パク・ボゴム&パク・ソダム主演tvN月火ドラマ
青春の記録 (チョンチュンギロク:청춘기록)
の最終回視聴感想(あらすじ含む)です。
青春の記録 作品データ
- 韓国tvNで2020年9月7日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:ハ・ミョンヒ(하명희) 『愛の温度』『ドクターズ』
- 演出:アン・ギロ(안길호) 『アルハンブラ宮殿の思い出』
- あらすじ:現実の壁に絶望せず自ら夢と愛を叶えるために努力する青春の成長記録
青春の記録 最終回視聴感想(あらすじ含む)
この時期は時間が取れず、他のドラマもそうだったように、当ドラマでもレビューが途中で止まってしまいました。
そのため、今回は後半数話も含めた全体の総括をしたいと思います。
Netflix&スタジオドラゴンの組み合わせ且つパク・ボゴム主演ということで、当然ながら視聴率は二桁が期待されました。
けれど、6%台発進からの最終回8.740%で終了し、二桁には届きませんでした。
(首都圏は最終回も含めて二度記録)
その要因は、やはり準主役俳優の弱さでしょう。
パク・ボゴムクラスとまでは言わないものの、それなりに名の売れた俳優が男女にもうひとりづつ欲しかったです。
駒が揃っていなかったため、パク・ボゴム演じるサ・ヘジュンより売れている親友や俳優の設定に説得力を感じませんでした。
また、アン・ジョンハの感情描写にに少々違和感を感じました。
「ごめん」と言わないといっていたヘジュンがしきりとその言葉を言い始め、ヘジュンがスターダムにのし上がるにつれて時間的なすれ違いも生まれて行きます。
そして、チョンハから別れを切り出す段階では、すでに成功したヘジュンと、これからショップと自分を成功させるために邁進することになるチョンハに状況的差異が生まれることに。
けれど、そのことで好きな相手と別れるでしょうか?
このあたりは製作者のご都合で無理やりな理由付けが行われたように感じました。
祖父サ・ミンギの成功。
良かったですね~。
彼の授賞式以降の描写は涙なしには見られませんでした。
ヘジュンは父親とも腹を割って話すことができ、長年のわだかまりも解消され、文字通り素敵な家族となりました。
ヘジュンはハグを断り、言い出した方の父もその可能性が高いことをわかっていて言っているあたりの描写は笑えましたね。
エンディングはいわゆる「開かれたエンディング」でした。
ヘジュンとチョンハはよりを戻すに違いないとの、視聴者の願望を呼び込んでの終幕となりました。
ちょこちょこと出てくるカメオは豪華で、ハ・ヒラとチェ・スジョンのリアル夫婦共演もありましたね。
このような要素も含めて、秋の夜長を埋めるドラマとしては十分でした。
前述したように、もうひとりふたり、豪華な俳優をレギュラーとしてキャスティングできればよかったのですが、ドラマ乱発の現状では難しいことなのかもしれませんね。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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