カン・チョルがヨンジュの元へ面会にやってくる。
もう抜き出す方法を探したのかと軽い調子のヨンジュ。
あんたが何であって?あんたが何であって、オレの人生を勝手に決める?何の資格で?どのようにオレを助けだしたのかあえて聞かなくても分かるようで、絵を描いたんだろ?あんたが直接、理由は分からないがそうだな、あの父親の娘だから可能だったのか、実は気にならない、それは・・・
ところで、オレを描きオレを生かし、それがオ・ヨンジュさんの権限だと考えるのか?オレが選択した死を、どうしてあんたが勝手に続ける?あんたが何であって?あんたが造物主にでもなるのか?・・・
生きたくて地団駄を踏む時はそのように殺そうとするのに、もう死のうとするから助け出し、冗談か?いま?あんたたちは、それがスリルがあっておもしろいのか?と、カン・チョル。
何の話をそのようにするの?私がまさか・・・と、ヨンジュ。
助けてやれば、ただありがたく感謝するのだと思っていたんだろ?続編、続編だと言っただろ?甘いロマンスがそちらの趣向だと、なのでオレと一緒に遊ぼうと・・・
確かに、オ・ヨンジュさんは時々退屈すればここに入ってきて楽しんで、本当の世界へ戻ってしまえば終わりだから、ロマンス遊びをしようと、オレを助けだしたのか?オレがおもちゃに見えるのか?
いや、どうしてその言葉、それがそのように聞こえるの?と、ヨンジュ。
これからオレにどうやって生きろと?オレがいまどこから来たのかわかる?(家族の墓へ行ってきたカン・チョル)あんたには母親も父親も居るでしょ?オレはいない・・・
以前はなくなったと思っていたけど、今は最初からいない、オレは生まれついての孤児で、オレはただ一人で生まれただろ、とあるアルコール中毒者のペンの先から、オレは、これまでそうして悲しみ、何を恋しがってたんだろう?・・・
オーバーにしないで、なにかやり遂げたと満たされたようだけど、全く違う、あんたは完全に虚しいことをした、誰がありがたく思うと?誰がこれしきの人生を再び生きたいと続編を作るんだ?と、カン・チョル。
私が仕方ないことをしたのねと、涙するヨンジュ。
ようやくわかった?あんたが失敗したことと、カン・チョル。
ええ、ようやくわかったわ、こんな恨みでも聞くことを私が何をしに、生涯水の中を漂よおうがどうだろうが、そのまま無視することを、何をしに一人でそんなに心配して2ヶ月を超えて私一人で・・・と、ヨンジュ。
そうだな、どうしてそうしたんだ?病院の仕事を上手くやり、恋愛もして良い暮らしをすればいいんだろ、何をしようとこんなことをするんだ?こんなつまらないマンガに何をすると未練を持って、手錠をはめてこの苦労を!と、カン・チョル。
『愛してるから!話しにならないのはわかってるけど、本当に愛するようになってしまったから・・・』と、ヨンジュ。
そして、現実世界へ戻る。
ヨンジュからの『愛してる』の言葉を聞き、何かが変わった様子のカン・チョル。
『もう一度さらに聞けば揺れそうだけど・・・』と以前言っていた、まさにその言葉を聞いたのだった。
再び現れるヨンジュ。
絶対に揺れない人のように偉そうなふりをしていたのに、たかだかその言葉に揺れるの?それに何かと私にそうしないでよ、私はまあ、ここに来たくて来る?私も引っ張られて入ってきてるのよ、あなたがしきりに私のことを思って、水の中もそうで、今も・・・ちがう?と、ヨンジュ。
そうだ、怖かったんだ、二度とあんたに会えなくなること・・・と、カン・チョル。
そして、ヨンジュに熱いキスをする。
その様子を見たパク刑事は、カン代表は容疑者と知ってる間だったんだなと、ソ・ドユンに告げる。
私の30年の人生で最も幸せな瞬間を挙げるなら、あきれるけど、拘置所の独房に横になっていたその時を挙げる、お母さんには申し訳ないけど、その時は、私を待っているお母さんも全く思い出さなかったし、病院の仕事を永遠にできなくても関係ないようだったし、私の人生が急に非現実的に感じられ、ここ、この瞬間、この人生が本物という錯覚までしたと、心のなかでつぶやくヨンジュ。
ソ・ドユンが弁護士を連れて、カン・チョルの代理でやって来る。
そして伝言を伝え始める。
女性たちが好きな甘いロマンスというのが、調べてみると種類が1・2種類ではなかったんだ、借りを返したくても意欲がわかないから範疇をちょっと狭めてくれと言って・・・
1番、派手なパーティーを伴ったシンデレラ コンセプト、
2番、田園で2人だけのロマンチックな旅行
3番、日常の中の素朴なロマンス
あ~、一つだけさらに追加しようか?
4番、挑発的で破格的な19禁コンセプト・・・フ~
参考までに代表は4番が趣向だと伝えてほしいと・・・と、ソ・ドユン。
言葉で言っただけなのに選択肢を上げられ、あっけにとられ文句言うヨンジュ。
もともと代表のスタイルはこうなんだ、選んでくれてこそ準備するのに良いと、ソ・ドユン。
悩んだ挙句、3番というヨンジュ。
けれど、指は4本立っていた。
結局3番にする。
閉じ込められているのにどうしてそんな話を?と、ヨンジュ。
出るようになるでしょうと、ソ・ドユン。
その話は弁護士からされるようだ。
君、結婚するって?と、カン・チョルに告げるソン・ヒョンソク。
結婚ですって?と、ヨンジュ。
アメリカですでに婚姻届を出したことにしたと、弁護士。
身分証明ができないことと逃げたことが問題なため、極秘結婚がバレるかと逃げたということに設定される。
コメント
舞台設定が奇抜(Wウェブと現実)だし、ジョンソク君があまりにはまり役で興味深く見始めたのですが・・・気持を同調させていく行き場がないというか、なんとも中途半端な読後感、じゃなかった視聴後感・・・すきなんですけどね♡
チョジョンソク君のドラマのほうが感情移入できそうかな?