第8話
今回は違う、夜が明ければ直ちに山に入り勉強に精進すると、師任堂(サイムダン)に告げるイ・ウォンス。
無反応の師任堂(サイムダン)。
翌朝、イ・ウォンスの出発に、誰も悲しまない家族たち。
ヒョルリョンを連れて中部学堂(チュンブハクタン)に赴く師任堂(サイムダン)。
再びヒョルリョンを見つけいちゃもんを付けるフィウムダン。
もう盗人勉強はせずにここに通うと反論するヒョルリョン。
その母親が師任堂(サイムダン)だと分かり、思わず背を向けるフィウムダン。
そこにウィソン君イ・ギョムが現れる。
口も開かず通り過ぎる師任堂(サイムダン)。
教授官が私費を通じてでもヒョルリョンに勉強させたいと思っていることを知るイ・ギョム。
また慈母会(チャモフェ)が幅を利かせ、ほんとうに勉強をしたい子が機会を与えられない現状も聞かされる。
夫が詐欺にあったことで、師任堂(サイムダン)が廃妃愼氏(ペビ シンシ)の隣に住むことになったとの報告を受けるフィウムダン。
そして、輿を用意させ、生活の様子を見に行く。
山賊に囲まれるイ・ギョム。
けれど、平然として大将を呼んで来いという。
やってきた大将は、アニキ!と言ってひれ伏す。
林巨正(イム・コッチョン:임꺽정)だ。
イ・ギョムはミン・チヒョンの背後を探ってくれと頼む。
イ・ギョムとシン・ミョンファの娘の関係と、その娘が他の男と結婚して漢陽(ハニャン:한양)に来ている事を知るミン・チヒョン。
そのため、比翼堂の監視を命じる。
もう読む本がないと言って、あれこれと探しているヒョルリョンは、本の間から漢詩を見つけ、それを母に見せる。
驚き焦った師任堂(サイムダン)は、決して口にしてはならないと告げる。
その後、その書を燃やそうとするも、父が残した唯一の文字だったため、そうすることができなかった。
ソ氏夫人を先頭に、新入学の生徒を独断で決めた教授官に講義に行くチャモフェの婦人たち。
けれど、イ・ギョムがやってきて競演を提案すると、誰もそれに反対することができなくなる。
食いしん坊親子・クォン氏夫人と息子登場。
その息子がフィウムダンの推薦する生徒だ。
勉強はできるが入学できない子達を後援すると言い出すイ・ギョム。
紙を見に行く師任堂(サイムダン)。
あまりの値段の高さに驚く。
師任堂(サイムダン)宅にやってくる教授官。
良い知らせと悪い知らせが有ると言い、後援のことと競演のことをヒョルリョンに告げる。
現代。
ミンソクの後輩に会いに行くチユン。
その数日前だろうか、ミンソクとも会っていた。
家族から最大限離れているのが家族のためだ、おとなしくしていてくれとのミンソクの言葉を伝言するミンソクの後輩。
ウンスが殴られて帰ってきたため、父母たちのところに怒鳴り込みに行くチョンヒ。
けれど逆に、チユンが懲戒を受けたことを知らされることに。
その後家に帰り、チユンが離婚届を持っていたのを見て発狂する。
離婚を選択したのは、家族を守ろうとしたミンソクだったが、そのことをチユンは話せなかった。
競演のことを知ったミン・チヒョン。
今回入学する予定の子は領議政(ヨンイジョン:영의정)の頼みでもあり、その家門は全羅道の穀倉地帯を持っているので、必ず入学させなければならなかった。
また、審査員の座にイ・ギョムを置くとの教旨まで下されており、イ・ギョムの影響力が中部学堂に及ぶのを阻止しなければならない。
信じて任せてほしいと、フィウムダン。
けれど、クォン氏夫人の息子は、ものすごくできの悪い子だった。
その為、有名な独先生(家庭教師)を集めて教育することに。
それでもどうにもならなかったので、教授官の一人を買収して、試験問題を入手し教え込むことに。
司馬遷の史記に記述されている項羽についての問題だった。
目的を為すことができなかったが、項羽ほどの人物は今後出現し得ないだろう・・・との回答を導き出す独先生。
やっとのことで解答を覚え、試験に望む。
試験当日。
忘れないように解答をつぶやいているクォン氏夫人の子。
けれど、イ・ギョムにお腹を突かれた時に、反射的に解答を口に出してしまう。
いぶかしがったイ・ギョムは問題に目を通す。
そして、問題が事前に漏れていたことに気づく。
一旦、その子とヒョルリョンは待機させられる。
クォン氏夫人の子は母親に食事もおやつも抜かれ殺されると言い、ヒョルリョンは食事を食べなくても通わせてほしいと母に言ったことを話す。
その二人の会話を部屋の外で聞くイ・ギョム。
改めて試験が始まる。
二人の前に箱が用意されており、それぞれの側に取ってが付いており引けるようになっている。
先に取っ手を掴んで引き開けたほうが合格だと告げるイ・ギョム。
ふたりとも互いを慮って取っ手を引っ張ることができなかった。
そこで、ふたりともそのまま脱落させるのかと、チャモフェの首長に合否を問う。
ちゃんとした試験をしてこそ決められると、フィウムダン。
御命にしたがって事前に用意した試験が漏れた事を知っているかと尋ねるイ・ギョム。
反論できなくなるフィウムダン。
こうして二人は合格となる。
その後、変な噂を聞いたと、シン氏婦人たちを焚き付けるフィウムダン。
シン氏婦人たちは師任堂(サイムダン)宅に乗り込み、絹のチマチョゴリを着て申告式をしろだの、イ・ギョムが後援しているだのと言い放って帰る。
イ・ギョムの元へ乗り込む師任堂(サイムダン)。
師任堂 光の日記(サイムダン ピチェ イルギ) 第9話・第10話視聴感想(あらすじ含む)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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