病のために朝会に出られなかった正胤(チョンユン:정윤)王武(ワン・ム:왕무)。
そんなワン・ムの腕に薬を塗りつつ、誰でも病になるのだから自責しないでくださいと、司天供奉(サチョンゴンボン:사천공봉)崔知夢(チェ・ジモン:최지몽)。
この病が卑しい身で皇位に欲心を出して受ける神罰のようだと言うワン・ム。
確かに申し上げますが、正胤は皇帝の星に生まれました、私が全高麗(コリョ:고려)を相手に詐欺をしますか?と、チェ・ジモン。
大将軍・朴守卿(パク・スギョン:박수경)と娘スンドクが松岳に戻ってくる。
彼はワン・ソの武芸の師匠だ。
太祖(テジョ:태조)王建(ワン・ゴン:왕건)に対して、傷さえなければ正胤でも遜色のない方だと言うほど、ワン・ソを買っている。
それなら正胤の武芸の才は不足だと?と、王建。
ワン・ム皇子は拳の強さに比べ従順だと、パク・スギョン。
話を流して去っていく王建。
空気を読めと、チェ・ジモン。
それなら、ワン・ソ皇子もそんなことを学んでいるのか?と、パク・スギョン。
文武両道に励む皇子たち。
先日の殺戮の件についてチクリと指摘するパク・スギョン。
殺す方法を教えたのは大将軍だけど?皇室の不安を防いだので国を守ったことじゃないのか?と、ワン・ソ。
ところで、松岳は、どうして過ごしたいのです?と、パク・スギョン。
私も皇子なので、皇室がどうなるのか見物しないと、皇帝がどんな座だと、母さんや兄弟たちがそうもがむしゃらなのか気になることでもありと、ワン・ソ。
それなら見物が終われば再び戻られるのですか?と、パク・スギョン。
私が必ず行かないといけないか?と、ワン・ソ。
最後まで松岳で過ごせる皇子はたったお一方だけです、皇帝に上がる方、よく考えてみてください、松岳で過ごしたい本当の理由が何なのかと、意味深な質問を投げかけて去っていくパク・スギョン。
茶美園にやってきている皇后ファンボ氏。
オ尚宮を以前から気遣っている様子だ。
また、オ尚宮は皇后ユ氏と悪縁を持っているようでもある。
叫び声が聞こえ、その部屋へ行ってみるヘ・ス。
すると、その声の主はワン・ムで、アトピーの炎症に悩まされているようだった。
氷水を体にかけようとするワン・ム。
ダメだと言って止めるヘ・ス。
お前が何を知ってそうするのだ?と、ワン・ム。
豆や冷たい食べ物を食べるとより痒くないですか?疲れて汗をかけばより痒く?毛のある服は着られなくて?と、ヘ・ス。
お前がそれをどうして分かる?と、ワン・ム。
私を信じて湯で洗ってくださいと、ヘ・ス。
そして、ミントの葉を使って治療を始める。
けれど、勝手なことをしていたため、やって来たオ尚宮に突き飛ばされ追い出される。
その後、跪き手を上げたところ重い医書を重ねられ、どこにも載ってないと罰を受けるヘ・ス。
方法を知っていて助けないことはできなかった、母が同じ病気で治療法を見たと、ヘ・ス。
決して口外してはならないと、オ尚宮。
罰を受けるかのように庭の水撒きを扠せられるヘ・ス。
飲め飲めと言って撒いていた水が、草花の間で寝ていたワン・ソに水がかかってしまう。
逃げようかとつぶやいたのをワン・ソに聞かれてしまう。
ただそうしたいと言っただけだと、ヘ・ス。
また、ここは合わない、自分の能力を分かってくれる人がいない、能力過剰だと、ヘ・ス。
能力を発揮したことはあるのか?と、ワン・ソ。
今回の正胤のことも、私の言うことが合ってるの・・・とにかく、職場で認められるには上司にちゃんと出会わないといけないのに、今回の生はそうだ・・・と、不平を言うヘ・ス。
お前まさか、正胤の病を知っているのか?と、ワン・ソ。
知らないとごまかすヘ・ス。
口に気をつけろ、今回は茶美園程度では終わらないぞと、ヘ・ス。
皇子様も知っているのね、ところでアトピー、いや、掻痒症は、死ぬ病のように大騒ぎするものじゃないわ、管理を良くして食べるものを気をつければ・・・はっ、もしかしてオ尚宮は私を牽制してるんじゃない?私が正胤によく見えるかと?と、ヘ・ス。
お前が触って正胤の病気がもっと深刻になったら、お前はすでに黄泉行だ!オ尚宮が見てくれたと思わないと!と、ワン・ソ。
また、お前は能力過剰じゃなくて大不足だとも。
さらに、なんでも育てるときは名前をつけて、友達としなければならないと、過去のことなども話す。
自分をからかっているのかと思ったヘ・スだったが、ワン・ソの悲哀も感じる。
その話はやめ、メシの対価を払えと言ってデコピンをするワン・ソ。
ヘ・スに爪を染められているウン。
時間が長くうんざりしていたが、初雪が降るまで残っていたら初恋が叶うと言われ、やる気になる。
オ尚宮に与えられた宿題として文字の練習をしているところに、ウクがやって来る。
それで、ウクに文字が読めないことがバレてしまう。
もらった詩は姉さんに読んでもらったと、ヘ・ス。
夫人に返さねばならない心はとても多いなと、ウク。
また、文を書こうとしたのにどうしようとも。
心配しないで、全て読めますと、ヘ・ス。
ヘ・スの手を取り『旭』と書くウク。
これはどんな文字ですか?と、ヘ・ス。
私の名前だ、「ウク」、朝昇る日だと、ウク。
また、ヘ・スの傷のある手首に玉の腕飾りをつけ、赤い色は災いを防ぎ、さらに、深い縁を意味したりもする、約束してくれるか?生涯はずさないと?と問う。
頷くヘ・ス。
お前を以前に戻すためになんでもする、だから、待っていてくれと、ウク。
その気持ちをわからないことはないので、そうお急ぎにならないで、私はよく過ごしていますと、ヘ・ス。
ヘ・スのおでこにキスをするウク。
夜、旭という文字を撫でるヘ・ス。
待てという言葉で幸せになれるのね、あの人が好き、あの人と一緒なら、コ・ハジンでないヘ・スでも、大丈夫なようだわ、あなたはうまく生きられるわ、ヘ・ス!と、ヘ・ス。
コメント
いつも翻訳ありがとうございます。いつまでも現代感覚で対等に張り合うIUが少し不自然。でも歌は良かったです。ソとウクは魅力的です。
歴史に沿っているから、先が見え、見ていて心配なのは、嫌かしら。私は毎回片目をつぶりながら、楽しんでいます。光宗は歴史ではどんな人か詳しく調べてみたくなりました。