夜警日誌 第4話あらすじ1/2 解説:キサン君 サダムの姦計

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チョン・イル(정일우)ユンホ(윤호)主演のMBC月火ドラマ

夜警日誌(ヤギョンックン イルジ:야경꾼 일지:原題:夜警師日誌)

の第4話あらすじです。

夜警日誌 キャスト・登場人物紹介 チョン・イル、ユンホ主演韓国ドラマ

 

夜警日誌

 

夜警日誌 作品データ

  • 韓国MBCで2014年8月4日から放送開始の月火ドラマ
  • 制作会社:レモンレイン 『成均館スキャンダル』『韓半島』
  • 脚本:ユ・ドンユン(유동윤) 『大王の夢』
  • 演出:イ・ジュファン(이주환) 『光と影』『朱蒙(チュモン:주몽)』
  • 放送日と視聴率 8月7日 11.3%

 

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夜警日誌 第4話 解説:キサン君

ユノが出演しているということで普段時代劇を視聴しない方も視聴していることでしょう。そのため、キサン君について少々解説しておきます。

キサン君は月光大君リンの兄ですね?けれど、二人の君号は異なります。それぞれに君(クン)と大君(テグン)です。

王の息子の場合、庶子だと君となり、正室の中殿(チュンジョン:중전)が産んだ嫡出だと大君となります。王位継承順位は基本的には年が若くても大君が優位に立ちます。

キサン君は庶子にもかかわらず王位についたため、王統の正当性がないというコンプレックスを持っています。しかも、大君が存在しているのでなおさらです。

朝鮮で初めて庶子が王位についたのは第14代宣祖(ソンジョ:선조)で、その庶子の第15代光海君(クァンヘグン:광해군)が王位についた際には、実際に大君が存在していました。

ただし、光海君のほうがかなり年齢が上で、なおかつ、随分前に世子(セジャ:세자)となっていたためそのまま王位につきました。

 

ところで、キサン君は王位についてかなりの年数が経っている上に、おそらくは最終盤まで王位についたままであると予想されるにもかかわらず、役名がキサン君の設定しかありません。

これは何を意味するのでしょうか?

あくまで個人的な予想ですが、のちのち廃位となるものと思われます。

先述した光海君以外にも第10代燕山君(ヨンサングン:연산군)が諡号を付けられていませんが、ストーリーを先読みすると、そのような設定が見えてきます。

また、キサン君には明確なモデルはいませんが、光海君と燕山君の複合型に思えます。

この予想が当たっていれば、コーヒーの一杯でもおごってください(笑)

 

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夜警日誌 第4話あらすじ1/2

サダムの姦計

お前は自分のものになるから多くを持てと言い、眠りについた王(キサン君)をあざ笑うサダム

大妃殿でチョンス大妃(テビ:대비)と茶を飲んでいる領議政(ヨンイジョン:영의정)パク・スジョン。殿下が剛健ならば朝鮮も剛健になるのだがと言うスジョン。

私は大監だけを信じていると言ったあと、彼の娘について問う大妃。伴侶を見つけられない若い子が気にかかるというのだと。

自分の娘は怨女(ウォンニョ:원녀:夫がおらず、そのことで恨みを抱いた女)だから他を探してくれというスジョン。

『だから天性縁分(チョンセンヨンブン:천생연분:天の定めた縁)でしょう。月光大君(リン)、ご存知ではないですか。領相の娘だと、ただ過分でしょうね』と、大妃。

当惑するスジョン。

 

妓房(キバン:기방)にいた儒生鬼神リンの家に入ろうとするが、結界に阻まれて入れない。ランイはそのことを説明する。その後出てきた太っちょ政丞は、他人のテリトリーで何をやってるんだと、儒生鬼神に言う。

儒生鬼神は気になることがあるから来た、あいつは私を見たようだと言う。

確認しないと!自分に妙策があると、ランイ。出てきたリンの前で、仁王山の水声洞溪谷で仙女が水浴びしていると話す。

トハが人を探すために出かけるという。チョン氏は漢陽は目を開くと鼻がきられるところだと適当なことを言って、モノを売ろうとする。

鬼神の言うことだから間違いないだろうと、仙女の水浴びを覗きに来たリン。けれどそれはソン内官だった。なんだあれはと言い逃げるリン。リンを追いかける3人。

途中リンはトハとぶつかる。そして、リンは号牌(ホペ)を落としトハは姉の鈴輪を落とす。鈴輪を握り逃げるリン。トハは自分をすり抜けていく鬼神を感じる。そして、号牌を拾いリンのあとを追う。

文字の読めないトハは似たような形(漢字)を発見してここだと思う。そこは梅蘭房(メナンバン)だった。

 

望むものが動くべきだと、召喚の王命に応じず、人は望むものをサラリと与えるとありがたみがわからないのだ、私は殿下の忠実な臣下だ、私をそばに置くことへの喜びを倍にしようとしているだけだと言う、サダム。

そこにキサン君がやって来て、サダムの首元に剣を当て、道流(トリュ:도류)ごときが王命を拒んだことを責める。

士林の反対で昭格署(ソギョクソ:소격서)が廃止されそう経ってないし、不忠な者は殿下を攻撃するために目を皿にしているのに、どうして私がそばに近付けましょうか?私を捨て泣けばなりませんと、サダム。

『私は王だ。私が道流一人、思い通りにそばに置けないとでも思うのか!当然できないだろう』と、キサン君。

 

便殿。キサン君は再びエイリアスを見る。『お前はただ、名前だけの王なのだ。どうした?こいつらの望み通りに手決(決定)しないと』と、エイリアス。

礼曹判書の候補が書いてある上疏文を投げつけるキサン君。そして、王室の安寧と繁栄を祈願するために道教を司る官庁である昭格署を再建するという。一団になって反対する臣下。

 

剣術の鍛錬に励むムソク。そこに悪友のテホがやって来て、そうしている時間はないということを知らないのか?ととう。何のことだ?とムソク。

テホは南蛮の宝が集まるという梅蘭房に鳳凰が入ると話し、目が利かないなという。目が利く人はそこに行けば良いかもしれないがオレは結構という。

そんなムソクに、明の皇帝の長刀が入ったようだと言い、興味を惹かせるテホ。すぐに用意する絡まっていてくれと、ムソク。

 

家の前に座っている3鬼神のために外に出られないリンは、良い見物を見逃してしまうとブツブツ言っている。けれど何かをひらめき、用意して出かけることに。

リンは唐辛子の種を燻しながら輿に乗っていた。そのため空を飛べずあとを追えなくなる3鬼神。

 

夜警日誌 第4話あらすじ2/2に続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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