モヨンの家で家飲みしている二人。
『あ~、カン先生はご祝儀どこに出すのですか?』と、シジン。
『大部分はダニエル側にするから、私はイェファさん?』と、モヨン。
『ん~、ダニエルの車やってしまったのは全て忘れて?』と、シジン。
『それは月々寄付で返しているんだって!どれくらい貴重な経験なのかユ・シジンさんは分からないでしょ?寄付する人生を知らないから』と、モヨン。
『オレに対して007のお金のカバン探してた人、今日いないようだね』と、シジン。
『その女、ビール取り出しに行くわ』と、モヨン。
『その以前から気になってたことなんだけど、そこの宣誓写真、どうして宣誓代表がカン先生ですか?1等で代表ですか?』と、シジン。
『いいえ。美貌が代表よ!』と、モヨン。
『お~、カナダ順(あいうえお順)じゃなくて?カン氏ならどこに行っても1等なのに』と、シジン。
『違うけど』と、モヨン。
『あ~、年齢順?』と、シジン。
『・・・私が話をしなかったのね。私がちょうど明日、後輩たちの宣誓式に行くのよ。学校を輝かせた先輩として招待受けて。学校を。輝か・せ・た・先輩!』と、モヨン。
『学校にもお金を借りたの?』と、シジン。
『家に帰らないの?』と、モヨン、
『今行けば混んでるよ』と、シジン。
『それ、2時間前言い訳なんだけど!』と、モヨン。
『今ものすごく混んでて、汝矣島(ヨイド)冗談じゃないよ』と、シジン。
『行きなよ、もう・・・』と、モヨン。
『ヒポクラテスは言った。この言葉あの言葉たくさん言った。ある言葉は頭に残り、ある言葉は胸に残った。例をあげるとこんな言葉だ』と、モヨン。
それぞれの宣誓式に出席しているモヨンとシジン。
(医学生の宣誓)もう、医業に従事する許諾を受けしゆえ、私の良心と威厳として医術を施すであろう・・・
(士官学校の学生の宣誓)私は大韓民国の特戦副士官として、国家と国民のために、忠誠をつくして・・・
(医学生の宣誓)人種、宗教、国籍、政党政派、または、社会的地位如何を超越し、ただ患者に対する私の義務を守らん・・・
(士官学校の学生の宣誓)憲法と法規を遵守して、すべての職責と任務を誠実に実行することを・・・
(医学生の宣誓)たとえ威嚇にあっても、私の知識を人道に外れ使うなかれ・・・
『たとえ威嚇にあっても、どんな災難の前でも退くなかれ。どんな銃口の前でも、この地の平和を守るのだ。
今日数多くのユ・シジンと、数多くのカン・モヨンは、厳粛に宣誓した。彼らの宣誓が、この世のすべての地で、この世のすべての太陽の下で、守られることを、私は応援した・・・』と、モヨン。
そして、シジンに電話をかけ『いま!』と告げる。
廃船に石を置くモヨン。
『本当にまた戻ったわね、私たち』と、モヨン。
『カン先生と一緒に来て嬉しいよ。今回も』と、シジン。
『おかげで、私は別の男と来る機会を逃したわね』と、モヨン。
『別の男?』と、シジン。
『それなら、ここに一人来るの?この美貌で?あう~、一人来る才覚がないわ、私は』と、モヨン。
『ぴったり立ちます!』と、追いかけ始めるシジン。
『ところで、この船、間違いなくレントゲン写真のようじゃない?』と、モヨン。
『言い返しません!』と、シジン。
『あ、ちょっと待って!私ちょっと見て!ちょうど良いわ。ユ大尉さんの単独写真がレントゲン写真しかなくて。私はまた、それをものすごく見たわね』と、モヨン。
※シジンは昇進したはず!
