています。
「検察v.s.警察」の構図だと、どうやっても警察が太刀打ちできませんよね。
前述の通り偏差値が違いますから。
もちろん、民意を巻き込むべく、警察庁情報部長兼捜査構造革新団団長チェ・ビッなどは警察の心象を良くするためにマスコミにリークしつつ情報操作を行ったりしています。
ま、同じ穴のムジナですわ~。
今回はファン・シモク検事とハン・ヨジン警監がそれぞれの立場で検警協議会に参加することとなりました。
その裏には大きな見えざる手が動いているのか?それともただの偶然なのか?
気になるところです。
また、冒頭に起きた大学生溺死事件を端に、財閥との癒着の構図などが明るみに出るのかもしれません。
いずれにしてもクオリティーの高い謎解きが繰り広げられるのは間違いなし。
第3話遺稿も要チェックですよ~。
あ、余談ですが、当サイトでは日本風に「最高検察庁」とはしておらず、直訳を重視して「大検察庁」としています。
もちろん、「最高裁判所」でもなく「大法院」となっていますのであしからず。
今のところ、キャスト情報は途中ですが、そのうちすべて埋まるはずです(ほんと?)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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