そば畑にいるトッケビ。
堤防でケーキに指したろうそくに火をつけているウンタク。
私が9歳の時、こんなの絶対にしないと決心したんだけど、すごく急いでてこうなのだから理解お願いします、アルバイトちょっと必ず求めてくださって、叔母家族ちょっと何とかして下さって、私の彼氏も必ずちょっとできるようにしてください、どうか!
その言葉が聞こえるトッケビ。
十ウォン分だけでもどうか・・・私何してるの・・・誰に祈ってるの・・・神がどこにいるって・・・と、ウンタク。
ロウソクの火を消す。
雷が鳴る。
まさかここで雨まで降るの!・・・と、ウンタク。
すると・・・お前か?と、トッケビ。
急に!私です?私です?私に声をかけられたんですか?と、ウンタク。
ああ、お前、お前か?と、トッケビ。
何がです?と、ウンタク。
オレを呼び出したのがお前かってと、トッケビ。
私が?私は呼んでないですけど?と、ウンタク。
お前が呼んだ、いったいオレをどのように呼び出したんだ?と、トッケビ。
私がどうやって?私はほんとに呼んでないですからと、ウンタク。
お前が呼んだ、たしかに、考えてみろ、お前がどうやって呼んだのか?と、トッケビ。
切実に?私が呼んだんじゃなくて、ただ私の目におじさんが見えるんですよ、この前道でミスで目を合わせておいて、そのおじさんでしょ?と、ウンタク。
どういうことだ見えるというのは?と、トッケビ。
おじさん鬼神じゃない?私が鬼神を見るんですと、ウンタク。
鬼神じゃない!と、トッケビ。
最初は皆そう言うんですと、ウンタク。
お前、いったい何なんだ?何で普通は見えなければならないものが何も見えないんだ?と、トッケビ。
何が見えないといけないの?と、ウンタク。
20才・30才のお前の未来と、トッケビ。
ないんでしょう、未来がと、ウンタク。
ところで、おじさん、死ぬ前に巫堂(ムーダン)だったの?違うなら詐欺師?未来なんて言ってるわと、ウンタク。
な、なに?と、トッケビ。
良いところで行ってください、長くさまようと良くないです・・・ところで、その花は何です?と、ウンタク。
行けと言っておいてどうして話しかけるんだ?と、トッケビ。
わかったわ、行ってくださいと、ウンタク。
蕎麦の花だと、トッケビ。
それ、それを尋ねてるんじゃないじゃないですか、どうして持っているのかって・・・ちょうだい、おじさんには似合わないわと、ウンタク。
初めて聞くぞ、ほんとに!と、トッケビ。
くれてもいいんです、今日私の誕生日なんです、すごく憂鬱な誕生日と、ウンタク。
花を渡すトッケビ。
私は主に誕生日に草を受けるわね、9歳のときは白菜を受けたんです・・・ところで、そばの花は、花言葉はなんなんでしょう?と、ウンタク。
恋人・・・と、トッケビ。
どうして泣いてたんだ?アルバイト・叔母の家族・彼氏、三つの中で何のために?と、トッケビ。
それをどうやってわかったんです?と、ウンタク。
聞いたんだと、トッケビ。
聞こえたって、どういう意味です?と、ウンタク。
誰かの願いを聞き入れてやることもするんだ、オレがと、トッケビ。
誰かのお願いを聞いてくれるって?ジニーのように?なに?守護神、そんなの?ほんとに?どうりで、初めて見た時、他の鬼神たちと違うと思ったわ、本当に私の守護神なの?と、ウンタク。
お前の守護神だと言ってないと、トッケビ。
うちの母さんがそう言ったの、人々はみな自分だけの辞典を持って生まれるって、私の辞典には、いくら引いても、幸福・幸運、このような単語はまったく姿も見えないの・・・私の話、どんな意味かわかるでしょ?と、ウンタク。
わからないんだがと、トッケビ。
ただ、500万ほど融通がきかないかという意味でしょ、現金を融通するのが難しければ、今週のロトの番号を教えてくれれば・・・と、ウンタク。
今回は叔母の家族に別れのあいさつしろ、しばらく会えないだろう、チキン店のアルバイトを懸命にして、できるはずだと言い消えるトッケビ。
あ、ちょっと!私の彼氏は?ちょっと~!と、ウンタク。
コメント
도깨비はどう考えても訳は鬼ですよ
嬉しすぎます♡90分もの濃~いものを、こんなに早く!こんなに丁寧に!!
手の酷使 痛まないことをトッケビに祈ります!?
レビューを書いてて引き込まれてしまい、ついつい文字数が多くなってしまいました。
今回は1万字以上です(汗)
キム・ウンスク作家、ほとばしっているというか溢れ出しているというか、まさに天才の筆ですね!
まだ序盤ですが、この先どのような展開になるのか気になって仕方ありません。
私もとても嬉しいです。「青い海の伝説」があるのでレビューでも書いていただければ有難いと思ってました。(あらすじは無理かも・・と思ってました)
「青い海の伝説」は面白いのですが、私的には今のところまだ「星から来たあなた」の焼き直し感をどうしても感じてしまいます。・・今後の展開に期待しています。
「トッケビ」は、今までのキム・ウンスクの作品とはまったく違って、わくわく感が半端じゃありません。キム・ウンスクの描くファンタジー、とっても楽しみです。
まだ初回だから2千字くらいでいいかなと思っていたのですが、細かいところまで知りたくなって文字数が増えてしまいました。
おっしゃるように、「青い海の伝説」は、頭の良い男性主人公とマヌケな女性主人公という構図が似ていて、新鮮さにやや欠けている感がありますね。
ビジュアル的にも、男女にもう一人づつ主役級が欲しかったかな~。
トッケビはとにかく設定が新鮮で、キャラクターが粒立ちしている印章です。
これからの展開も楽しみですね!
あらすじ団さま🎶
たまたま、韓国で1話2話観たのですが引き込まれます。語学力がある訳じゃないんですよ、私。ストーリーもつかみしか分かってません。でも翌日の再放送まで観てしまいました。ぐいぐい引き込まれる感覚~。大ヒットの予感がします。
大変ですが、引き続きよろしくお願いします🙆🙆
これもまた、先の読めない展開の話ですね。
ハリーポッターのようでもあります。
おもしろそうです。
詳しいあらすじありがとうございます。お婆さんが産神様でウンタクを無事に出産させる為に、お母さんにトッケビを呼ぶ方法を教えた?なんでカナダ?お墓はトッケビに使えて来た人達の代々のもの?海に落とされた子供は助かったの?死んでたら子孫生まれないよ?いろいろと考えながらも、1.2話見ました。解らないところは英語字幕を頼りに!コンユさんの時代劇姿は見たことなかったのですが、似合ってますね!あらすじ楽しみにしています。