『感情に訴えても見ません!』と、シジン。
『海辺ではやっぱり、「私を捕まえてみて」でしょ?私を捕まえてみ~て~!』と、モヨン。
『捕まえたら死にますよ!』と言い、追いかけるシジン。
『おお、ところで、私達いつ帰るの?』と、モヨン。
『あの船(ボート)が、あの(廃船の)ようになったら』と、シジン。
『ほんとに?わ~、無人島に男と一緒にたった二人でいるわ~!大変だ~!』と、モヨン。
日が暮れ、廃船の上に座っている二人。
『ほんとに飲まないの?ものすごく美味しいのに?』と、モヨン。
『ほんとに飲みたいんだけど、運転しなければなりません。ボート』と、シジン。
『戻らないって?』と、モヨン。
『誰が好きで・・・』と、シジン。
『チッ・・・』と、モヨン。
『おいしいですか?』と、シジン。
『はい。かなり飲みたいようだわ。方法がないわけではないでしょ?』と、モヨン。
『(頷き)分かってるよ』と、シジン。
『あ~、その時私、心臓震えて死ぬんだと思ったのに』と、モヨン。
『私は今、心臓震えて死にそうです。海辺にお酒もあって、美人もいて。あのように星もあふれていて』と、シジン。
『は~、すごい、ウソ!私、流れ星、初めて見るわ。星にどんなことをしたの?世の中のすべての星が、どうしてここにすべて浮かんでるんだろ?』と、モヨン。
『お願いしないの?』と、シジン。
『すでに祈ったわ』と、モヨン。
『口広げて?』と、モヨン。
『チッ!遊んで何してるの?はやく私、あそこの星を一つだけ取ってみてよ』と、モヨン。
『すでに取ったよ。オレのそばに座ってるよ』と、シジン。
『フフ、もっと言ってみて』と、モヨン。
『すごく輝きます』と、シジン。
『もう一度だけ言って見て』と、モヨン。
『私の人生が、突然(ピョランガン:별안간)明るくなりました』と、シジン。
『どういたしまして(ピョルマルスムヨ:별말씀을요)』と、モヨン。
※星(ピョル:별)という言葉に書けた言葉遊び。韓国語がわからないと気が付かないおしゃれなセリフです。
『どのように、こんな女性が、オレに来たんだろ?』と、シジン。
『ん~、前世で国を救ったんでしょ?あら、前世で捕卒だったようだわ』と、モヨン。
※捕卒(ポジョル:포졸)・・・朝鮮時代の捕盗庁(ポドチョン:포도청)の下っ端
『今回の生ではたくさん昇進したね』と、シジン。
『あら、来世でもまた会うようだわ。今回の生でも国を救っているじゃない』と、モヨン。
『あ~、国程度救ってこそ会えるんだな、この女性』と、シジン。
『誰が会うんだって?』と、モヨン。
『次の生で会わないの?』と、シジン。
『嫌だといえば来ないの?必ずまた、私に会いに来て。次の生でも』と、モヨン。
『約束したのですよ』と、シジン。
頷くモヨン。
『ん、お願い、何祈ったの?』と、シジン。
『ん~驚くはずだわ』と、モヨン。
『なんなの?』と、シジン。
『この男性が、キスするようにしてください。叶うかな?』と、モヨン。
『方法がないわけじゃないでしょ』と、シジン。
口づけを交わす二人。
『愛してる』と、シジン。
『私もよ』と、モヨン。
『質問だったのに』と、シジン。
『チッ、愛してる。答えよ』と、モヨン。
『オレもだよ』と、シジン。
エピローグ
バンクーバー。
『新郎新婦は服を着替えてから来ますって』と、モヨン。
『イェファさん、着飾ってたからちょっと綺麗だったわ、ウェディングドレスもすばらしくて』と、ミンジ。
『今あの光景も特異で・・・』と、テヨンを指差すモヨン。
ブーケを握っているテヨン。
『あ~い、それちょっとどうにかしてはだめですか?それをどうしてソ上士が受けますか?』と、シジン。
『新婦がすべての力をつくして遠く投げたものを捨てますか?それでは?』と、テヨン。
『置いていてください。結婚式に思い出が多い両班です。元カノ』と、ミョンジュ。
