キム・ジェジュン、ペ・ジョンオク、ユ・オソン、コ・ソンヒ主演のKBS2金曜ドラマ
SPY(スパイ:스파이)
の第7話第8話視聴感想(あらすじ含む)です。
SPY(スパイ) キャスト・登場人物紹介 キム・ジェジュン主演韓国ドラマ
SPY(スパイ)作品データ
- 韓国KBS2で2015年1月9日から放送開始の金曜ドラマ
- 脚本:ハン・サンウン(한상운)、イ・ガン(이강) ドラマシリーズ等
- 演出:パク・ヒョンソク(박현석) 『王女の男』(おそらくサブ)
- あらすじ:前職スパイ、今は平凡な家庭主婦であるヘリム。情報局で仕事をする息子を抱き込めとの青天の霹靂のような任務により、愛する家族を守るためにもう一度スパイとして乗り出す。 家庭を守るための切なる慕情が引き立って見えるハイブリッド家族ドラマ。
- 視聴率 第7話4.2%、第8話3.8%
SPY(スパイ) 第7話第8話視聴感想(あらすじ含む)
なることはないだろうと思っていた愛国歌視聴率になってしまいました(汗)。正直なところ仕方ないんですよね~。金曜日の夜はバラエティーを見る日ですから。
鉄板の『ジャングルの法則』に加え『私は歌手だ3』が始まったことで、一気に視聴者を根こそぎ奪われていしまいました。
韓国はまだまだ多様化が進んでないので、比較的食い付くものが同じという傾向があります。その反作用として他のものには食いつきません。
わかりやすいのが大学の入学で、ソウル一極集中ですよね?地方の大学に入った日には就職でものすごく苦労します。
日本だと地方にも有力大学が点在しているので、大学選択という意味においては多様化していると言えます。他のジャンルでも、日韓の多様化における差異は顕著です。
そのような国民的傾向にあるため、金曜ドラマはそもそも厳しいのですよ。だから、初回に8%を超えて驚いたのです。
過去にこの枠は実験的だとも書いたと思うし、低予算だとも書いた気がするのですが、そのために他のドラマでやっているようなプロモーションもできません。
力のあるPDだと、番宣のブッコミなどもできなくはないのですが、実験的な作品のためそういったこともはなからやらないし、やったとしても費用対効果が合いません。
視聴率の目標は定かではありませんが、5・6%で御の字という設定ではないかと思います。KBSはやはり週末ドラマが最も強いのでそちらに注力しているため、他の枠は厳しいですね。
一方で、ウィークデーに強いSBSは週末ドラマでは2%台を記録するなど壊滅状態だったりします。韓国人の視聴慣習というのが固定化されていることの裏付けでもあります。
ま、そんな状況ですので、あまり視聴率は気にしないでおいたほうが、精神衛生上よいかと思われます。
リサーチは続けているので、視聴率のエントリー化についてはあしからずご了承ください。
さて、ストーリーですが、動きが遅いですね~。この手の作品は卓球のラリーのようなめまぐるしい動きがあったほうがよいと思うのですが、結構まったりとしています。
もう少しビシバシとメリハリがほしいところです。
ついにソヌが母の秘密を知りましたね~。それだけでなく、キチョルと一緒のところも目撃してしまいました。この後のソヌの心理描写が見ものです。
ハッキングが一家庭内で同時に行われているパラレル状態は、ドキドキしながら見たかったのですが、ハッとするシーンが少なく描写がいまいちでした。
製作陣も修行する場所が必要なので、このドラマでやっている感じですね~。OJTドラマというかなんというか。
初回の臨場感が良かっただけに、視聴率とともにフェイドアウトしている現状はもったいないです。
SPY(スパイ) 第9話第10話視聴感想(あらすじ含む)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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