恵宗(ヘジョン)が病欠する朝会で、皇命を盾に豪族に不利な軍政改革について述べるウク。
まるで摂政をしているかのような振る舞いだ。
それぬついて、陛下の意志だと豪族たちを圧迫すれば不満だけが生まれると、ウクに指摘するワン・ソ。
未だにお前を疑っているとも。
一応、忠告を聞く姿勢を見せつつも、大匡(テグァン:대광)でも解決し得なかったことだと、ウク。
茶美園(タミウォン)。
湯に浸かっている恵宗は、最近、沐浴をして出れば、過度に気だるく、昨日なのか今日なのか記憶があやふやだと言う。
明らかに体調が良くないようだ。
ヘ・スが下がったあと、追加の薬剤を入れるチェリョン。
動きに怪しさがあるようだ。
チェリョンが外に出ると、ウォンがいた。
茶美園(タミウォン)に鏡がたくさん使われると、鏡を作る水銀を入れろと言った、ちゃんと到着しただろう?と、ウォン。
確認しましたと、チェリョン。
最近眠れず悪夢を見ると、ウクに話す恵宗。
陛下、どうにも、時が来たようです、もう私に禅位なさってください、これまで、崔知夢(チェ・ジモン:최지몽)を使い龍の子だと嘘をついていたのはよく分かっています・・・
禅位さえなさってくだされば、残りの余生、心安らかに過ごさせて差し上げます、皇位は荷です、皆のために、もうおろしてください、兄上と、ウク。
恐怖心に苛まれた恵宗は、国防を理由に娘を人質として契丹に嫁がせようとする。
その様子が、親に疎まれたときの自分に重なり、止めに入るワン・ソ。
お前がするか?お前が公主と婚姻して?我々を守るか?と、恵宗。
約束の日、ワン・ソを待っているヘ・ス。
髪にはワン・ソから貰った髪飾りをつけている。
そこにやって来るワン・ソ。
髪飾りに目をやる。
特別なことはないかのように、すごく待ったか?と、近づくワン・ソ。
重要なおっしゃりたい言葉があると?と、ヘ・ス。
重要な言葉?あ~、そうだ、オレがそういっただろ?あ~、それは何だったか?これ以上何なのか思い出せないな、なんだったか?と、ワン・ソ。
ここで会おうって、重要な話だから必ず出てこいってと、ヘ・ス。
どうして?なにかすごい言葉でも聞けると思って期待したか?申し訳ないんだけど・・・と、ワン・ソ。
いいえと、ヘ・ス。
そうか?けれど申し訳ないから、別のことでもしようと、ワン・ソ。
小舟に乗る二人。
わざと揺らしてヘ・スを驚かすワン・ソ。
もう少し早く行くことは出来ませんか?舟に乗れば風を感じないと!と、ヘ・ス。
お前が漕ぐか?と、ワン・ソ。
チッ、前から気になってたのですが、この舟は皇子様のですか?と、ヘ・ス。
幼い時、皇宮に始めてきた時、その時持ってきておいた、舟に乗って出て来れば、他人の顔色をうかがう必要もなくて・・・オレがこの皇宮で最も好きなのがこの舟だと、ワン・ソ。
最も好きなものというのに、乗っているのを見ることが出来ませんでしたと、ヘ・ス。
とても好きで、好きなものを頻繁にすることになれば、後にこの皇宮を離れたくなくなるかと思って、わざと乗らなかったんだ、どうしてそうまじまじと見るんだ?と、ワン・ソ。
好きなものをわざと冷遇する気持ちはどうだろうか?考えてみました・・・もうそうしなくても良いから、幸いだと思ってと、ヘ・ス。
すまないと、ワン・ソ。
なにが?と、ヘ・ス。
重要な言葉、お前に必ず言ってやるという言葉、忘れてと、ワン・ソ。
きっと思い出されるでしょう・・・徐々になさっても良いですよと、ヘ・ス。
大きな決心をなさいましたと、チモン。
公主と婚姻することで多方面から皇位を狙っていると思われるだろうことを警戒していること、それを知っていて豪族を取り締まりさせるから恵宗(ヘジョン)に対する攻撃が減るだろうと話すワン・ソ。
また、未だに解けないことがあると、再び兄を守る犬となることが自分の運命なのか?好きなものを冷遇して生きるのは、もううんざりなのにとも言う。
さらに、チモンの言葉を聞いて、謀反でもせよと?と問う。
まさか・・・陛下を守ってくださってありがとうございます・・・(星を見て)・・・そう長く引き止めておかないでしょうと、チモン。
コメント
こんにちは
グンちゃんのきれいな男から、あらすじを拝読させて頂いています。
今回 特に月の恋人にはまっています。ぜひ最後まであらすじをなんとかお願い致します。そして余裕があるようでしたら、ドクターズ20話もお願い致します。
お願いばかりですみません。
本当にきちんと訳してくださり、韓国語の勉強にぴったりです。