王宮に戻ったユルは、見つけたとも見つけられなかったとも言えないと、臣下に告げる。
そして、宴の席へ。
一国の世子という者が、約束を守らずどうして図々しいのかと、王学士。
宴までという言葉は、宴が始まるまでとは言えない、宴が終わるまでに公子が戻ってこなければ、王学士の望み通りにすると、ユル。
最後の菓子が出たところで、立ち上がる王学士。
そして、世子が生きて戻ってきたのは嬉しいが、国本としての資格は疑わざるを得ないと告げる。
すると、直後に戻ってくるチンリン。
王学士は、日々泣いている娘を不憫に思い、皇帝に秘密裏に朝鮮に連れて来ていたのだった。
それが愛のためだったとは、申し訳なくありがたいですとも。
それなら、私が望むものをくださいますか?と、ユル。
もちろんです・・・国本としての資格は十分です・・・ところで、世子のために忠告を一つしても良いでしょうか?義父とその取り巻きたちに気をつけてくださいと、王学士。
実は2年前の詩は、キム・チャオンについてのこととだったのだ。
さらに、ユルを殺そうとした者へ血の復讐をなさってくださいとも。
ユルのもとへチョン・ジェヨンがやってくる。
少しでも遅れたら大ごとになるところだったと?申し訳ありませんと、チョン・ジェヨン。
お前が申し訳なく思うことがそれだけか?と、ユル。
その人がどうして漢陽にいるのだ?どうして私に、このことを報告しないのだ?その人、いつから気に入っているのだ?と、ユル。
邸下より先ですと、チョン・ジェヨン。
それで、何をどうするつもりなのだ?と、ユル。
公的には邸下の命に従い、私的には私の気持ちに従いますと、チョン・ジェヨン。
クンニョたちは酒を飲まずには居られなかった。
パク・ボグンはウォンドゥクへの態度を思い出し、首が落ちるに違いないとヤケになっている。
クドルはすごく良くしてあげたので、官職をもらいたいから漢陽へ行くと言っている。
みんなひどいんじゃない?ホンシムの心配はしないの?と、クンニョ。
チンリンのことが気になり、帰ってきたチョン・ジェヨンに尋ねるイソ。
上手く行ったので、心配する必要はないと、チョン・ジェヨン。
「踵」の文字を眺めつつ、足首を痛めたホンシムが気になるユル。
そこに内官が入ってきて、図画署(トファソ:도화서)の画員の任命書に印を押してほしいと言う。
そのときに、印も含めて自分が使っていたものが入れ替えられて保管されていることを知る。
そのため、探してもってこいと命ずる。
内官に促され、ソヘのもとへ行くユル。
そして、胎教のために小学を読む。
その時、きれいに洗ったので返しなさいと、女人がテンギを渡してくれたビジョンを見るユル。
息が詰まりそうなので私家へ行ってもよいかと、ソヘ。
そうしてくださいと、ユル。
王学士と会うキム・チャオン。
嫌いなキム・チャオンに会うことになり不機嫌な王学士。
キム・チャオンは木箱に入った石を渡す。
こんな石ごときを渡す理由は何です?と、王学士。
あなたに差し上げるのではなく、ノ太監に渡してほしいというのですと、キム・チャオン。
からかってるのか?と、王学士。
その石がとんでもない勝利を導いてくれます、戦争を願いますと、キム・チャオン。
文があるかと探したあと、いつものところに文を差し込むソヘ。
すると、ムヨンが現れる。
待っていました、確認することがあります・・・私に矢を射ろとお命じになった理由は何なのですか?と、ムヨン。
お前が確認したいことは、たかだかそれだけか?と、ソヘ。
いいえと、ムヨン。
ウォンドゥクのチョゴリを捨てずに持ってきていたイソ。
それを見て・・・漢陽に来たのは兄のためなのか?と、ヨン氏。
開き直るイソ。
すぐに髪を解いてテンギモリにしろ、どうせ婚姻は偽物で、ウォンドゥクはお前の新郎ではない・・・と、ヨン氏。
いやよ!好きで、すごく逢いたくて、このように別れたことの実感がなくてと、イソ。
世子は王宮でよく暮らすだろうに、どうやってでも忘れなければならないんじゃないか!と、ヨン氏。
どうしてみんな私に忘れろとだけ言うの?それがそんなに簡単?それがそんなに簡単なら、亡くなった両親、会えなかった兄上を皆忘れたはずよと、ホンシム。
それで、何をどうするんだ?と、ヨン氏。
私も努力してるわ、だからどうか、早く忘れろと言わないで!と、ホンシム。
内官はユルの持ち物を燃やそうとする。
その事に事前に気づき、それを回収するユル。
その時出てきたテンギを見て、子供の頃を思い出すユル。
子供の頃間抜けと言われたこと、好きな女の子がいて、その子に婚姻すると告白したことなどを。
橋の上にいるイソ。
そこにやって来て・・・イソ・・・そうだな、ユン・イソ!と、ユル。
邸下がその名前を、どうしてご存知なのですか?と、イソ。
私だ、間抜け・・・と、ユル。
100日の郎君様 第14話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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