大匡(テグァン)王規(ワン・ギュ:왕규)が上げた上疏だと言って読み始めるウク。
ワン・ソを処断すべきという内容だったが、途中でやめさせ・・・どうせその上疏の内容は、ウクお前に禅位せよというのだろう?なので更に聞く必要はないというのだと、恵宗。
誤解です、どうやってでも陛下の荷をおろして差し上げようと、忠心から上げた言葉なのに、何を誤解なさったのですか?と、ウク。
いや、お前の言うとおり、私の重い荷を弟と分けるつもりだと、恵宗。
そこにワン・ソが入ってくる。
幼いため第二夫人でも良いとの条件で公主がワン・ソと婚姻し駙馬(プマ:부마)になることを話す恵宗。
ワン・ソがチモンからもらった吉日の書いてある書を受け取る内侍。
ウク、お前の忠告通り、ソに禅位してやる、皇帝の弟で駙馬なので、これより完璧な者がどこに居る?そうではないか?と、恵宗。
もちろんですと、ウク。
スンドクとチョンにパックを施すヘ・ス。
化粧よりもまずは皮膚を整える必要があったのだ。
自分の贈り物のバラのオイルが使われていて、ちょっとムカつくペガ。
その後、互いに皮膚を褒めているスンドクとチョンにムカつくウン。
明らかに嫉妬しているようだ。
そして、いつものようにスンドクを冷遇して怒らせる。
皇子様もほんとに自身の気持ちを知りませんね、実は夫人に関心が多いのに、どうしてそう斜に構えてるのかと、ヘ・ス。
もういい、世の中で最もやっても意味のないことは婚姻だ、チョン、お前もそのまま一人で生きろ、ソ兄上も止められるときに畳まないとなと、ウン。
ここで初めて、ワン・ソの婚姻のことを知るヘ・ス。
茶美園(タミウォン)にやって来て・・・聞いたのだな?憎んでもいいし恨んでもいい、全てオレの誤りだと、ワン・ソ。
何を憎んで何を恨むのですか?私と何か約束されたのでもないしと、ヘ・ス。
お前を王宮から連れて出るという言葉、お前が自由だということを見たいという言葉、オレが言ったすべての言葉が約束だったのに、守れなくなったと、ワン・ソ。
弁明もなさらないのですか?と、ヘ・ス。
オレはすでに犯したし、お前は傷ついた、理由が何であろうと、お前の信頼を破ったのは変わらないはずなのに、あえてさらに言いたくはないと、ワン・ソ。
わかりました、私も更に聞きません、婚姻、おめでとうございますと、ヘ・ス。
ヘ・スの様子を見に行くペガ。
ワン・ソからの文を携えており、弁明だと思ってもいいとの言葉も伝える。
『行到水窮處 坐看雲起時』という王維の『終南別業』という漢詩の一説が書かれていた。
水源のあるところに至り行き、雲が起こる時を座り見るという意味だ。
第4皇子様の字を、私がこのように好きだとは知りませんでした、その方について知らないことがより多いのに、全て知っていると勘違いしてたようだわ、愚かにと、ヘ・ス。
兄上がお前と去りたかったのは本心だ、それはオレが知っていると、ペガ。
何度もワン・ソの書を写し書くヘ・ス。
母に会いに寺へ行くチョン。
祈祷中に誰も中に入れるなと言われていると、侍女。
けれど強引に入るチョン。
そこにはワン・ヨがいた。
ワン・ヨが生きていることに驚くチョン。
すっかり髪が白くなっている皇后劉氏だったが、表情は晴れやかだ。
王式廉(ワン・シンニョム:왕식렴)がヨの世話をしていたのだ。
陛下に伸冤(シヌォン:신원)してもらうと、チョン。
オレはその座を狙った者で、生きているのが分かればすぐに首を刎ねるだろう、その上お前は、ソが公主と婚姻することも聞かなかったのか?と、ワン・ヨ。
ソ兄上が皇位に上がるのは、私も反対です、だからといって兄上が陛下に反旗を翻すつもりなら、それも賛成することは出来ません、謀反は一度だけでも十分ですと、チョン。
なんのバカみたいなことを言うのだ?成功する謀反は謀反ではない、オレは必ず皇位を手に入れる、オレは一度負けても二度は負けないと、ワン・ヨ。
私は陛下の臣下でもあります、いくら兄上でも座視しないでしょうと、チョン。
皇帝は完全に正気を失った、そんな者にこの高麗を任せるつもりか?と、ワン・ヨ。
夜間の警備を強化する皇命が出たさなかに、皇宮に侵入するチョン。
何者かの侵入を見て追いかけるワン・ソ。
茶美園(タミウォン)に入ったようだと、兵。
まったく見なかった、どこに入るのです?私は茶美園の最高尚宮です、陛下に直接仕える人です、むやみに部屋に外の男を入らせることは出来ませんと、ヘ・ス。
どけ、オレが直接確認すると、ワン・ソ。
髪飾りを抜き自分の首にあて・・・嫌です、まだ婚姻してない処女の部屋です、そんな羞恥にあうのなら死ぬ方がいいです、陛下の許しを得てまたいらしてください、誰も例外はありませんと、ヘ・ス。
部屋に、誰も居ないのは確かか?と、ワン・ソ。
はい、間違いありませんと、ヘ・ス。
ヘ・スの首元から血が滲むのを見て引き下がるワン・ソ。
実際にはチョンが部屋にいた。
オレじゃない他の兄上でも、同じように助けたはずだと、チョン。
当然でしょうと、ヘ・ス。
兄弟が争ったら誰の味方になるのかと問うチョン。
私の味方がどこに?私は審判にでもと、ヘ・ス。
いつまでも以前8番目の兄上の家に集まっていたオレたちを期待するのは欲心だぞ、オレたちは変わって、お前はきっと選択しなければならないことができるぞと、チョン。
夜が更けたので様子を見て行ってと、ヘ・ス。
また、いくらそうでも、私はやっぱり誰の味方になれないようです、誰も傷つかなければいいわ、そうなるようにしますと、ヘ・ス。
しばらく茶美園(タミウォン)の方を見ていたが、去っていくワン・ソ。
眠ってしまったヘ・スを眺めるチョン。
コメント
こんにちは
グンちゃんのきれいな男から、あらすじを拝読させて頂いています。
今回 特に月の恋人にはまっています。ぜひ最後まであらすじをなんとかお願い致します。そして余裕があるようでしたら、ドクターズ20話もお願い致します。
お願いばかりですみません。
本当にきちんと訳してくださり、韓国語の勉強にぴったりです。