ヘリで帰っている途中、本国から電話連絡が入る。
『団結。大尉ユ・シジン、任務終えて復帰中です。ターゲットは射殺、人質は無事です。武装解除して領内待機します。どんな懲戒も、甘受します』と、シジン。
『任務遂行ご苦労だった。貴官の苦労に対してどんな報償もないが、どんな懲戒もないだろう。それを報償の代わりとする。何も考えず楽に休め。以上だ』と、ユン中将。
それに対して、すごく「きなこ」部隊だな、今回の作戦、司令官指示事項だと会議録に残してもかまわないでしょうか?と、外交安保主席。
必ずそのようにお願いしますと、ユン中将。
多くの問題が生ずるはずなのに、おかげで責任者問題は簡単に解けます・・・と、外交安保主席。
すると、大統領が来るとの知らせがあり、直後にやってくる。
『報告は来ながら受けました。お座りください。人質は無事だと?』と、大統領。
『はい、けれど、CIAチャネルで、今回の単独作戦に対して、強力に抗議しています』と、外交安保主席。
『外交的に私たちの立場がかなり困難になりましたね。貿易交渉にも負担になるだろうし』と、大統領。
『政権次元の負担まで広がる前に、作戦責任者に対する強力な処罰で締めなければなりません』と、外交安保主席。
ユン中将見て、『そうですか?』と、大統領。
『特戦司令官、ユン・ギルジュン中将です。私の考えも同じです。すべての責任は、私が負います』と、ユン中将。
『私の考えは違います。成功した人質救出作戦に、何の責任を負うというお言葉ですか?人質は無事で、問題は政治と外交で。それなら、それは私の責任です。すべての責任、私が負います』と、大統領。
『けれど、大統領さま・・・』と、外交安保主席。
『外交安保ラインで予想される問題、几帳面に点検して報告してください。(起立し)我が国民を無事に救ってくださりありがとうございます。また、ただ一人のケガ人なしに、帰ってきてくださったことも、ありがとうございます』と言い、深々と礼をする大統領。
敬礼を返すユン中将。
目覚めた直後、テヨンのことが気になり病室を裸足のまま出て行くミョンジュ。ふらつき足を絡ませると、誰かが抱き支える。テヨンだ。
涙するミョンジュ。手にはテヨンの認識票が握られていた。
外で一人佇むシジン。
それを眺めているモヨン。
シジンはアグスとともに撮った写真を燃やす。
治療を受けているモヨン。何針か縫わなければならない状況だ。
サンヒョンはペンを取り出しモヨンに咥えろという。祖国はあなたの犠牲を覚えているとも。
すかさずサンヒョンをひっぱたくハ・ジャエ。
どうして?もともと銃槍の治療はこのようにするんだろ!お前映画も見ないのか?と、サンヒョン。
恐怖映画では、あんたのような騒がしい医師が先に死ぬのを知っているでしょ!ボールペンはあんたが咥えてと、ハ・ジャエ。
すると、堰を切ったようにモヨンが泣き始める。
苦労したわねと、ハ・ジャエ。
心配したぞと、サンヒョン。
私を何をすれば?と、ミンジ。
一旦これを咥えろと、サンヒョン。
ちょっと!と、ハ・ジャエ。
翌朝。
裸でランニングする兵たちを見て、女子たちが盛り上がる普段と同じ朝だ。
テヨンを呼びつけて、どうして毎日するんだと、クレームを付けるサンヒョン。
笑顔を返しサンヒョンの肩を叩き走り去っていくテヨン。
シジンとモヨン。
『怪我したところはどう?』と、シジン。
『昨日は正気じゃなくて尋ねなかったけど、ファティマは?』と、モヨン。
『大丈夫だよ。本陣の医療隊で治療を受けているんだけど、幸い経過は良いとのことです』と、シジン。
『ほんとですか?』と、モヨン。
『どんな意味ですか?』と、シジン。
『私に嘘をたびたびしているようで。おばけ村の子供たち、うまく引き継ぎしたって。けれど、その子供たち、みんなそこにいたんだけど』と、モヨン。
『嘘をついたのはすみません。余計な心配するかと思ってそうしました』と、シジン。
『それでまた、どんな嘘をついたんですか、私に?私が余計な心配するかと思って』と、モヨン。
今までついた嘘を思い出すも、『他の嘘は・・・なかったです』と、シジン。
『嘘。たった今言ったその嘘の裏には、何があるの?私はようやくわかったわ。大尉さんがつく嘘は、嘘をついたと問い詰めて争って別れようとただをこねることができる嘘ではないということを。
大尉さんの嘘の裏には、誰かの命が行き来して、政治と外交が介入して、国家が動くというのを。大尉さんの冗談は、そんな話すことのできない仕事を、隠すためのことだったのを。今後もあなたは、そんな話せない話を隠すために懸命に冗談を言うし、私は信じることができないし、そうするうちに結局私たちの間には、する話がなくなるでしょう。
私はただ、朝の出勤途中で、駐車をクソのようにした「とある」人間のせいで熱を帯び、お昼にキムチチゲを食べるのかテンジャンチゲを食べるのか悩んで、宅配が来なくていらいらして、私はただ、そのようなくだらないことなどを話したいのに』と、モヨン。
『話してよ。オレはあなたがするすべての話が重要なんだ』と、シジン。
『分かるわ。信じるけど、だけど・・・弾丸を体で防ぐ人に、そんな話は出来ないわ』と、モヨン。
『私と別れたいですか?』と、シジン。
『私が耐えることができる男に会う・・・という考え』と、モヨン。
アグスが言っていた「シジンについて」を思い出す。
決してシジンは戻らないとモヨンに言っていたアグスが帰らぬ人となり、棺桶に収まっている。
困ったプレゼントをちゃんと受けたぞビッグボス、ありがとう、200人ほどが数千枚の報告書を再び書くようになると、USアーミー。
オレがどんなことをやっちまったのか実感が湧くな、謝るよと、シジン。
失敗した作戦の対価が命じゃなくて報告書という結果、俺たちは「幸い」というから、謝るなと、USアーミー。
その日の報告をしないでくれてありがたかった、おかげで、味方との交戦は避けられたと、シジン。
いや、オレはお前を報告するぞ、ちょっと遅れるだけさと、USアーミー。
彼は名誉も祖国もなくて寂しいな、またな!と、シジン。
ビッグボス、再び会えなくても、生きていろ、元気になと、USアーミー。
太陽の末裔OST Part1. ALWAYS ユン・ミレ(윤미래)
太陽の末裔OST Part2. Everytime チェン(첸)&パンチ(펀치)
太陽の末裔OST Part3.この人(イサラム:이 사랑) ダビチ(다비치)
太陽の末裔OST Part4.You Are My Everything コミ(거미)
太陽の末裔OST Part5.またあなたを(タシ ノルル:다시 너를) Mad Clown(매드 클라운)、キム・ナヨン(김나영)
太陽の末裔OST Part6.言って!言って?(マレ! マレ?)말해! 뭐해? K.will(케이윌)
太陽の末裔OST Part7.With You LYn(린)
太陽の末裔OST Part8.恋しよう(サランハジャ:사랑하자) SGワナビー(SG워너비)
太陽の末裔 第12話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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