ウクと解氏夫人について皇宮へ入るヘ・ス。
皇后劉氏(ファンフユシ)と皇后皇甫氏(ファンフ ファンボシ)に会う。
会うのは初めてだが、ヘ・スは第10王子を殴ったことで、皇后劉氏にすでに知られていた。
ヘ・スの作った石鹸を喜ぶ皇后皇甫氏。
皇后劉氏は一瞥するだけだ。
そこに王建と正胤(チョンユン:정윤)王武(ワン・ム:왕무)
ドラマでしか見たことのない高麗を建国した王建が実態として現れ驚くヘ・ス。
ヘ・スはウンを殴ったことを王建に咎められることになる。
死ぬ罪を犯しましたと伏せるヘ・ス。
朕が怖いか?と、王建。
正気になって!暴君は恐怖に生き、聖君は徳により生きたと心のなかでつぶやき、陛下は聖君なので怖くありませんと答える。
どうして朕を聖君と思うのか?と、王建。
答えが出ないヘ・ス。
口先だけで場をしのぐつもりだったことを指摘する王建。
お願いお願い、思い出さないと!と、心のなかでつぶやいたあと、三国統一、亡国出身者の差別ない登用、渤海(パレ)が滅んだ時も最後まで義理を守った事を上げ、だから聖君だと答えるヘ・ス。
思わず笑い、拳だけがうまかったのではないなと、ペルシャ絨毯を褒美に与えると、王建。
中学の時の歴史の先生に当時は文句を言っていたけど、改めて心のなかで感謝するヘ・ス。
礼を促すウク。
聖恩に極みでございますとひれ伏す、ヘ・ス。
王建の笑いを更に誘う。
その後、厠を探すヘ・ス。
すると、後ろからワン・ソに肩を抱かれる。
どうしてお前がここにいる?お前のような子が来る場所じゃないのにと、ワン・ソ。
完全に別の人になられましたね?誰が見ても皇子です、ここでは過ごしてるだけで?と、ヘ・ス。
当然だろ、お前の言うとおり、両親・兄弟が全ているオレの家じゃないかと、ワン・ソ。
両親とちゃんと会っているかと、ヘ・ス。
そこに、皇后劉氏がやって来ようとする。
壁の裏側に隠れるヘ・ス。
相変わらずワン・ソに冷ややかな言葉を投げかける皇后劉氏。
ヘ・スを気にしつつ、心配してくれてありがとうございます、母さんに害が及ばぬよう、死力をすべて尽くして努力するでしょうと、ワン・ソ。
ワン・ソが気づいた時にはヘ・スはいなかった。
血を吐く解氏夫人。
皇后にお耳に入れることがありますと、跪く。
婚姻の際に皇子様に大きな力となったので、願いを聞いてくださるとおっしゃいました、いくら難しいことでも必ずお聞きくださると、と解氏夫人。
私が何をどうしてあげましょう?と、手を握り答える皇后皇甫氏。
ヘ・スを皇子様のつれあいとしてお許し下さい、私に残された日がいくらもないのはご存知ではないですかと、解氏夫人。
チモンを目にしたヘ・スは、私を知ってるでしょ?と言い駆けよる。
私がどれだけ探したかと、ヘ・ス。
第8皇子様の妻の妹ということも今知ったのにと、チェ・ジモン。
今から千年後に!と、ヘ・ス。
気をつけてください、皇宮ではすべてのこと・言葉を大切にしなければなりません、ここではすべてのことを話しては困難となります・・・ここの方式のままに生きないと、まあ人生は変えたいと言っても勝手に変えられませんが、と、チェ・ジモン。
変えたいと言っても変えられないとは、浮浪者が言っていた言葉だった。
雪の中、前を歩くウクの歩幅をたどるヘ・ス。
それに気づいたウクは、わざと大股で歩く。
チモンとはもともと知った仲だったのか?と、ウク。
知ってる仲だと思ったのに見間違えでしたと、ヘ・ス。
今まで感謝することも多く詩も教えてくれてと、石鹸を渡すヘ・ス。
それで、その詩の意味はちゃんとわかって?と、ウク。
含まれた意味でなく、文字通りの意味を答えるヘ・ス。
それなら答詩を、詩には詩で答えるのが礼儀だ、お前が好きな詩を一つ書いてくれるか?と、ウク。
漢字の書けないヘ・スは、苦慮した挙句何かを書く。
それをウクの机に置きに行った時に、運悪く皇子たちに見つかってしまう。
ウクに目で訴えるヘ・ス。
ヘ・スには出て行くようにというウク。
ヘ・スを追いかけるペガ。
ヘ・スの返詩を見ても、皇子たちは意味がわからなかったが、唯一ワン・ソだけがその意味がわかる。
手を挙げてみろと言って、その意味を教えるワン・ソ。
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