ユ・アイン(유아인)、キム・ミョンミン(김명민)、シン・セギョン(신세경)主演のSBS月火ドラマ
六龍が飛ぶ(ユンニョンイ ナルシャ:육룡이 나르샤)
の第18話あらすじ1/2です。
六龍が飛ぶ キャスト・登場人物紹介 ユ・アイン、キム・ミョンミン、シン・セギョン主演韓国ドラマ
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六龍が飛ぶ まとめページ・リンク集 ユ・アイン、キム・ミョンミン、シン・セギョン主演韓国ドラマ
六龍が飛ぶ 作品データ
- 韓国SBSで2015年10月5日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・ヨンヒョン(김영현) 『根の深い木』『善徳女王』、パク・サンヨン(박상연) 左の2作品は共同執筆 その他に『チョンダムドン・アリス』など
- 演出:シン・ギョンス(신경수) 『3days』『根の深い木』
- あらすじ:高麗という巨悪に対抗し高麗を終わらせるために体躯を起こした六人の華やかな成功ストーリー
- 視聴率 第18話13.6%
六龍が飛ぶ 第18話あらすじ1/2
イ・バンジ(タンセ)とキル・テミの戦いが始まる。ヨニとプニも駆けつける。
イ・バンジの腕を僅かだが斬り、キル・テミが先制する。もう少し深く切って腕を落とさねばならないのに、お前及ばないな、ちゃんとしろと、余裕を見せるキル・テミ。
けれど、その後、剣を弾かれてしまう。それでも剣を避けたと余裕を見せる。
お前の攻撃はすべて見えると、イ・バンジ。
しかし、手ぶらになり虚勢を張っていたわけではなく、隠し持っていた2本の短剣を取り出すキル・テミ。これが彼の剣技だ。
紙一重の攻防が続き、今度はイ・バンジがキル・テミの腕を斬る。それでも傷は浅く攻防は続く。
そしてついに、キル・テミの胴を薙ぐイ・バンジ。
イヌ野郎と言って石を投げるおじさん。
私の何が悪かったのだ?と、キル・テミ。
生涯、弱いものを踏みつけ奪っていったと、李芳果(イ・バングァ:이방과)。
強い者を踏みつけるのか?と、減らず口をたたくキル・テミ。また、世が生まれて以来、弱者は強者に踏みつけられるのだ、千年前も千年後も、弱者は強者に奪われるのだ!
世の中での唯一の真理は、強者は弱者を併呑する!強者は弱者を躙呑する!これだけは変わらない真理だ!だからさっさと勝負を終えようと、キル・テミ。
もう力の残っていなかったキル・テミはイ・バンジの剣技を浴び四肢を斬られ、最後には首を斬られ倒れる。
『強者は弱者を併呑するさ、このように・・・』と、イ・バンジ。
『名前はなんだ?誰に殺されたのか知って逝かなければならないのではないか?』と、キル・テミ。
『オレは、オレは、三韓第一剣!イ・バンジ』と、イ・バンジ。
『兄さん』とつぶやくプニ。
『イ・バンジ・・・』と、キル・テミ。そして、事切れる。
歓喜する民衆。
憂いの涙を浮かべているイ・バンジ。
その様子を見ていた双子の兄キル・ソンミ。死ぬ瞬間は剣客として逝ったことを幸いだったと心のなかでつぶやき、冥福を祈る。
民の笑い顔を目にし、感慨深げなムヒュル。
ホン・インバンとキル・テミに関連する者は巡軍府に捕まり、無念にも奴婢となった者は免賤される。
ホン・インバンの走狗(手先)として、チョンニョンも南誾(ナム・ウン:남은)に捕らえられる。
官服を着てホン・インバンに会いに行く三峰(サムボン: 삼봉)鄭道伝(チョン・ドジョン:정도전)。
また官職を得たのだな、初めての時も一緒にいたなと、ホン・インバン。
どうしてそうしたのですか?師兄のように博文も深く儒者の道理もよく知っている方が、どうしてそうされたのですか?
孟子が間違っていて、孟子がこうおっしゃっただろ、井戸の方に赤ん坊が這って行けば我が子ではなくても救い出すと、それが人間の本性だ、けれど、自身の利益のために赤ん坊を井戸に陥れるのも人間だ、この乱世の中で数えきれないほど見ることだろ?・・・
人間は限りなく弱く利己的だ、民衆から為政者まですべて、私もそうしただけだ、拷問にあって流刑されている間ずっと、半生の間学んできた儒生の道理は消え、疑いと不安だけが残った、私はこのまま終わりなのか?皆が私を捨てるのではないのか?正しくなされることは一つもないのではないか?
包まれた仁義礼智は力なく消えてしまい、学び分かるほどに恐怖に震え疑うことになるのだ、それが私たち学んだ者の本性だと、ホン・インバン。
そのように合理化されたのですね?と、チョン・ドジョン。
合理化?そうだな、生きねばならなかったから、みな偽りだ、人間は本来こうだ、この国、高麗というこの国には、かなり前から希望がなかった、そしてこれは事実だ、私でなくとも、この国には希望がない、これからそなたはこの国を再び起こそうとするだろう、けれど、できるのか?
