シジンの治療をしているモヨン。
『あ~すごく痛いな。わざと痛くしているの?違うなら、手術だけうまいのかな?痛!生きて帰ってきたのに返事もしてくれないな。あ~冷たい女』と、シジン。
『どうして冗談のように言うの?本当に死ぬところだったじゃない』と、モヨン。
『すごく痛かったって言ったんだけど、いまさっき』と、シジン。
『私はすごく怖かったわ。大尉さんが死ぬかと』と、モヨン。
『カン先生を信じて入っていったのに。オレを死なせないでおくんじゃない?』と、シジン。
『毎回このようにすべてのことに命をかけるんでしょ?』と、モヨン。
『私は仕事がよくできる男です。私の仕事の中に、私が死なないことも含まれていて』と、シジン。
そこに、キボムがやって来て、大隊長が来たと告げる。
『寝ていてください。患者に来てと行ってはダメでしょ』と、モヨン。
『大隊長はしてもいいんです』と、点滴を外そうとするシジン。
『リンゲルが全てなくなるまで絶対安静にしてください。お好きな命をかける仕事、完全な体で続けければ寝ていてくださいって!大隊長さんに、言いたいことがあれば直接来ておっしゃってくださいと言って』と、モヨン。
『私がですか?』と、キボム。
『私がまた営倉に行くさまを見てこそ!』と、シジン。
『なんですって!』と、モヨン。
結局やってくる大隊長パク・ビョンス。
『団結』と、敬礼するシジン。
『すごく怪我したのか?』と、パク・ビョンス。
『いいえ』と、シジン。
『すごく怪我したんです』と、モヨン。
『すごく怪我したのは確かです』と、シジン。
『ヘソン病院から、医療チームの帰国飛行機を明後日の午後に送るとの連絡が来た。明後日の13:00に空港へ出発するように準備させて、チーム長先生は搭乗者の名簿を作成し教えて下さい』と、パク・ビョンス。
そこにチン所長がやって来て席を移すことに。
チン所長は軍人が民間人を害したことを強く抗議する。また、事情があってそうなのに、生きてる人は生きないと!とも。さらに、診断書を取って国防部や青瓦台、検察・警察に訴えて、皆の軍服を脱がしてやる、私が法の通りにしてやるから!と息巻く。
『そうしましょう。法の通りにしてみましょう。軍の統制地域で、それも民間人救助現場で、フォークレーンを押しこんで人を幾人か殺すところだったのが、法の通りすればどうなるのか一度見ましょう。
民・刑事が終われば、未必的故意による殺人未遂で、軍事裁判も受けさせて差し上げるから、最初から診断書を何通かさらに取っておかれて』と、パク・ビョンス。
『おれは軍人じゃないぞ』と、チン所長。
『そうですか。お前たち!血のような税金で給料を受け食っておきながら、作戦地域で民間人を統制できず何をしてる!いますぐ軍装を包め!』と、パク・ビョンス。
こうして、シジンとテヨンとチェ・ウグンは練兵場を100周することに。患者ということで軍装を免除されたシジンは、その代わりに200周だ。
走りながら、殴ったのは自分以外の二人なのにと不平を言うシジン。気になっていることは耐えられなくてとも。
手首さえ大丈夫だったら!と、テヨン。
私を?と、シジン。
あいつをですと、テヨン。
あ~、タイミングがおかしいんだけど!と、シジン。
そのように、どうして半端に殴って、事をこの状態にして、何も言えないように半殺しにしておかないと!と、ミョンジュ。
あ~、タイミングがおかしいんだけど!と、シジン。
7周しか走ってないのに、もう27周?と、数をごまかそうとするシジン。
陸士を出た方が27といえば27だと、テヨン。
わかりましたと、チェ・ウグン。
目前にモヨンがいたので、『オレは主治医の面接があって、こうしてると死ぬこともあるんだ!』と、ひとり立ち止まる。
『リンゲル液を外したのね?安静にしておかなければいけないという言葉は嘘じゃないのに』と、モヨン。
『それなら来なければ。安静に最も妨げになる人が、言えない言葉がないね』と、シジン。
『何を間違って、練兵場を回ってるの?』と、モヨン。
『間違ったことはありません』と、シジン。
『だけど命令だから、そうでしょ?本当に不当で融通性のない集団だわ、その集団』と、モヨン。
『原則が生きているという証拠でしょ』と、シジン。
『原則じゃなく、大尉さんが生きていればいいわ、私は』と、薬を渡すモヨン。
『ありがとうございます。助けてくれて』と、シジン。
『帰国の名簿はちょっとあとに差し上げます』と、モヨン。
『名簿、出たのですか?』と、シジン。
『いま会議しようと行く道です』と、モヨン。
『その名簿に、カン先生もいますか?いますか?』と、モヨンの手をつかむシジン。
『今回は、私が捨て行く事のできる機会ですね』と、モヨン。
モヨンの手を話すシジン。
医療チームの会議。
帰ることも残ることもできる事、今回でなければ次の飛行機がいつになるかわからないことを話し、残る人は手を上げてと、モヨン。
ハ・ジャエとミンジは自分のシートに患者を乗せてくれと、残ることを告げ席を立つ。
必要以上に苦労したから、帰国する人は手を上げてと、モヨン。
ハ・ジャエが残るので帰らないというサンヒョン以外は全員が手を挙げる。ただ、チフンがそこにはいなかった。
チフンはミンジェの様子を見に来ていた。
それに気づいたミンジェは、医師と言っていたが医師ではないようだがと、患者を助けず逃げたことを指摘する。
いたたまれない様子のチフン。
そこにモヨンがやってきて、帰国の名簿に入れておいたと話す。妻ヒウンが身重でそばにいるべきなので必然の選択だ。
チフンの手の怪我に気づくモヨン。
コ班長を探すミンジェ。先輩に訪ねるとあそこと指さされる。それは死亡者のリストだった。
『ヘルメットをかぶれば助かるって、それでオレは助かったのに・・・初めて言うことをちゃんと聞いたのに、それでオレは助かったのに、初めて言うことをちゃんと聞いたのに。こんなことがどこにあるんだよ!・・・』と号泣するミンジェ。
その様子を目の当たりにして、声を殺して泣くチフン。
コメント
丁寧に訳してくださってありがとうございます。
緊張と緩和のバランスがいいドラマですねぇ。
ほろりとする場面もあり、クスリとする場面もあり、
モヨンのスマホに録音されていた言葉のような伏線もあり、
飽きさせません。
OSTの「You Are My Everything」も効いています。
今回コメントしてくださったことは、ちょうど予約しているエントリーに書いています。
どうして知ってるんだろ?と思ってしまいました(笑)
というより、ドラマを視聴に対する感性が似ているのでしょうね~。
21:00前に更新予定です!
ありがとうございます。初めてコメントさせていただきます。私の力では一部しか理解ができず、こちらを拝見するとモヤモヤが解決します。
今後もお世話になると思います。よろしくお願いします。とても感謝しています。
どういたしまして。
クセのある役ですが、参考になさってください!