スジ&ナム・ジュヒョク&キム・ソノ&カン・ハンナ主演tvN月火ドラマ
スタートアップ(스타트업)
の最終回視聴感想(あらすじ含む)です。
スタートアップ 作品データ
- 韓国tvNで2020年10月17日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:パク・ヘリョン(박혜련) 『ピノキオ』『あなたが眠っている間に』『君の声が聞こえる』
- 演出:オ・チュンファン(오충환) 『ホテル・デル・ルナ』『あなたが眠っている間に』『ドクタース』
- あらすじ:韓国のシリコンバレーで成功を夢見てスタートアップに飛び込んだ青春たちの、始まり(START)と成長(UP)を描いたドラマ
スタートアップ 最終回視聴感想(あらすじ含む)
昨晩、全16話の視聴を終えました。
今回は全体的な感想をまとめたいと思います。
まずは恒例の視聴率チェック。
4.278%からスタートして第5話2部で5.424%を記録。
この数字が最高記録でした。
その後は第8話で最低視聴率3.821%を記録したりと、いまいち盛り上がらない推移を見せ、時折5%を超えたりもしましたが、結局、自己記録の更新には至りませんでした。
数字の推移と内容はそれなりに相関関係があったような気がします。
メリハリがさほど感じられず、次のストーリーが待ち遠しいとの焦燥感も感じることなく、ズルズルと終わった感じがしました。
最後まで視聴し終わって「そういえば登場人物の誰かに感情移入して視聴はしていなかったな」と気づいた次第。
どこか第3者的に、一歩引いて視聴していたようです。
個人的な見どころを言えば、タルミの祖母チェ・ウォンドクを演じたキム・ヘスクさんの演技でしょうか。
主人公たちとは明らかに格の違う演技でした。
ベテラン俳優の奮闘を相乗効果として昇華すれば作品も良くなっていくものですが、当作品においてはそうではありませんでした。
また、トサンの父を演じたキム・ウォネさんや、サンドボックスのCEOを演じたソ・イスクさんは、他のドラマではもっと存在感のある人物を演じることが多いのに、今回はそうでもありませんでしたね。
このあたりも残念でした。
ソ・ダルミ役のスジ。
どうも転換点に来ているような気がします。
これまでは、若さ弾ける勢いのある演技で人気を博していましたよね。
けれど、27歳になった現在においては、演技者としてはそれだけでは通用しなくなってきました。
製作者側も彼女の既存のイメージを引きずりやすいかと思いますが、次に同じような演出をすれば間違いなくコケるでしょう。
次回作ではこれまでにないキャラクターを演じてほしいものです。
ドラマ自体、一つ一つの要素を見るとマクチャンでした。
タルミに関しては母と姉が家を出たあと父が死に、後々、祖母は失明する。
一方で、最終的には会社の成功と私生活の成功がリンク。
他の人物も、孤児・自殺遺族など、重い要素がふんだんに散りばめられていました。
しかしながら、ハッピーエンドが約束された雰囲気や、のっぺりとしたドラマ全体のリズムがあり、危機感や悲壮感が足りなかったことで、ポジティブな要素もぼやけてしまいました。
やはり、脚本の出来がいまいちだったと言わざるを得ないようです。
未視聴の方へのアプローチとしては「時間があればどうぞ」と、いささか消極的なおすすめになってしまいます。
残念ではありますが。
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
途中(2、3話)で離脱しましたが、こちらの記事を読ませて頂き、あの脚本家さんであることを知り驚きました(少しショックです)。個人的に視聴を辞めたのは単に興味が湧かなかったことと、ドサン君の演技が苦手なためでした。よく主役級で配役をされておるようですが、韓国では上手な俳優さんなのでしょうか?批判するつもりはなく、本当にどんな評判なのか知りたいです、、、
3話くらいで離脱しました。こちらの記事より、あの脚本家さんである事を知りちょっとショックです。個人的にはドサン役の演技が苦手なのもありました。。。
ケーブル系のドラマが増えている昨今、現状では10数年前の倍以上のドラマが制作されています。
そうすると、主役自体が足りない減少が起きてきます。
また、兵役の問題も有るため男優不足も必然的に生じます。
なむ/ジュヒョクはかつて演技力論争も起きたことがあり、決してうまい俳優ではありません。
一昔前なら準主役級として活躍していた気がします。