師任堂 光の日記 第24話
ミン・チヒョン率いる日本の武士と刃を交えるイ・ギョム。
一方の師任堂(サイムダン)はフィウムダンが救出する。
囲まれて絶体絶命のイ・ギョム。
そこに官軍がやってきて、弓矢でイ・ギョムを援護する。
イ・ギョムとミン・チヒョンの一対一の戦いが始まる。
しばらく剣を交え、ミン・チヒョンを刺すイ・ギョム。
世子が生かそうと兵を送り、殿下は殺そうと命を下した、師任堂(サイムダン)とともに殺せと言ったとミン・チヒョン。
ミン・チヒョンを後ろから射る官軍。
師任堂(サイムダン)のことを問うイ・ギョムだったが、ミン・チヒョンは絶命してしまう。
ミン・チヒョンの部下に師任堂(サイムダン)のことを尋ねると、フィウムダンが助けたはずだと聞かされる。
ミン・チヒョンはどうせ死ぬ、外敵と内通した謀反の罪に問われるだろうと、フィウムダン。
そのため、師任堂(サイムダン)に子供たちを託す。
その後、チギュンたちを助けに行く師任堂(サイムダン)。
ぎりぎり間に合った。
フィウムダンは影から見守る他なかった。
そんなフィウムダンに気づき、来世できっと良い友としてあいましょうと、心のなかでつぶやく師任堂(サイムダン)。
二人の暗殺に失敗し、ミン・チヒョンを殺したことを報告する内禁衛将(ネグミジャン)。
自分の痕跡は一つも残らないはずだと、中宗。
揚柳紙所。
各自の故郷に買った土地の証書を渡す師任堂(サイムダン)。
そして、時になったようだと告げる。
紙所を閉鎖するのだ。
大殿に乗り込むイ・ギョム。
内禁衛将(ネグミジャン)を下がらせ、殺しに来たのか?死にに来たのか?と、問う中宗。
どうしてなのか、一人しかいない弟で大切な友とおっしゃったと、イ・ギョム。
そんな頃が我々にもあった・・・逆鱗にお前が触れたのだ、政治をするなと言った、お前のまずい理想が招いたのだと、中宗。
中宗の根底には、兄王だった燕山君(ヨンサングン:연산군)が功臣に引きずり降ろされたことへの恐怖が、40年経った今でも根付いていた。
一体いつまで廃主の影に隠れているのですか!と、イ・ギョム。
その言葉に激昂して剣を抜く中宗。
その刃を素手で握り、中宗の首にかざすイ・ギョム。
無辜の民を傷つけることをいとわない中宗に、声を荒らげるイ・ギョム。
必要ならそうせねばと、中宗。
奪った剣を振り上げたイ・ギョムだったが、イ・ホの声で動きを止める。
イ・ギョムを助けてくれと父王に懇願するイ・ホ。
去って行くイ・ギョム。
イ・ギョムは大逆罪人となっていた。
けれど行方知れずだ。
比翼堂は閉鎖される。
イ・ギョムの置かれた状況を知る師任堂(サイムダン)。
師任堂(サイムダン)が家に帰ると、子供たちの様子がおかしかった。
クォン氏がやって来ていたのだ。
広げられていた金剛山図を奪い返し、外に出て泣く師任堂(サイムダン)。
子供たちも一緒に泣く。
子供たちは、行きたいと言っていた金剛山へ行くことをすすめる。
イ・ギョムは林巨正(イム・コッチョン:임꺽정)の砦に身を寄せていた。
そこにイ・フがやって来て、師任堂(サイムダン)が金剛山へ行ったことを告げる。
金剛山の毘盧峰(ピロボン:비로봉)に到着する師任堂(サイムダン)。
そして、絵を描き始める。
しばらくしてイ・ギョムも到着する。
全て大丈夫だ、すまない、全て私のせいだと、イ・ギョム。
それがどうして、あなたのせいなのですか?私のせいで罪人の身となられましたと、師任堂(サイムダン)。
そのことは上手く解決するので心配しないで、しばしの間避けていればいい、ただ3日だけ私と一緒にいてくれ、金剛山でともに絵を描くというその約束、今からでも守ってはダメか?と、イ・ギョム。
仲睦まじく絵を描く二人。
比翼の鳥のもう一方の印を作るイ・ギョム。
一枚の絵だけを残し全て燃やす師任堂(サイムダン)。
そして、置き手紙をして去っていく。
手紙を見つけ読むイ・ギョム。
イ・ギョムの手を取りこのまま去りたい思いだが、子供のことを考えできない、母としての人生を選択して後悔しない、現世ではできない縁を来世で可能でしょうか、愛していました、胸を焦がすほど・・・と書かれていた。
絵の中には東屋で寄り添う二人の姿が描かれていた。
今までのことを思い出しながら、師任堂(サイムダン)の名を叫ぶイ・ギョム。
師任堂 光の日記(サイムダン ピチェ イルギ) 第25話・第26話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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