荷物をひっくり返したりして、全く役に立っていないキボム。
手術用の薬剤をひっくり返してしまい、取りに来たミンジに、また地震が起きたの?と言われる始末だ。
意気消沈するキボム。
ムスリムの女性患者は、チフンがうとうとする麻酔を拒否する。
意思の疎通を図ってみると、彼女は妊娠中だった。胎児の画像を持っていたのだ。
そのため、麻酔なしに足の治療を始めようとするチフン。
『ほんとうに痛いはずだよ。我慢できる?OK?1、2、3!』
患者の悲鳴が響き渡る。
ワールドタイムスの記者がやって来て、キボムに状況を聞こうとする。
けれど、英語がダメなキボムはハ・ジャエにふる。ナースという言葉がわからず、ナイチンゲールと紹介する。
私は忙しい!と、ハ・ジャエ。
そこで、サンヒョンにふる。
私は英語がうまくない、なんですって?と、サンヒョン。
すると、メディキューブからドクターの手が足りないと連絡が入る。サンヒョンは取材車に乗り込み、病院についたらインタビューを受けるから早く!と、記者に告げる。
その条件を受け入れて、サンヒョンをメディキューブに運ぶ記者。
それを見ていたキボムはかっこいいと思う。
普段は役に立たないけど、医者としては役に立つんだと、ハ・ジャエ。
直後に無線でAB型の血液が至急必要だとの通信が入る。自分がそうなので、直ちに急行するキボム。
腹腔内出血の患者に輸血をし始めるキボム。
そこにシジンがやって来て、中に医師が必要だからと、モヨンを連れて行く。
コ班長に一旦鎮痛剤を注射するモヨン。そして、足かつま先に感覚があるかと問う。
この歳で下に何の力がある?と、冗談を言うコ班長。動かしているつもりでも動いておらず、もう痛みも感じていないとのことだ。
先生のおかげだと言われ、笑みを浮かべるモヨン。けれど、作り笑いに見える。また、シジンに対して瓦礫を動かすのにどれだけかかるかと問う。
診なければならない患者がもう一人いますと、シジン。
外国人労働者に対して、心臓じゃなくてラッキーだ、死なないと告げるモヨン。また、刺さっている金属を切って運ばなければならないという。
ちょっと話をしましょうと、シジン。
話してくださいと、モヨン。
私達二人だけでと、シジン。
離れた場所で話をする二人。
『何か問題があるのですか?』と、モヨン。
『問題は両方の状況が連結していることです』と、シジン。
コ班長側のコンクリートを動かせば鉄筋も動き、鉄筋を切断すればコ班長へ荷重がかかり命を落す状況なのだ。
『一方を救えば、他の一方は死んでしまうという話なの?』と、モヨン。
『工学的には他の方法はありません』と、シジン。
『医学的にも他の方法はないわ』と、モヨン。
『このような場合、現場では、救助守則に従うのが原則です。医師の判断に従い、生存確率が高い患者を先に救助します』と、シジン。
『だから、いま、私が見て、選択しろと?二人のうち、誰を殺して、誰を生かすのか?』と、モヨン。
『はい、それが今、カン先生がしてくださるべきことです』と、シジン。また、作業は10分のうちに終わることだとも。
『私も10分だけ』と、モヨン。
『時間がありません!』と、チェ・ウグン。
『そうなさってください』と、シジン。
作業を始めてないということで、じれったいと言って再びチン所長がやってくる。どうせ二人のうちの一人しか助からないなら、とっととやって事務所に入ろうというのだ。
救助守則に従い準備中だと、シジン。
どこに行くんだ?話はまだ終わってないのに!一体その書類がなんだとわかってそうなのだ?その書類が何かというと、平和再建事業に関するウルク政府との裏面合意書だと、チン所長。
また、給料はこの国から全て貰うが、愛国心はあると、カラオケに行けば、はじめに愛国歌を入れるとを話す。
さらに、国家的次元の問題なんだって、軍人とはなんだ?国家的任務を優先しなければならないのが軍人じゃないのか?今この局面で、土方が一人二人死ぬのが問題ではないんだって!と、チン所長。
『おい!』と、シジン。
『おい?アンタ今私に!』と、チン所長。
『そうだ、おまえだ、このガキ!国家?国家がなんだ?国民の生命と安全を最優先にするのが国家だ。それがどういう意味かというと、お前みたいな野郎も危険に直面すれば、すべての手段と方法を動員して救い出すのが国家なんだ。軍人である私に、国民の生命より優先しろと国家が与えた任務はないから、本当にそんなに書類を救うのが急ならば、行って直接見ろ!』と言ってショベルを渡すシジン。
『見ろ?呆れるな。お前は大きな失態をしたんだ』と、チン所長。
『それならありがたくて。消えろ!』と、シジン。
瓦礫が崩れてくる。シジンはとっさにチン所長をかばい自分が瓦礫を受ける。
『みな異常はないか?』と、シジン。また、ショートした電線に頭上の瓦礫を撃ち当て火花を消すことに成功する。
『大丈夫ですか?』と言い、次の行動に移るシジン。肩からは血が落ちている。
それに気づき驚くチン所長。
コ班長をハ・ジャエもチェックする。そして、わずかに首を横に振る。
救助に際して、鎮痛剤を効かないほど痛くなることを説明するモヨン。
すると、息子二人に娘が二人と、外国人労働者のことを話し始める。そして、二人共を救うのは難しいのだろうとも言う。
何も答えられないモヨンだったが、そのキャリアから感じ取ったのだというコ班長に、どんな状況でも最善をつくすと誓う。
すごく痛いから鎮痛剤をもっとと言う外国人労働者。
手術室に行くと麻酔をしなければならないから、これ以上はダメと、モヨン。また、指を動かしてみてと言う。
僅かに動く指。自分は良くなるのかと問う外国人労働者。また、助けてくれ、少しも動かずにいた、信じて!とも。
よくやったわと、モヨン。
患者が助かりますか?と、キボム。
助けている最中よ、あんたが!と、ミョンジュ。
『私がですか?一兵キム・ギボム。私が人を助けているというのです。ソ上士に自慢してもいいですか?』と、キボム。
『順序を守りなさい。私が先にするから!』と、ミョンジュ。
太陽の末裔OST Part1. ALWAYS ユン・ミレ(윤미래)
太陽の末裔OST Part2. Everytime チェン(첸)&パンチ(펀치)
太陽の末裔OST Part3.この人(イサラム:이 사랑) ダビチ(다비치)
太陽の末裔OST Part4.You Are My Everything コミ(거미)
太陽の末裔 第7話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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