予定通り、ソンビを開放するヨンギュ。そしてパンウォンに報告する。
パンウォンが退出したあと、これが正しいことなんだろうか?と、ヨンギュに問うムヒュル。
お前がそんな考えをどうしてするんだ?オレたちのようなものはただ信じるんだ、オレたちが理解できない大志が在るんだろ、オレたちのような者はただ一つだけ守ればいい、義理だ!と、ヨンギュ。
出仕を拒否していた黄喜(ファン・ヒ:황희)がチョン・ドジョンの前に現れ、パンウォンを許さない、官職をくれ、力を持たねばならないと言う。
自分のところにも、チョン・モンジュの子飼いだった二人が戻ってきたと話すチョ・ジュン。そして、パンウォンを大したものだと褒め称える。
山中での会話を思い出しているハ・リュン。彼らが復帰しても大君ママの敵になるのでは?と尋ねたことだ。先生も最初は私の敵でしたと言っていたパンウォン。
殺生をしないことなどを仏の教えとして宜安大君(ウィアンデグン:의안대군)李芳碩(イ・バンソク:이방석)に語る大師。
続いて、線香を手に当てる燃臂儀式(ヨンビ ウィシク:연비의식)を始める。
神徳王后(シンドク ワンフ:신덕왕후)には線香の跡がつくが、パンソクにはつかない。そのことが気になり、大師にそのことを問う神徳王后。パンソクの観相と四柱は広く利するというものなのに、怪訝な顔をしたからだ。
宜安大君の前には明るくて大きい道が広がっていますが、あるいは、その道が詰まりでもすれば・・・折れます、短命であるはずです、必ず王にならなければなりませんと、大師。
二人の警護を指定た花事団の手の者は、気になることがあると言って列を離れる。そして、プニが統率する組織のサンマンおじさんを捕らえる。
ひどく殴られたサンマンを連れてヨニがやって来て、中殿(チュンジョン:중전)媽媽(ママ:마마)を尾行させたのかと問う。
抗議する他のおじさんたち。
プニもまた、中殿とは知らずに追っていた人を、しっかり確認せずにこの様にしたのかと、怒りを露わにする。
部屋に移動する二人。
パンウォンがムミョンのことを担っていることはみんなが知ってることじゃない?さらにここ数年、主要人物がどの家から出てきてどこへ入り、誰が誰と会い、どのぐらい頻繁に会うかなどを確認するのが私達の仕事だった、私はそれが建国の一助となったと考えてるわと、プニ。
同意して、組織の人に手を上げたことを謝るヨニ。
けれど、もう組織の人は故郷に送り返してはどうかとも言う。もう国も建てたし、ムミョンは巡軍府と自分の組織に任せればいい、定安君(チョンアングン)はもう大君の身分なのでお止めになるべきで、お前もママの命を受けて主要人物を監視することをしてはならない、そんなことは私達が、とも。
それはどういうこと?オンニの仕事と定安君のしごとが違うの?と、プニ。
もう変わるはずよと、ヨニ。
まさか、定安大君が圃隱(ポウン)大監を殺したことでそうなのなら、それはオンニもよくわかってるじゃない、どうしようもなかったわと、プニ。
そのことで、定安大君と三峰大人の間にヒビが入ったのは事実だけど、けっして、そのせいだけじゃないわ、定安君はそのはじめから、他の思いを持っていたようだわ・・・ムミョンを騙すと言って私兵を従え、お前の組織も吸収したわ、もともとは三峰大人が作った組織なのにと、ヨニ。
それで、定安君はどんな他意を持っているのよ?と、プニ。
それはわからない、けれど、私は花事団で数多く見てきたわ、兄弟のように交わっていた人たちが、変わり争い互いに踏みにじるのをと、ヨニ。
三峰大監と定安大君が互いにそうなるの?と、プニ。
そうならないのを願うわ、切に、けれど、定安君の行動が不安だわ、トゥムンドンのこともそうだしと、ヨニ。
間違ったことではないじゃない、優れた方で、建国の過程での功も立てと、プニ。
そうね、そうだから危険なの、すべての面で優れて聡明だから・・・今は建国初期よ、力を一つに集め基礎を固めなければならないわ、殿下と三峰大人に、他の勢力があってはならないのと、ヨニ。
『遊びは終わった』とのパンウォンの言葉を思い出すプニ。
六龍が飛ぶ 第38話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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