定宗(チョンジョン:정종)ワン・ヨは即位後も粛清の手を緩めない。
上機嫌の皇后ユ氏。
皇太后になったことを祝う定宗。
一日も早く他の皇子たちも処理しろ、そうすれば皇権も安定する、それに・・・と、皇后ユ氏。
頭の痛い政治は私が良いようにします、この高麗がもう我々のものなのに、母上はきれいで美しいものを思い切り享受して生きないとと、定宗。
どうやら母を政治から遠ざけたいようだ。
そこにやって来るワン・ソ。
定宗から呼ばれたのだ。
皇帝に礼を示せと、皇后ユ氏。
そう無情に振る舞わないでください、自分が生きたのはこいつのおかげですと、定宗。
ワン・ソは崖の上で定宗に決定的な一撃を入れてはいなかったのだ。
いや、入れようとしたが、実の兄に対して、無意識のうちに力を抜いてしまったのだった。
口惜しいなら今からでも送って差し上げるのだがと、ワン・ソ。
ウンを捕まえてこいと命ずる定宗。
その場で殺してもいいとも。
先王で足りず?そうはできないと、ワン・ソ。
できない?せねばならなくなる、そうすれば、ペガだろうとチェ・ジモンだろうと、そうヘ・スまで、お前がお前の人だと思う者たちが、無事なはずだ、もともと、兄弟を捕まえる犬じゃないか、お前はと、定宗。
あいつを近づけるなと言ったではないか、早く消せと、皇后ユ氏。
飼いならす面白みがあると、聞く耳を持たない定宗。
また、崖の上で私情を挟んだことを生意気だとも。
朴守卿(パク・スギョン:박수경)に、ワン・ギュが処刑されたことと、ウンの追撃命令を受けたことを話すワン・ソ。
まさか、殺しはしないでしょ?と、パク・スギョン。
答えないワン・ソ。
王建(ワン・ゴン:왕건)と戦場を駆け巡った功をあげ、これは違うでしょうと、パク・スギョン。
また、王氏の争いに娘を巻き込んだら黙っていないとも。
ヘ・スに会いに行くワン・ソ。
私は大丈夫です、皇子様は?その間、特別な事はないのでしょう?と、ヘ・ス。
先王が水銀で中毒になったのは事実だ、まだ誰の仕業か分からないから、誰も信じてはだめだ・・・当分の間、皇宮を空けるのだが、お前だけ置いて行くのは不安だ、皇帝や皇后の目に付かず、何か起きたらまっすぐチェ・ジモンのところへ行けと、ワン・ソ。
どこへ行くのですか?と、ヘ・ス。
皇帝が謀反罪人を捕まえてこいと・・・と、ワン・ソ。
もしかして私を置いて脅迫したのですか?と、ヘ・ス。
オレがいいようにすると言い、ヘ・スを抱きしめる。
恵宗(ヘジョン)の入浴は薬草袋の扱いなどもすべて二人でしたのに水銀とは?と、ヘ・ス。
私は違います、本当ですと、チェリョン。
私がまさかお前を疑うかと?お前も気をつけないと、第3皇子様は以前から 怖い方だったじゃないと、ヘ・ス。
第10皇子様宅は謀反の罪で、皇后様の一家三代まで、すべて処刑されたそうですと、チェリョン。
皇子様は?皇子様はどうなられたのだ?・・・第4皇子様が捕まえなければならないという人はそれじゃあ?と、ヘ・ス。
息が詰まりそうになる。
直後に、宮女に変装したスンドクとウンが茶美園(タミウォン)に現れる。
とりあえず部屋に入る。
皇子様はお前を信じられると言ったけど、ほかの考えを起こすな、そうすれば死ぬぞと、スンドク。
心配するな、舟は求めたので、去るまでいると、ウン。
それでどこへ行かれるのですか?と、ヘ・ス。
答えようとしたウンをスンドクが止める。
ところで、兄弟の助けを求めるのがいいんじゃないかと、ウクやペガやチョンの名を出し、最後にソ兄上もと、ウン。
駄目です・・・第4皇子様はお二人を探し回っていますと、ヘ・ス。
母や叔母のことを尋ねるウン。
事実を知りながら、茶美園(タミウォン)の外はよくわからないと、ヘ・ス。
朴英規(パク・ヨンギュ:박영규)と共に定宗(チョンジョン)に拝謁しているウヒ。
両親の恨みを晴らそうとする妓女(キニョ:기녀)だと思っていたのに、後百済を代表する者だった、義父上が私に隠していることは多いですねと、定宗。
陛下の汚点になるかと思いと、パク・ヨンギュ。
後百済の移民に対する土地や身分の保全を要求するウヒ。
お前は皇帝の命を狙った者だ、何を信じてお前と取引をするというのだ?と、定宗。
民が飢え死んでいっているのに、復讐ごとき何の意味もありません、生きる道を保障なさるなら、全後百済の民は陛下を唯一の皇帝と認め忠誠を誓います、と、ウヒ。
それでも信じようとしない定宗は、逆に良い提案があると、何かを持ちかける。
まちなかで酒を飲むワン・ソとペガ。
すでに民の間には、ワン・ソがウンを捕まえ殺そうとしていることが広まっていた。
ペガはウンの乗る舟を見つけたが目的地は分からないと告げ、また、ウン兄上を捕まえはしないでしょう?と問う。
お前もオレを信じないのだなと、ワン・ソ。
3番目の兄上を信じないのでしょ、人を弄ぶのが好きで、弱い場所をつく人間が皇帝になったのでと、ペガ。
そんな話をしているところにウヒがやって来る。
教坊(キョバン:교방)にふたたび戻ることになったと聞いて驚くペガ。
妓女ではなく踊りを教える宮人として入るので心配しないでと、ウヒ。
遠巻きにその様子を見ているパク・ヨンギュ。
コメント
あらすじ、いつもありがとうございます。
中国ドラマも視聴済みで、このドラマの放送をとても楽しみにしていました。
期待に反して、視聴率はちょっと残念ですが、イジュンギが本当に素晴らしい。
毎週楽しみに視聴しています。
せりふが多くて、あらすじを起こすのは本当に大変だと思いますが、可能ならば最終回まであらすじを書いてくださるとありがたいです。
パク・ソジュンやイ・ヨンエのドラマなど、この後も中国市場を意識した事前制作の歴史ドラマが目白押しですね。楽しみです。