シジンの部下たちは、シジンとモヨンの関係で賭けをしていたようだ。
モヨンを『兄嫁さま』と呼ばないといけないのかとコン・チョロに問われ、結婚してからだろ!と、ムカつくチェ・ウグン。彼はモヨンのことが気に入らないのだ。
どうしてですか?お金をよく稼ぐ医師で綺麗で良いじゃないですか!と、イム・グァンナム。
チェ・ウグンは、自分達が何をしているかわかったら、軍服を脱げ、部隊を動けなどと言いそうだから気に入らないのだ。
医療チームのミーティング。業務を伝達するモヨンだったが、周りはそんな雰囲気ではない。
『だから整理すれば、カンチーム長がユ大尉に告白したので合ってるんだよな?』と、サンヒョン。
『情況上、ユ大尉が先に告白をしたと見てこそ、順序は合うわよね』と、ハ・ジャエ。
盛り上がる医療チーム。
『学ばれた方々らしく、後談話しは後からなさってください。さあ、 集中しましょう。明日出発する1次帰国チームは・・・』と、モヨン。
『それでは二人は今日から1日目なのか?』と、サンヒョン。
『明日からでしょ?』と、ハ・ジャエ。
『いや~、普通、今日から1日目でしょ』と、ミンジ。
『末っ子まで加わるのはやめましょう。今日から1日目な帰国チームは、あ~!』と、言い間違えるモヨン。
盛り上がる医療チーム。
『みなさん、そのまま韓国に帰ってはダメなの?え?』と、モヨン。
チフンが担当していることが気に入らないカン・ミンジェは、サンヒョンに代わってくれてはだめ?と言う。
自分を救助せずに逃げ出したことにいまだに怒っているのだ。
主治医はTVチャンネルじゃないと言って、継続してチフンに治療をさせるサンヒョン。
外に出るモヨン。けれど、兵士たちに会うとバツが悪いので、ストレッチをしてごまかしている。けれど、そんな時に限ってミョンジュとばったり合ってしまう。というより、見つかってしまう。
『何をなさっているのですか?』と、ミョンジュ。
『何もしてないんだけど』と、モヨン。
『何かしてたんだけど。きっと恥ずかしくて人の目を避けているように見えるんだけど』と、ミョンジュ。
『そのまま行ってる道を行きなよ』と、モヨン。
『強度も強いわね。特戦司アルファチーム長と恋愛する考えも果たして』と、ミョンジュ。
『ユン中尉さん、まあ一つ尋ねましょう』と、モヨン。
『おっしゃってください。声は散らさずに。軍事地域は私の区域で』と、ミョンジュ。
『中尉さんは、自分の彼氏たちがすることが気になることない?ケガしてしまうか、消えてしまうか、怖くないかって?よく分からないけど、ソ上士さんも危険な仕事をするじゃない。ユ大尉さんのように』と、モヨン。
『正確には、有事の際、陸地・海・空中に多様なルートで敵後方に浸透して、ゲリラ前偵察、情報収集、人質救出および主要施設破壊、向法誘導などなどの任務を、命を担保に遂行します。
けれど私は、彼ががすることより、彼と離れているのがさらに恐いです。それで、同じ空の下にいる今は恐いことがありません。簡単に言って、「お会いすることがない」というの話しでしょ。私はそうです』と、ミョンジュ。
ミョンジュの後姿を目で追うモヨン。
例の石を宙に上げては掴んでいるシジン。
それをキャッチして『どういう窮状ですか?』と、ミョンジュ。
『窮状じゃなくて苦悩だ。それでなんだが、まあ一つ尋ねよう。お前、お前の彼氏がすることが気になったことないのか?』と、シジン。
『みんなどうして私にこうなのですか?二人が話してください、二人が!カン・モヨンもたった今おなじことを尋ねたというのです』と、ミョンジュ。
『なんと答えたんだ?カン先生に?』と、シジン。
『そちらが通じてお聞きください。これは情報戦ではなく全面戦が答です、中隊長さま』と、ミョンジュ。
『フッ、そういう自分は?』と、シジン。
『私なんて常に肉弾戦でしょ』と、ミョンジュ。
『フン』と鼻で笑うシジン。
『これなんですか?誰にお投げになろうと?』と、ミョンジュ。
『選んでる最中だ。出せ』と、シジン。
『奪って行かれるなり』と、ミョンジュ。
『後悔せずにこっちに来いよ~』と、シジン。
『自信ないですか?』と、ミョンジュ。後ろ歩きをしていて何かにぶつかったと思ったら、それはテヨンだった。
行こうとするミョンジュの肩を抱き止めるテヨン。
『それでこっちにこいって』と、シジン。
『オスとメスが互いに睦まじいです、とても』と、テヨン。
『なんですか? 私はちょっと他の男と睦まじくてはダメなのですか?』と、ミョンジュ。
『いまだにすねられてるのですか?』と、テヨン。
『それでは、すねませんか?私がまあ、一日3度食後30分ごとにしようというのでもなく、他の人の目のない時、それをちょっとしようというのに、それをそんなに逃げ出しますか?行って一生点呼なさればという話です』と、ミョンジュ。
『あ~、いや~、それ?そんなにそんな、それ?』と、ニヤついているシジン。
『それじゃなくて。手を握ること。ちょっと抱くこと。せいぜいそうです。なのに毎日こうです。手を一度もしっかり握らず、握っても必ず手でなくて肩です』と、ミョンジュ。
『あ~・・・』と、シジン。
『あ~、間抜け・・・(石をシジンに返し)ここです。ここに投げてください』と、テヨンに向かって投げるように言って去るミョンジュ。
『あう~、間抜け、あう~』と、シジン。
『やめてください。階級章外すことがあります』と、テヨン。
『どうして?どうして?どうして?階級章が肩にあるから?あう~、一貫性があるんだな。あう~間抜け』と言ってその場を去るシジン。
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