ホン・インバンが刑場に呼ばれたことで会話は終わる。
刑場。ホン・インバンを含めた罪人が数名引っ立てられる。再び声をかけるチョン・ドジョン。
もっと討論したいのか?けれど時間がないなと、ホン・インバン。
いいえ、師兄の言葉で良い気づきを得たと、チョン・ドジョン。
『さらに、師兄の考えに完璧に同意できる部分もあります。「高麗にはすでに希望がない」 私はこの高麗を、再び起こす考えは死んでもありません』と続ける。
『まさか、お前が?』と、ホン・インバン。
『直符(チョスン:저승:あの世)へいるなら、しっかり見守ってみてください。さようなら、師兄』と、チョン・ドジョン。
死刑が執行される。
死刑を見ていた民の中に、ホン・インバンの家奴がいるのを見かけるプニ。『どうしてあの者が生き残ってるの?』と、心のなかでつぶやく。後を追うと、曺敏修(チョ・ミンス:조민수)のところへ行っていた。
勉強だけしていると思っていた若様が、海東甲族(ヘドン カプチョク:해동갑족)を説得したことと、今回、多くの民の笑顔を取り戻させたことに感銘を受けたムヒュルは、冗談ではなく改めて護衛武士になりたいとパンウォンに話す。
お前は最初からオレの護衛武士だった、オレが剣を授けたのはお前が初めてだ、剣というのはなんだ?武器だ、これを授けるということは、その人を信じるということだと、パンウォン。
そこにやってきたプニは、行かないの?と言ってそそくさと先に行く。
固まっていたムヒュルに、どうした?護衛武士が!ついてこないのか?と、パンウォン。
『はい、主君!』と、笑顔のムヒュル。
司憲府(サホンブ:사헌부)、弘文館(ホンムングァン:홍문관)、司諫院(サガヌォン:사간원)、そして王の連携図を描いているチョン・ドジョン。
ホン・インバンの話が合っている、士大夫は主導権を奪われるか恐く、牽制し嫉妬し勝とうとするそんうな種族かもしれない・・・
独り言をつぶやくように語りながら筆を進めている。孟子は知らなかったのではなく、だからこそ仁を強調した・・・常に疑う司憲府を作り、常に叱責する司諌院を作り、常に騒ぐ弘文館を作る・・・
士大夫は王を、王は士大夫を、また、士大夫同士互いに疑い牽制するようにし、どうすることもなく、腐敗と不正を犯すことができないように、そんな官僚体制を作らなければならない!と続ける。
『疑いと非難さえも国家が独占する体系それですか?』と、パンウォン。
『そうだ、そうして疑いと非難の本性が産むことになる悪は、民に広がっていくことができないだろう』と、チョン・ドジョン。
また、王と3機関とで疑いと牽制を行う体制の図を書く。
これはすべてなんのことだ?と、心のなかでつぶやくムヒュル。
あれはできることなのか?と、イ・バンジ。
民はあの者たちを直接牽制できるだろうか?と、プニ。
持ちたい、あの全てのものをと、パンウォン。
その帰り道、到底ついていけない器才だと、チョン・ドジョンのその器の大きさに感嘆し言葉も出ないパンウォン。
一方のムヒュルは、到底、なんのことか一つもわからないと、違うレベルで悩んでいた。
そして同時に溜息をつく。
若様もなんのことか一つもわからないでしょ?と、ムヒュル。
お前のおかげで生きたと、パンウォン。
家に帰り、助けがなければ出来なかったことだと、直近の課題のすべてのことが成った事に対しタギョンに礼を言うパンウォン。
秘密を漁隱(オウム:어은)閔霽(ミン・ジェ:민제)に明かさなかったことについても、夫人の判断力を信じていたとも。
今後の政治的案件に興味津々のタギョン。何も話さないパンウォン。その様子に気づき、私が急ぎすぎました、徐々にお話くださいと、タギョン。
ホン・インバンとキル・テミが裁かれたことに対して、因果応報だと気持ちが晴れやかなミョサン。
一方のホン・デホンはテミの師匠で幼いころの優しさを知っているため、物悲しさを吐露する。女の子ぽかったので男らしくと習いに来たとの話もする。
ついに、ホン・インバンの木を切り倒すパンウォン。
ここいいると思ったと、プニが入ってくる。そして、もうしたのねと、木を切り倒したのを確認する。パンウォンの気持ちを組んで酒と魚を用意してやってきたのだった。
『もしオレが変わったら・・・』と、パンウォン。
『変わる?どんなふうに?』と、プニ。
『人の心のなかには虫が一匹巣食っているじゃないか。その虫がオレを蝕めば・・・それで、オレが、これ以上、オレでなくなったら、そんなふうにオレが変わったら』と、パンウォン。
『殺してやる!』と、プニ。
『いいぞ、殺す前にオレにひとこと言ってくれ』と、パンウォン。
『わかったわ、この悪い虫、早くパンウォンを吐き出して!こんなふうに?』と、プニ。
『ああ、かならずこうしろよ!』と、パンウォン。
『そんな心配しないで』と、プニ。
酒を用意して持ってくるタギョン。けれど、彼らに近づく前に気づき、踵を返す。
しかも、民が牽制できなければ結局当てられるのは民なのに!と、プニが政治的な話をしているのを耳にする。
民はできない、無視しているのではなく、民には牽制する力も時間も余裕もない、それで官吏がいるのであってと、パンウォンは答えていた。
のちに、変えられることも有るでしょ?と、プニ。
タギョンに嫉妬心が芽生え始めたようだ。
六龍が飛ぶ 第18話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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