第16話
ミン教授と話すことになったチユン。
そこに、ヘジョンから、外にミン教授の弟子ムン助教がいるとの緊急のメールが入る。
同じメールを受けたサンヒョンはアシストとしてギャラリー・ソンの館長チュ・ミエの娘を向かわせる。
関係者以外出入り禁止だと書いてあると言い、ムン助教を退散させるチュ・ミエの娘。
その後、ギターケースに絵を入れて、シスターの格好をしたヘジョンが上手く脱出する。
ヘジョンはミッション成功のメールを送る。
ミン教授はRADEはチユンたちの仕業だと思っていたが、チユンもサンヒョンも知らなかった。
ミン教授は絵を入れるケースがあったので絵もあるはずだと指摘する。
そのタイミングで泥酔したナム助教が入ってきたため、出ていくチユンたち。
帰りに駅のロッカーによるチユン。
もうしばらく耐えてとの手紙とお金を入れる。
離婚しない、愛してると書かれてあった。
それを見て涙するミンソク。
朝鮮。
漢陽へ向い歩みをすすめる師任堂(サイムダン)とイ・ギョム。
釈放されるとばかり思っていたミン・チヒョンは、斬首刑の教旨が下りたことに驚愕とともに動揺する。
ミン・チヒョンを切り捨てようとする領議政(ヨンイジョン:영의정)たちは、高麗紙に関わる当事者として大罪を問い、斬刑に処して当然と進言する。
明の訳官に明語で声をかけられるイ・ウォンス。
けれど全く言葉がわからない。
漢学科の先生への届け物をわたしてくれと頼む訳官。
もちろん、イ・ウォンスは何のことやら分かっていない。
「もう少し近くに」という、知っている明語を言葉を話してみる。
それを聞いた訳官は、明語がわかるのだと思う。
また、ここは朝鮮語禁止だと告げる。
イ・ウォンスの後ろには張り紙がしてあった。
その後、渡されたものを家に持って帰ってしまう。
子供たちと話していて、師任堂(サイムダン)のことが心配になってきたイ・ウォンス。
明から絵を双幅受け取り、一方はすでに死んでいる燕山君(ヨンサングン:연산군)へということで憤る中宗(チュンジョン)。
そして、その原因を作ったミン・チヒョンの処刑を明日にしろという。
祭祀のため、母・貞顯王后(チョンヒョンワンフ:정현왕후)が眠る宣陵(선릉:ソンルン)へ赴く中宗。
そこでナム貴人に出くわす。
王室の目上の存在としてナム貴人に敬意と信頼を持っている中宗。
ナム貴人は、臣下の力が一方に傾くのはよくなく、忠臣も奸臣も取り混ぜてこそ龍床が強固になると話す。
もちろん、イ・ギョムに対する牽制のため、ミン・チヒョンを生かすためだ。
こうして、ミン・チヒョンの刑は中止となる。
今後も生き延びるには殿下に必ず必要な人にならなければと、ミン・チヒョンに告げるナム貴人。
カンヌンでフィウムダンがイ・ギョムに邪魔されたことを聞いて、復讐心をメラメラさせて剣を握り馬に乗るミン・チヒョン。
高麗紙の問題しか見えない中宗は、内禁衛将(ネグミジャン:내금위장)がイ・ギョムを探すために派兵すべきだと進言しても聞く耳を持たない。
ミン・チヒョンがイ・ギョムたちを捕捉する。
剣を交える二人。
イ・ギョムは腕を斬られ、ミン・チヒョンは頬に傷を負う。
絶体絶命となったが、師任堂(サイムダン)がイ・ギョムをかばった際に崖から転がり落ち、結果的に洞窟に身を隠すことになる。
捕盗庁(ポドチョン:포도청)で妻が失踪したと泣きを入れるイ・ウォンス。
捕卒たちも最初は適当に聞いていたが、居酒屋でおごってくれたソンビだと分かり協力することに。
ナム貴人の言葉を思い出し、イ・ギョムを探すために官軍を送ることを決断する中宗。
二人を探す追手が迫る。
けれど、イ・ウォンスたちと官軍も二人の付近まで来ていた。
師任堂(サイムダン)を先に洞窟から出させるイ・ギョム。
夢を見るんだ、時々・・・そなたと私が野原を駆けめぐり・・・色を作り・・・絵を描いていた20年前の夢を・・・昨日のことのように鮮明だ・・・その記憶だけで・・・私は一生を持ちこたえることができる・・・・・
師任堂 光の日記(サイムダン ピチェ イルギ) 第17話・第18話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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