クンニョが去った直後にムヨンがやってくる。
いつも気になってたの、今まで何処でどのように過ごしてたの?と、ホンシム。
それは徐々に話す日があるだろうと、ムヨン。
やらなきゃならないことは全て始末が終わったの?と、ホンシム。
関係なくなった、なので今夜発つぞ、ここで待っているから荷物をまとめて出てこい、嬉しそうじゃないな、私と発つのが嫌なのか?と、ムヨン。
いや、この日だけを待ってたわ、兄上と一緒に暮らすことになる日、だけど今日はだめと、ホンシム。
ひょっと婚姻した男のせいか?お前が婚姻した男は・・・お前に似合わないと、ムヨン。
解決しなきゃならないことがあるの、私がしでかした誤りで、収拾も私がすべきなの、去っていくなら遠くへ行かなきゃいけないんじゃない、島だろうと国境の近くだろうと、ここで10年を超えて過ごしたわ、村人たちにも情が湧いてるの、数日だけ時間をくれてはダメ?と、ホンシム。
わかった、けれど10日を越えてはダメだと、ムヨン。
ごめん兄上、待たせてと、ホンシム。
私がお前を待たせたのに比べればなんでもないと、ムヨン。
今日は私の誕生日なのにどうして何もくれないのだ?と、ウォンドゥク。
それどころじゃなかったじゃないと、ホンシム。
その会話の中で「あんた」と言われたので、婚姻してずいぶんたったし、丙申年生まれでずいぶん歳上なので「郎君様(ナングンニム)」と呼べというウォンドゥク。
鳥肌が立つから今度と、ホンシム。
贈り物を準備できなかった罰だから呼べと、ウォンドゥク。
口を開けずに早口で言うホンシム。
聞こえないと言われたので、開き直って3度連呼する。
嬉しそうなウォンドゥク。
また、香りに気付く。
そして、出ていこうとするホンシムに・・・父と一緒に部屋を使うのは昨日が最後だと言ったのだが・・・婚姻したなら合房も当然のこと、今夜は送らないとも。
記憶が戻らないので指一本触れてはダメだと言ってたじゃない!と、ホンシム。
全く思い出せないと、ウォンドゥク。
ウソ!耳が赤くなったわと、ホンシム。
そして、スキを見て出ていく。
私が本当にホンシムで、あんたが本当にウォンドゥクなら、どうなっただろう?と、ホンシム。
記憶が戻らなくて合房しなかったというウォンドゥクを責め、方法があるぞと、クドル。
黄海道の観察使からの報告を大臣に伝えられ、救恤米(クヒュルミ:구휼미)を送ることを決定するソン宗。
また、ソンジュ縣のチョ・ブヨン縣監解任の件も話題となり、ウォンドゥクに絹が下賜されることに。
また、新任の縣監の人事にも話題が及び、キム・チャオンがチョン・ジェヨンをゴリ押しする。
庶子だからと反対するチョン・サヨプだったが、阻みようがなかった。
自分の昇進をキム・スジから聞くチョン・ジェヨン。
私が信じられないのですか?と、チョン・ジェヨン。
行って私のためにやらねばならないことがある、そこで私の人だと証明してみせれば漢陽に呼び戻すと、キム・チャオン。
破格の昇進は感謝しますが、近くでお仕えしようと思いますと、チョン・ジェヨン。
それなら輿持ちになるか?と、キム・チャオン。
世子の腕だけを切り落として持ってきたムヨン。
どう証明するのだ?と、キム・チャオン。
死体を埋めてきたので一緒に行きましょうと、ムヨン。
もう全ての心配は消えたなと、キム・チャオン。
それなら約束通り去っても良いですか?と、ムヨン。
クドルと市場へ行き、思い出したようだと言って赤いテンギを見つめるウォンドゥク。
私はお前に赤いテンギを贈った、それを受けて微笑んだお前の顔が鮮明に浮かぶと、ウォンドゥク。
端午の日にホンシムがブランコに乗ったとも。
どちらもベタな光景だ。
それはいつの端午だったの?と、ホンシム。
軍役に行く前・・・と、ウォンドゥク。
このブランコは新しいんだけどと、ホンシム。
これじゃないと、ウォンドゥク。
その日だったのね~と、流し気味のホンシム。
もう思い出したのでいいんじゃないか?と、ウォンドゥク。
さあ、とても足りない記憶のようだけど?・・・とにかく私との記憶を取り戻したので、ウォンドゥクで確実だというの?と、ホンシム。
当然だろうと、ウォンドゥク。
いいわ、それならと、ホンシム。
行こう、家へ・・・どうしてそこに立ってるんだ?行こうって!と、ウォンドゥク。
仕事が入ったので、川向うの村までちょっとだけ行ってきてと、ホンシム。
今日行かないといけないのか?明日行ってはダメなのか?と、ウォンドゥク。
お金をたくさんくれるって、急いで行けば今夜に戻ることができるわ、私が美味しい夕飯を準備しておくわと、ホンシム。
すぐに行ってくる、何処へ行って誰を訪ねればよいのだ?と、ウォンドゥク。
出ていこうとしたムヨンに気づいた尚宮が籠を止める。
場所を移し、ムヨンと話すキム・ソヘ。
何処へ行くつもりかと聞かれ、決めたところはないですと、ムヨン。
去る事ができてお前が羨ましいと、ソヘ。
申し訳ありませんと、ムヨン。
これまでご苦労だった、大事を始末した対価だと、巾着を渡すソヘ。
妊娠、おめでとうございますと、ムヨン。
そして、巾着を受け取らずに去っていく。
その直後、矢に射られるムヨン。
栗の木村にやって来ているウォンドゥク。
すると、尋ね先のおばあさんがウォンドゥクと呼ぶ。
ごちそうを並べているホンシム。
戻ってくるウォンドゥク。
仕事はうまく解決して?と、ホンシム。
私をそこに送った理由が何だ?と、ウォンドゥク。
あんたが必ず知らなきゃないことがあってと、ホンシム。
例えるなら私がウォンドゥクではないという事実?と、ウォンドゥク。
うん、そうよ、あんたはウォンドゥクじゃないわと、ホンシム。
100日の郎君様 第9話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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