うなだれるテヨン。
『ところで、このようなエンディングとても良いでしょ?人生のあらゆる災難を愛で克服して、いつまでも幸せに暮らしました。エンディング!』と、チフン。
すると、停電が起きる。
『キスタイム?』と、ミョンジュ。
『何かショーしようとそうするのかな?』と、ハ・ジャエ。
『バンクーバー市全体が?あ~、スケール並外れてるな』と、サンヒョン。
『いま、回想シーンじゃないじゃない。突然このシーンどうしたの?』と、モヨン。
『ストーリー展開がラブコメやメロの方ではないようだけど?』と、シジン。
停電が回復するも、非常ベルが鳴り始める。
そして、近くで火山が爆発したって!と、ウェイトレスがあたふたする。
みんなは肝が座っていて、動揺さえも見せず、またかという様子。
『どういうことで、こんな幸運があるのかと思ったわ』と、ミンジ。
『転役するべきだったのに・・・』と言いつつ、袖のボタンを外しているテヨン。
『もう遅いわ』と言い、リップを親指で拭うミョンジュ。
『立って』と言い、髪を上げピンで止めるハ・ジャエ。
『ああ』と、サンヒョン。
『それなら、ボクたちみんな休暇返上するの?』と、チフン。
『もう、お前をやってしまう番のようだわ』と、ハイヒールに語りかけるモヨン。
『すごく長い報告書の序幕という気がするよ。行こう!』と、シジン。
動き出すシジン&モヨンたち。
You Are My Everything♪
太陽の末裔 翻訳後記に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
いつも購読させていただいております。
太陽の末裔は、放送になる前から凄く楽しみにしていました。
韓国での放送後YouTubeにアップロードされると夜中に起きて画像を確認し、あらすじ団さんのあらすじがアップされるのを楽しみにしていました。
これほどにワクワクドキドキで視聴した作品は久しぶりで、2ヶ月はとっても楽しかったです。
YouTubeで英語の字幕で内容をざくっと理解できますが、詳しく内容を確認するにはあらすじ団さんは不可欠です。本当に購読する度、あらすじ団さんに感謝しています。これからもよろしくお願いします。
お役に立てて良かったです。
英語っだとどうしても警護などの概念や上下関係のニュアンスがうまく表現できませんよね。
その点、日本語と韓国語にはかなりの互換性があるので、日本人は韓国のドラマをより楽しむ事ができます。
これからも話題作は外さない予定ですので、ご利用くださいませ!
全16話の翻訳、お疲れさまでした!!
このあらすじを頼りに毎回楽しませていただきました。
6話くらいまでは動画に日本語訳を付けてアップしてくれる方がいらっしゃったんですが、その方の更新が難しくなってしまったため、他にいい方法はないか探していたときに見つけたのがこのサイトでした。
わたしも現在韓国語を勉強しているのですが、画面の日本語字幕を読みながら観るよりも、こちらであらすじを先に少し読んで、そのあと読んだ分だけ動画を再生するという方法で視聴していた結果、最終回が終わる頃にはだいぶ耳が慣れて聞き取りやすくなっていました。勉強という意味でも、こちらの翻訳サイトがおおいに私の助けとなりました。
約2ヶ月、ほんとうにありがとうございました!!!
どういたしまして。
動画に日本語訳を付ける方がいらしたのですね~。
このくらいの大作になると、訴えられたら大変なことになりそうですね(さぶっ)
当サイトでも、もっと画像を付けてとのメールがけっこうあるのですが、おそらく現状が許される範囲かなと思っています。
そのため、文字ばかりで非常にわかりにくいサイトですが、映像と一緒にご覧いただけて、そしてお役に立てて良かったです!