左相が絶命して世子が無事だとの報を聞き安堵するソン宗。
そして、世子からの手紙を読むも、急に顔色が変わる。
キム・チャオンからのものだったのだ。
自らがキム・チャオンに渡した白紙教旨には、彼の家族に罪が及ばないとの文言が書かれていた。
それがキム・チャオンが最も欲しかったものだったのだ。
死んでも私の足首をつかもうと?死んだ左相との約束を守るようか?と、ソン宗。
寝込んでいるソヘ。
やって来たユルに、どうして自分を生かしておくのかと問う。
生涯恋慕していたイソが、嬪(ピン:빈)が恋慕していたユン・ソッカの妹だ、自分は嬪ではなくお腹の中の子を殺せないのだと、ユル。
戦場に赴く前の会話だった。
キム・チャオンの絶命を伝え、謀反の罪なのでと、ソヘを逃がそうとするソウォン大君。
そんなソヘの行く手を阻むソン宗。
世子嬪、私はお前の罪をすべて知っている、あんなことをしておいて生き残ることを望むのか!?と告げる。
世子が朝鮮第一剣だったと、見てきたかのような話をソンジュ縣の人たちにしているクドル。
そのとなりには身重のクンニョ。
ソヘは自決したということになっている。
今、私だけ不便なのか?これ以上世子嬪ママの不吉なことを口にするなと、キム・スジ。
そちらこそそんな事を言うな、と、逆賊の分際のお前が保授主人(ポス チュイン:보수주인)に口答えを!と、クドル。
お金をくれるというので引き受けたのだ。
マチリは明に行くほどの行首(ヘンス)になっていた。
パク・ボグンはソンジュ縣の縣監に昇進していた。
イソはソンジュ縣に戻り、解決完房を続けていた。
両班に戻っても金は必要なのだ。
両班に戻ったので両班らしく過ごせばいいのに、どうして苦労を買うんだと、ヨン氏。
イソはウォンドゥク(ユル)のせいでここを動くことができなかった。
パク令監は官衙の小間使いとなっていた。
チョン・ジェヨンは代理聴政(テリチョンジョン:대리청정)を行うユルを補筆していた。
代理聴政を行い半年になるのに婚姻しないと指摘するチョン・サヨプ。
しかも雨が降らない状況が続いている。
去年も怨女・曠夫をすべて婚姻させたが雨がふらなかったと、ユル。
婚姻を拒否するので王宮内にとんでもない噂が・・・と、領議政(ヨンイジョン:영의정)。
ヤン内官も回復して復帰している。
成均館(ソンギュングァン:성균관)へ行く用を中止して、龍袍(ヨンポ:용포)を作ると、ヤン内官。
龍袍を作るというのは、宮女でも近づけようとしたソン宗の策略だった。
けれど、指一本触れるなと、宮女を邪険に扱うユル。
ソン宗は、王統を終わらせるつもりなのかとユルを問い詰める。
心に抱く女人がいると言ったではありませんかと、ユル。
心にだけ抱くのか!・・・ひょっとして振られたのか???一体どんな女人で恐れもなく我が息子を!!!と、ソン宗。
結論的に言うと振られたのであってますが・・・少しだけお待ち下さい、私もその女人を待っているのでと、ユル。
ユルを上手く輔弼してないと、チョン・ジェヨンを叱責するソン宗。
私に策があるにはあるのですがと、チョン・ジェヨン。
譲位をすると言い出すソン宗。
そして、かつてユルが出したお触れと同様に、両班の子息だろうが世子だろうが婚姻しなければ、例外なく杖(チャン:장)100回だと命を出す。
いつもチョン・ジェヨンと一緒にいるためユルが男色に違いないと、それを弱点にして攻めるつもりの中殿朴氏。
さすがのチョン・サヨプも弟は男色ではないと答える。
そこにソン宗がやってくる。
そして、もう止めなさいと言う。
また、残りの日々は私にだけ集中なさいとも。
自分は岩や左相やユルのように屈強ではない、人の目ばかりを気にしていたと・・・人の視線よりお前の気持ちがより重要だと、ソン宗。
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