外に出てモヨンのところに行くシジン。
『どうしてもう出たの?深刻な話をするんじゃなかったの?』と、モヨン。
『したでしょ。そしてすぐ追い出されました』と、シジン。
『軍から?』と、モヨン。
『いや、司令官の目の外へ、今日から公式的な婿候補から捕職解任されたんだ』と、シジン。
『それなら?』と、モヨン。
『はい、三角関係を整理しました。過去のある男だけど、大丈夫ですか?』と、シジン。
笑みを浮かべるモヨン。『それなら、ユン中尉とソ上士さんさんは、これからどうなるの?』と言う。
『わからないさ。大変なことなどは、ソ上司の役割だから』と、シジン。
二人で彼らのいる部屋を眺める。
『どうだ?ソ・デヨンにまた会って、未だに好きか?』と、ユン中将。
『はい、そうです』と、ミョンジュ。
『ソ・デヨン、お前は?お前も同じ思いか?』と、ユン中将。
『私に尋ねてよ。どうしてしきりにこの人に!』と、ミョンジュ。
『はい、そうです』と、肯定するテヨン。
『私は君が、私と同じ考えだと思ったのに。ユン中尉のために、この戦いに負けるという。ソ・デヨン、答えろ』と、ユン中将。
『私の答えは・・・』と、テヨン。
テヨンの腕に手を絡ませ、『この人がなんと言おうと関係ないわ。私はこの人、離れないわ』と、ミョンジュ。
ミョンジュの手を外し下げさせるテヨン。
落胆しているかに見えるミョンジュ。
けれど、その手を握り、『この手一つ、握ります』と、テヨン。
テヨンを見つめるミョンジュ。
『お前が握ることのできる手だと思っているのか?その手が?』と、ユン中将。
『転出させるなら、今までそうだったように、どこへでも行きます。けれど、この手は置きません』と、テヨン。
『ユン・ミョンジュ、出ていろ』と、ユン中将。
『イヤよ』と言って、テヨンを見つめ続けているミョンジュ。
そして、『私が聞いている場所で話してください』とも言う。
『さっき言った話です。心配するなと』と、テヨン。
退出するミョンジュ。
『30年の軍生活の間、私が望んだのは、ちょうど二つだった。名誉ある指揮官、同じ道を行く娘の尊敬。けれど、 私はその二つとも失敗した様だ。君に下した命令は不当だったし、娘は私を尊敬しないから。
何がどうであれ、もう君の本心が分かったので、もう私の本心を話さないとな。結論から話せば、ミョンジュと会っても良い。もちろん、結婚まで考えて下した結論だ』と、ユン中将。
『本心ですか?』と、テヨン。
『本心だ。だが、私は、上士の婿を置くつもりはない。代わりに、 軍服脱げ。軍服脱いで、ミョンジュの外家側(母方)の会社に入り仕事を学べ。外家の系列会社のうちに、君の経歴を生かすことができる業者側に席作るから。
派兵が終える日まで悩んでみて、本国に入ってくる時は、決定して入って来い。握った手を置くのか、その手に似合う男になるのか』と、ユン中将。
ガソリンスタンド。
『何を考えてますか?』と、シジン。
『ユン中尉とユ大尉よ』と、モヨン。
『ミョンジュと私ですか?』と、シジン。
『はい。いくら考えても理解が出なくて。一体ミョンジュとどうして付き合わなかったの?年下で、学閥が良くて、家柄もしっかり、体パンパンで。ぶち殺しても、何一つ抜けるものがないんだけど』と、モヨン。
『はっ、まあ、綺麗で家柄が良ければ皆つきあいますか?』と、シジン。
『綺麗だと思ってるのね、ミョンジュが。私は綺麗という話はしなかったのに』と、モヨン。
『いま、嫉妬してるのですか?来てこれでも握っていてよ』と、シジン。
シジンの代わりにノズルを握り、『言葉がどうして巡るんだろ。そんなに綺麗ならつきあいなよ。ユン・ミョンジュ、どこがどう綺麗なの?』と、モヨン。
いきなりキスをするシジン。
『なにしてるのよ?』と、モヨン。
『口をふさいだんでしょ。派手に。続けてみなよ』と、シジン。
『あっちに行かないの?』と、モヨン。
再び口をふさぐシジン。さっきより長い。
『これ、いつ終わるのよ?』と、モヨン。
『これは、さっき終わったでしょ。計算してくるよ』と、シジン。
お金を払いに行こうとすると、物を盗んだ子にぶつかるシジン。怒っている店主を止める。
何なの?と、モヨンが駆け寄ってくる。
子供は病気で薬を盗んだようだ。いったんメディキューブに連れて行こうと、シジン。
この子の村に行かないと!と、モヨン。発熱や発疹・丘疹などから麻疹だろうと診断する。更に広まる前に抑えこまなければならない伝染病だ。
コメント
この回、凄く好きです。ハートショット、赤い照準の光でカンモヨン先生の顔にハートを描いていたので、こう言ったみたいです。ユシジン大尉、時々子供みたいで可愛いですね。
わ、ハートになってるの気が付きませんでした。
確かに見返すとハートに!
今やってるBSの再放送、9話だけ録画できなかったので助かりました!