翌朝。
学校へ行こうとするウンタク。
すると、にわかに雨が降り始める。
叔父さん憂鬱なのかな?とウンタク。
楓(かえで)を眺め佇んでいるトッケビ。
だけど笑わせるわ!このタイミングに憂鬱なら、私が気持ちが上下するでしょ!嫌なら嫌と言葉で言えばいいのよ!人を何度も不便に、登校の道に雨ってどういう話なのよ!と、ウンタク。
傘を取り出そうとすると、車がやって来る。
トッカが迎えに来たのだ。
学校までお連れいたしますと、かしこまっていおるトッカ。
言葉を気楽にというウンタクだったが、キム秘書が監視しているのでそれを断るトッカ。
学校の中に侵入し、玄関の前に横付けするトッカ。
顔を伏せているウンタク。
何してる?降りろ、着いたぞ!トッカ。
財閥として世間の注目を浴びるという心情があり、目立たないと気がすまないのだ。
下りないなら明日またするぞ!と言い、ウンタクを下ろそうとする。
明日は本当にしない?と、ウンタク。
明日は面白くないだろ、もう集める視線は全て集めた!と、トッカ。
あれ、チ・ウンタクじゃない?と、いじめっ子。
お前がチ・ウンタクなのか?と、ここで初めて気づくトッカ。
はい、私の紹介が遅くなったでしょ、私がチ・ウンタク・・・と、ウンタク。
子供のように泣いたという話、トッケビの本、これらの要素から、叔父さんと知り合いだということに気づくトッカ。
すべてのパズルが合ったぞ・・・
叔父さん?と、ウンタク。
ウンタクの叔母がどうなったのか問うトッカ。
罰と金について、トッケビがどのように罰したのかが気になるのだ。
うちの叔母さんが何か罰金を払ったの?と、ウンタク。
知らない、オレはただ、うちの叔父さんが罰をどうやって与えたのが気になるんだと、トッカ。
叔母親子は貴金属店に金を持ち込んでいた。
怪しいのでこっそり警察に通報する店主。
警察署。
店では遺産で受け取ったと言っていたとを指摘する刑事。
自分でなくて姪が遺産として受け取ったと、叔母。
さらに姪の名前や住所を聞かれるも、3人共それが思い出せなくなっていた。
トッケビの罰のようだ。
あいつがほんとにうちの叔父さんの新婦なのかと、トッカ。
さあ?神のいたずらでと、死神。
あ~、それでおじさんが憂鬱なんだな?自分のタイプじゃないんだな?いたずらが過ぎたな、神がと、トッカ。
皿を凍らせている死神。
それはおじさんがすごく大事にしてるルイ14世代に買った皿だと、トッカ。
けれど、死神がヤバそうなので突っ込むことをやめる。
そう深刻な表情をしないで、怖いよ、その女のせいでそうなの?初めて会ったのに涙が出たという?よく考えてみてよ、初めてじゃないんじゃない?男がそうしてるのは違うよ、責任を負おう!おじさんはその日を覚えてなくても、その女性は何かを覚えているかもしれないよ?と、トッカ。
それにしては、非常に明るかった・・・髪もちょうど、このように掻き上げて、唇も、このように、このように・・・
本当に、初めて見る女性だったと、死神。
唇について追求するトッカ。
再び皿を凍らせる死神。
出会った場所に行ってみるが、ソニは現れない。
とある老人が死を迎える。
礼服を着ているトッケビ。
お前なんだ? 儀式なのか?葬式なのか?あ~、これだから結婚は墓だということなのか?と、死神。
オレは今ちょっと敬虔なんだが、オレが問うことに正直に返事をするように願うと、トッケビ。
そして、国際業務をするだろう?そうするには英語がダメか?と、尋ねる。
What? Pardon?と、死神。
その程度は立派だ、残念ながらもお前の助けが必要だと、トッケビ。
どうして?海外に行って死のうと?と、死神。
誰もいないホテルの部屋に戻るウンタク。
ひどいわ、ほんとに、どうして潜水艦に乗る?どうしてこない?どうして連絡しない?
その後、トッケビの家に行く。
ドアを開けて!家の前よ!どうして私を避けるのよ!出てこい!中にいるのはすべてわかってるわよ!出てこないっていうんでしょ?出てこないなら、私はこれを吹いて消すわよ!これが何かというと、すごく長く大きいろうそくなのよ!・・・
吹くわよ!どこで吹くかわからないわよ!すごく険しいところに呼び出してやるわ!・・・私、未だに一旦待ってなきゃなんないの?一旦いつまで待っているの?
老人がトッケビの待つ部屋にやってくる。
部屋に入ると、パリで出会った少年の姿に変わる。
久しぶりだな?と、トッケビ。
一つも老いてないですねと、少年。
17番問題の答え、4だと教えてやったのに、2のままに記したなと、トッケビ。
私はいくら解いても2だって、答を分かっても相変らずで、それでどうしても記せなかったんです、それは、私が解けない問題だったんですと、少年。
いや、君はとてもよく解いた、君の人生は、君の選択だけが正解だと、トッケビ。
あ~、そんな問題だったんだな~と、少年。
弁護士になったって?困難な人を多く助けてと、トッケビ。
その時くださったサンドイッチの貸し(値段)を返したくて、それに私は、別の選択がなかったのです、おられるのがわかってしまって・・・普通の人は、奇跡の瞬間を忘れることができないんですよと、少年。
わかるさ・・・私は数千の人々にサンドイッチを渡した、だが、君のように進んでいく人はまれだ、普通の人はその奇跡の瞬間に立ち止まり、もう一度助けてくれと言うさ、あなたがいるのをすべてわかってると、まるで奇跡を預けておいたかのように・・・
君の人生は君自らが変えたんだ、そういう理由で君の人生をいつも応援したと、トッケビ。
そうされるのだと思っていました・・・私はこれからどこへ行くことになるのですか?と、少年。
入ってきたドアを出て行けば良い、あの世はUターンだと、トッケビ。(多くのサイトでUターン:유턴となっているけど、유다르다:格別だかなと思ってみたり・・・)
再び老人の姿となり、一度振り向きドアを出て、天国の階段を昇る。
ぱっと見ても、良いところに行くんだなと思える道だなと、死神。
そうだな、今日はありがとうと、トッケビ。
ところで、どうしてするんだ?こんなこと?しなくてもいいじゃないか?オレのように誰かがさせてるのでもなくと、死神。
しなくてもいいんだけど、このことをしないオレが素敵じゃないだろ?と、トッケビ。
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