太陽を抱く月第1話のラストシーン フォンからの謎を解くヨヌの台詞を紹介(あらすじ含む)

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太陽を抱く月(ヘルル プムンタル:해를 품은 달)第1話の解説(あらすじ含む・ネタバレあり)です。

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太陽を抱く月(ヘルル プムンタル:해를 품은 달)

 

久しぶりにキム・ユジョンの演技を見ました。その辺の20代の俳優よりはるかに演技がうまくて、語尾の抑揚の付け方なども文句なしです。

下手な女優は彼女に弟子入りすればいいとさえ思うくらいです。もっとも、キャリアはすでに11年なので、20歳で演技を初めて30歳になった人とキャリア的には変わらないんですよね(笑)

 

フォンからの謎のメッセージ 畫圓書方 卯生酉死とは?

第1話のラストシーンでは、『畫圓書方 卯生酉死(ファウォンソバン、ミョセンユサ:화원서방, 묘생유사)』領絹(ヨンギョン:영견)書かれた文字を見て悩むヨヌの姿が描かれました。

漢字が出てきたほうが情報を得やすい日本人ですが、韓国の漢字は日本でいうところの旧字体ですので、現代日本人にも読みにくいですね。異字体も結構あって、書けと言われると手も足も出ません(汗)

 

『畫圓書方』『画円書方』です。ヨヌは続けてこう言っています。

『화원서방… 그림을 그리면 둥글고, 글로 쓰면 각이 졌다.

이건 알겠는데.. 묘생유사…토끼는 살고 닭은 죽는다?

이게 대체 뭘까?』

『ファウォンソバン・・・クリムル クリミョン トゥングルゴ、クルロ スミョン カギジョッタ。 

イゴン アルゲンヌンデ・・・ミョセンユサ・・・トッキヌン サルゴ タグン チュンヌンダ?

イゲ テチェ ムォルカ?』 

『画円書方・・・絵を描けば丸く、字を書けば四角になる。これはわかるんだけど・・・卯生酉死・・・兎は生きて鶏は死ぬ?これは一体なんだろう?』

 

ソルに聞いてみると、『鶏が死ねば朝誰が目覚めさせてくれるのです?』と、そっけない答えが返ってきます。けれどこれが後に大きなヒントとなります。

月明かりに領絹をかざすことで、隠れている文字が見えるかと思い試してみるヨヌですが、領絹にはそんな仕掛けはありませんでした。けれど、その瞬間にソルの言葉を思い出し再び文字を見ます。

『아침…묘시…묘생유사.묘시에 태어나 유시에 죽는다?』

『アチム・・・ミョセンユサ。ミョシエ テオナ ユシエ チュンヌンダ?』

『朝・・・卯の刻・・・卯生酉死。卯の刻に生まれ酉の刻に死ぬ?』

卯の刻は午前6時前後で、酉の刻は午後6時前後です。ヨヌは『○』の絵を描き、『日』の漢字を書きます。そして、こうして導き出された答えが太陽を表す『ヘ(해)』という言葉でした。

 

ヨヌはフォンが言っていた言葉を思い出します。

『네가 지금 나를 무시하는 것이냐? 나는 이 나라 조선의!…』

『ニガ チグム ナルル ムシハヌンゴシヤ? ナン イナラ チョソネ!・・・』

『お前は今、私を無視するのか?私はこの国朝鮮の!・・・』

 

『하…태양…』『ハ~テヤン・・・』『は~、太陽・・・』

ヨヌはフォンが太陽、つまり、王統を継ぐ者だということをここで悟ります。がっくりと腰を落とすヨヌ。

 

再会は?

ヨヌのことを気に入り、再び会えるのか?と期待するフォン。

『세자 저하…아십니까? 다시 만날 일이 없어 소녀는 얼마나 다행인지 모릅니다.』

『セジャチョハ・・・アシムニカ?タシマンナル イリ オプソ ソニョヌン オルマナ タヘンインジ モルムニダ』

『世子邸下・・・ご存知ですか?再びお会いすることが無く、わたくしは、どんなに多幸なのかわかりません』

両班家の令嬢は基本的には外を出歩かず家にこもっているし、ましてや世子(セジャ:세자)に会うことなど通常ではありえないことなので、数々の非礼を犯したヨヌは胸をなでおろしているのでした。

 

『再びあえて嬉しい』と、塀の上からヨヌを見下ろすヤンミョン君。

三角関係を予感させます!

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

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