第18話
イ・ギョムの転生がRADEのようだ。
サンヒョンとヘジョンは、贋作を暴くRADEにコンタクトをとる。
といっても、ブログを通して一方的にしかコンタクトは取れないので、RADEが動いてくれるかどうかはわからない。
互いにバイトをしているのを隠していたチユンとキム・ジョンヒだが、偶然互いにバレてしまう。
チユンのバイト先の店主はクォン氏の転生だ。
絵を奪われた事を警察に申告するサンヒョンたち。
けれど、あまり期待できそうにない。
ギャラリー・ソンの館長チュ・ミエに絵が奪われたことを報告に行くチユン。
ミン教授の連絡があるまで待てと、チュ・ミエ
本物を見て自分の持っているものが偽物だと気がつくミン教授。
ソンジングループで働く後輩キム・ソヌと合流するミンソク。
キム・ソヌはミンソクを導き入れたことをホ会長に捉まれ、追求されたあとで、連れてこいという命令を受けていた。
そのため、ドリンクに薬を仕込む。
ミンソクは知っている検事に事件の処理を頼むと話す。
少し眠ってしまったあと、食事に行くと言っていたのに、別のところを走っていることに気づくミンソク。
ソヌはバレたから帳簿を返せといい出す。
車を止めろと、ハンドルを横から掴むミンソク。
こうしてガードレールを突き破り転落する。
一方で、ギャラリー・ソンに連れて行かれるチユンたち。
ミン教授、館長、ホ会長もいる。
ミン教授は金剛山図を燃やしてしまう。
朝鮮時代。
高麗紙の競合。
紙の質は甲乙つけがたく、明の勅使ワン・ジョンチョルの提案で、それぞれが直接絵を描き、紙質を示すことに。
師任堂(サイムダン)の絵の具を溶かすアギョには酢が混ぜられており、絵の具が溶けない。
焦るさなかに心を落ち着かせ、飾ってあった山茱萸 (さんしゅゆ)の実を潰し顔料にして、梅花図を完成させる。
どちらの絵もワン・ジョンチョルの評価は良かった。
師任堂(サイムダン)の方には紙以外の問題があるようだとワン・ジョンチョル。
ワン・ジョンチョルは師任堂(サイムダン)の方を選択する。
師任堂(サイムダン)は、多くの凍えた手が撫で春を作るという添詩に、流民たちの苦労を込めていた。
高麗紙の問題が解決して上機嫌の中宗は、イ・ギョムを賞賛する。
自国の高麗紙の問題は解決していないと、ミン・チヒョンの弾劾を上申するイ・ギョム。
ミン・チヒョンの財産が紙物廛に隠されていること、揚柳紙所(ヤンユジソ)に火が出たことも告げ、マンドゥクを引っ張り出す。
林巨正(イム・コッチョン:임꺽정)を通じてマンドゥクの行動を事前に察知しており、紙は別の場所に保管していたので無事だったのだ。
そのことを聞いて怒る中宗。
それだけではないと、今度は領議政(ヨンイジョン:영의정)の息子も引っ張り出す。
こうしてミン・チヒョンの過去の殺戮や賄賂なども明らかになる。
ミン・チヒョンは圍籬安置(ウィリアンチ:위리안치)になることを見越し、全財産を叩いてでも自分を開放するようにとフィウムダンに告げる。
イ・ギョムに対して、今まで告げることができなかった感謝の言葉を述べる師任堂(サイムダン)。
それを聞こうとしてしたことではないと、イ・ギョム。
一礼して去ろうとする師任堂(サイムダン)。
その手を握るイ・ギョム。
けれど、その手を振りほどき去っていく師任堂(サイムダン)。
2年後。
本格的に筆を取り、絵を描き始める師任堂(サイムダン)。
ヤンユ共同体も大きくなり、ウも成長している。
倭寇が女をさらっている。
それを見て鳥銃で戦いを挑むイ・ギョム。
※朝鮮半島に鳥銃(火縄銃)が入ったのは壬辰倭乱(イムジンウェラン:임진왜란)前の1589~1591年で、日本から。
中宗の治世は1544年まで。
このような歴史を無視した演出はやめてほしい・・・。
師任堂 光の日記(サイムダン ピチェ イルギ) 第19話・第20話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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