ソニが店から帰ろうとしたときに、女死神が現れる。
どうしよう、もう閉めたのにというソニに、ではまた会いましょうと、手を差し出す女死神。
その手を握るソニ。
すると、ソニの前世が見え始める。
女死神はパク・ジュンホンと距離の近い宮女だった。
死神からの電話に出るソニ。
私達、会いましょうと、死神。
もう別れようって?と、ソニ。
ソニさんの家の前ですと、死神。
ぴったり待っててよ!と、ソニ。
狂っちゃうと言いながらメイクを直し外に出ていく。
このように急に尋ねてきたらどうするのよ?家にいて出てきてスッピンじゃない!・・・指輪を返してもらうのをかねて出てきたのよ、私たち、まだその言い訳が残ってたから・・・表情がどうしたの?私に会いたくて来たんじゃないの?と、ソニ。
そうですと、死神。
なのに?と、ソニ。
だけど、 私が誰かなのかもしれない、怖い気持ちで、退きますと、死神。
今何を言ってるの?と、ソニ。
すべてのことが誤答な私が、は~、どうかこれは正解にと、望みますと、死神。
そう言わないでと、ソニ。
生きていない私には、名前がないんです、そんな私に安否・・・尋ねてくれてありがたかったですと、死神。
そう言わないでって!と、ソニ。
死神のキスは、前世を思い出させます、あなたの前世に、私が何だったのか、怖いです・・・けれど、良い記憶だけ記憶することを・・・その中に、あなたお兄さんの記憶もあったら良いですね・・・そして、その人がキム・シンなら、良いですね・・・と、死神。
そして、ソニにキスをする。
ソニの記憶の中の高麗(コリョ:고려)時代。
そなたの兄がまた凱旋をしたのだな、そなたは私たち二人のうち、誰が生きたら良いのだ?答えてみよ!でなければ、すでに計算が立っっているのか? 確かに、そなたは私が生きようが兄が生きようが失うものがないなと、ヨ。
愚かでございましたねと、ソン。
死にたいのか!なりはどうしてそのようなのだ?すでにそなた心には、初喪が出たのだな?皇后の幣物函を持って来い!・・・
(贈り物をばらまき)・・・どうして身につけないのだ?これらを私がここに置けと下賜したと思うのか!私はもう分かりようがない、辺境のオランケ(蛮族)が敵なのか、そなたの兄が敵なのかと、ワン・ヨ。
パク・ジュンホンが敵です!と、ソン。
贈り物の中から玉指輪を拾い上げ・・・敵たちも殺せないお前の兄を、私が今日殺すだろうと、ワン・ヨ。
陛下!と、キム・ソン。
お前の兄の罪は、逆謀だ!なのでこれをはめて皇后らしく、大逆罪人の兄を迎えろ!・・・(指輪をはめ終え)・・・(二人の姿がソニと死神に変わっている)・・・
そなたは誰の味方なのだ?ただの一度でも私の味方であったことがあるのか?ただの一度でも、私が心中に有りはしたのか?ただ一瞬でも私を愛したこと!あるのか?と、ワン・ヨ。
ワン・ヨをひっぱたくキム・ソン。
その者の側に立つな、それが、そなたが生きることができる唯一の道だ・・・選択せねばならない、私の女人として生きるのか、大逆罪人の妹として・・・死んでしまうのかと、ワン・ヨ。
陛下を愛する女人は・・・大逆罪人の妹です・・・と、キム・ソン。
ソニは涙を流している。
これは何なの?私が見たものの数々、なんなの?と、ソニ。
あなたの・・・前世ですと・・・もしかして、あなたの前世の中に、キム・シンがいるの?と、死神。
頷くソニ。
もしかして、あなたの前世の中に、私もいるの?と、死神。
頷くソニ。
ちょっと、私の目をちょっとご覧になりますか?幸福に輝いていた瞬間だけ残して、辛く、悲しい瞬間はすべて忘れて、前世でも現生でも・・・それと、私も忘れて・・・あなただけは・・・このようにでもハッピーエンドになることを・・・と、死神。
涙に頬を濡らしたまま去って行く死神。
涙が止まらないソニ。
胸が痛い。
※『辛く、悲しい瞬間はすべて忘れて、前世でも現生でも・・・』このセリフは後で効いてくるでしょうね!
店を開けるソニ。
すると、ドア越しにトッケビがやって来ているのが見える。
そこお兄さん!どうしてまた、私の店を穴が開くほど見ているの?今日はまた何なの?ノリゲ?薬菓?足袋?と、ソニ。
ドアを開けて入り・・・今日はそんなんじゃなくて、オレの焼き芋の代金をと、トッケビ。
チッ!それは私がおごったことにしましょ!・・・ところで、お兄さん・・・陛下が本当に・・・私をぶさいくだっておっしゃったの?と、ソニ。
・・・・・と、トッケビ。
いくら戦場を飛び交う兄だと言って、どうして返事一つもくれないのか・・・と、ソニ。
・・・本当に、本当にお前が?と、トッケビ。
とても遅く気づいてごめんね、お兄上・・・幸せになるという約束も・・・守れなかったわ・・・ごめんね、お兄上・・・(トッケビに抱きつくソニ)・・・紅柿、花靴、絹、 ありがたかったわと、ソニ。
涙を流すトッケビ。
もうこのぶさいくな妹、頻繁に会いに来なければなりませんよ!と、ソニ。
頷くトッケビ。
忙しくないならと、死神に碁の相手をしてもらうトッカ。
胸を抑える死神。
何かあったの?と、トッカ。
ただ、ちょっとひっかかることがあってと、死神。
叔父さんとまた喧嘩なさったので?と、トッカ。
いや、その前から、その日以後に時々と、死神。
いつなの?と、トッカ。
それは、ソニと会っていたときで、トッケビが王黎(ワン・ヨ)の名をしたためていたときだった。
その日なら、うちの叔父さんのせいではないな、僕達その時、寺にいたんだよと、トッカ。
寺に?と、死神。
はい、叔父さんが灯を上げられたんだ、1年に1日、そのようにされるんだって、叔父さんの心に借りがあった方々だって、そうだけれど、賛えられるんだってと、トッカ。
名前が二文字ずつだったんだけど、キム・ソンと、ワン・・・ワン某だったんだけど、漢字であって・・・(石を打ち)・・・こうすればどうなるの?
困馬(コンマ:곤마)と、死神。(囲碁用語で、攻め立てられ生きるのが困難なほど気の毒な境遇という意味)
コメント
思わせぶりなトッカの訳は正体を明かす小道具だったのですね。初恋はウンタクですものね。おじいさんの遺言が・・・転生を匂わせ・・・てます!?
古くはオールインのテーマ音楽に、これが韓国の曲??と驚きましたが、今回のOSTも新鮮ですね!