タワーが10度以上傾いたら笛を吹けとテヨンに命じられるキボム。
『状況室無電待機お願いします』と、テヨン。
『体は大丈夫ですか?』と、ミョンジュ。
『大丈夫です。震度計が5.0以上上がったり、あいつの笛の音が聞こえれば・・・』と、テヨン。
『分かったから、手をちょっと見せてください』と、ミョンジュ。
ミョンジュに簡単に手首をひねられて、痛みで唸るテヨン。
『大丈夫って何が大丈夫なのですか!圧迫包帯してあげるからするから、巻いていきます』と、ミョンジュ。
ミンジェが意識を取り戻す。堕ちた際に瓦礫に足を挟まれていた。そして、地下3階にいることに気づく。
絶望して叫んでいると、救助隊の声が聞こえる。
テヨンが近づきつつあった。
外にはシジンもやって来ており、救助に向かう準備をしていた。
『一緒に行きましょう』と、モヨン。
『薬箱を整えて、カン先生はここで待ちます』と、シジン。
『患者の状態を確認しないと?』と、モヨン。
『救助現場で最初の規則遵守は、新しい犠牲者を出さないことです。安全空間確保前まで、患者応急措置は、救助隊員が直接します』と、シジン。
『ああ・・・』と、モヨン。
5分後に生存者の確保が可能なので、医療キットを送ってくださいとのテヨンからの無線を受けるシジン。
瓦礫の切断を始めるテヨン。
モヨンはバイアルにハングルを書き始める。
『今何をしているのですか?私が読めないと思っているのですか?』と、シジン。
『確実にするのが良いでしょ?』と、モヨン。
『私が実は陸軍士官学校主席卒業で、ウエストポイント、だから、英語使うアメリカ合衆国の士官学校でも・・・』とシジン。
目も合わさず作業をしつつ、『生存者のバイタル チェックをするままに、無線ですぐに知らせて』と、モヨン。そしてポーチを渡す。
『行ってきて私がすごく英語で話すから、少しあとに会ってみましょう』と、シジン。
ちょっと呆れつつも笑顔だ。
シジンに対して『おじさん、食べるものは持ってきた?このおじさんは水だけくれたんだ。食べちゃダメって・・・くそ、手ぶらだね』と、ミンジェ。
『健康状態はうるさくて良好ですが、それが問題です』と、テヨン。また、油圧ポンプで亀裂を広げているが、狭いので時間がかかりそうだとも。
東側にいるはずなのにどうして西側に来ているんだ?と、シジン。
這ってきたのだが上に行かず横に行ったことを残念がるミンジェ。それと同時にお腹が空いて痛いから早く救出してくれとも言う。
モヨンに無線でミンジェの状態を話すシジン。
バイタルは問題ないので、ブドウ糖と鎮痛剤を射つように支持するモヨン。また、本当に注射できるのかとも。
できるとシジン。
したことあるの?と、モヨン。
軍で教育を受けましたと、シジン。
ほんとにしたことあるの?と、手を引っ込めるミンジェ。
『あ~、今日はみんなオレに対して何なんだよ!手に打たなければヒタイなんだけど、大丈夫ですか? ヒタイはさらに痛いですよ?』と、シジン。
観念するミンジェ。
『油圧ポンプが一つさらにいるようです』と、必死に作業をしているテヨン。
『そのようです』と、シジン。
『出て行って持ってこないといけないようだけど』と、テヨン。
『はい。出て行ってお持ちになければならないようです。私がここにいます。通路が狭くて。大変なことはソ上士!』と、シジン。
『分かりました・・・』と、テヨン。
僕が閉じ込められてどのくらい経ちました?と、ミンジェ。
3日で50時間を超えてると、シジン。
人は多く死にました?と、ミンジェ。
『多く死んで、更に多く助かったさ。あんたも助かって』と、シジン。
『それはまだわからないでしょ。ところで、どうしてこんなに痒いんだろ?』と、ミンジェ。
モヨンに至急連絡すると、アレルギーだということだった。このままでは軌道を塞ぐため、ちょうど地上に出たテヨンが対応する薬を持っていくことに。
中はどうかと問うミョンジュ。
良くない、いつ崩れてもおかしくないと、テヨン。
すると、大きな音がして振動が始まる。
モニターを見るミョンジュは余震ではないという。
発信源を確認しろと叫ぶテヨン。
警笛を鳴らすキボム。チン所長が重機を使って瓦礫を崩していた。
内部も崩れ無線が切れる。
ミョンジュが通信を試みても、テヨンが通院を試みても通じない。
チン所長について報告を受けたテヨンは、あの犬野郎をすぐに引っ張ってこい!と怒る。
チン所長を確保後、大至急シジンたちの救出に向かうアルファチーム。
『地盤が弱くなって二次崩壊にでもなれば・・・危ないという言葉は、意味が無いのよね?』と、ミョンジュ。
『団結』と敬礼して救助に向かうテヨン。
『おじさん、大丈夫?おじさん死んだんじゃないでしょ?起きてみてよ、おじさん、ね?あ、死んだみたいだ・・・ちょっと!誰かいないの!人が死んでる!』と、ミンジェ。
『オレは、おじさんじゃないのに・・・』と、シジン。
『大丈夫?おじさん?おじさんが死んだと思ったじゃない!』と、ミンジェ。
『オレはおじさんじゃないったら・・・』と、シジン。
『それが重要なの?いま?』と、ミンジェ。
『それはいつも重要だろ?怪我したところはないか?』と、起き上がり、点滴を再セットするシジン。
『いま僕の心配をしている時じゃないよ。おじさん、手首から血が出てるよ、今!』と、ミンジェ。
『そうだな』と、シジン。
運よくミンジェの足が抜けたものの、瓦礫の崩落により、出口が塞がってしまった。無線も切れてしまっている。
運良く生き残ったけど、そのまま死んだことにすると、泣き言を言うミンジェ。
『心配するな、死なない』と、シジン。
『なんだよ、無線もダメなのに』と、ミンジェ。
『生きて出るって!おまえ、彼女が待ってるんじゃないのか?え?』と。シジン。
『彼女はいないんだ。おじさんはいるの?』と、ミンジェ。
『お前さっき無線で、その女医の声を聞いただろ?オレはその女性をすごく好きなんだよ。だけど、3度ほどふられたんだ。死んでも当たり前かな?』と、シジン。
『わ~~、まだ生きてる・・・ボクだったら恥ずかしくて死んでる』と、ミンジェ。
『オレがその大変なことをやり遂げるんだ。その都度』と、シジン。
『ここは状況室。ビッグボス応答せよ!答えてよちょっと!・・・狂いそうだわほんとに・・・(モヨンに対して)大丈夫なはずです。きっと連絡できます。ところで何をなさっているので?さっきから?』と、ミョンジュ。
『いつでもすぐに走って行く準備。倒れてはいけないから』と、靴紐をしっかり結んでいるモヨン。
シジンがブーツの紐を結んでくれた時のことを思い出し、すくっと立ち上がる。
『怪我しなければいいんだけど』と言ってくれたシジンに、『大尉さんもね』と言う。
太陽の末裔OST Part1. ALWAYS ユン・ミレ(윤미래)
太陽の末裔OST Part2. Everytime チェン(첸)&パンチ(펀치)
太陽の末裔OST Part3.この人(イサラム:이 사랑) ダビチ(다비치)
太陽の末裔OST Part4.You Are My Everything コミ(거미)
太陽の末裔 第8話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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