六龍が飛ぶ 第42話あらすじ2/2 ユ・アイン、キム・ミョンミン、シン・セギョン主演韓国ドラマ

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プニは組織員たちから日々の情報を入手していた。話したことはすべて忘れるのが掟だ。

 

成均館で筆者していた官吏が何者かに殴られ書を奪われる。偶然気づいたイ・バンジ(タンセ)がそれを見つけて追いかける。

盗んだ男は薬屋の軒下の薬の間に書を差し込み、そのまま逃走する。

けれど、結局はイ・バンジ(タンセ)に捕まってしまう。

そこにプニがやってくる。

 

成均館に潜入していた男が捕まったという情報をチョンニョンユクサンキル・ソンミに伝える。

 

官軍を引き連れてやってきた官吏を、御命がなければ進入できないと一蹴するプニ。また、捕まった者も泮村(パンチョン)の者なので自分に処分権があるとも。ここには治外法権があるのだ。

それでも、ここで待っていると思うのか!と凄む官吏。

『ここにお入りになれば、ただ法と律令で統べる国を定めた三峰大監と殿下の累を及ぼすでしょう』と、プニ。

 

パンジが捕まえた男に、成均館直大学のパク令監を暴行して書を盗んだのかと問うプニ。

どうして私がそんなことを?と、シラを切る男。

服を探ってもいいという様子から、無実だと思うプニだったが、パンジが疑いを解か無いため何かあると思う。そして、行首の与奪権で問うという。もし嘘をつけば、完全に村八分となり、死んだ者として扱われることとなるのだ。

『ムミョン、ですか?』と、プニ。

そして、男が何も言おうとしないため、捕まえろと指示を出す。すると、その男は飛んできた 短剣を受けて絶命する。キル・ソンミのしわざだ。

剣がその場になかったため、鎌で対応するパンジ。けれど、プニが礫をぶつけられた隙にキル・ソンミに逃げられてしまう。

泮村(パンチョン)にムミョンが現れたことを警戒し始めるプニ。

そこに玉氏が現れる。家に行くと、彼の妹が偶然発見したと書を渡す。これなのだなと思うプニ。

その妹は、このせいで官軍たちが入ったりするのかと問う。

御命がなければそんなことはないと、プニ。また、どうして外に出ないのか、人達が不便なのかと問う。

いいえ、よく出るようにしますと、妹。

その妹とはチョク・サグァンだった。玉氏が匿っているワン・ヨの息子たちもいるため、ここに身を寄せていたのだった。

 

プニはその書に書かれていたチョンニュナムへ行ってみる。

 

本元がいらしたと集まった者に告げる南誾(ナム・ウン:남은)。岩の上に現れるチョン・ドジョンヨニも後ろにいる。

 

『2300余年前、周以後、井田制(チョンジョンジェ:정전제)と計民授田(ケミン スジョン:계민수전)を指向する真の儒者の国・朝鮮が建国され、すでに数年が流れました』と、チョン・ドジョン。

 

遼東城。パンウォンが戻ってきたとの知らせを聞くホン・デホンムヒュル。ムヒュルは髭も生え風貌が変わっていた。

『生きて戻ってきたと?』と、ムヒュル。

『ムヒュル!』と、彼を呼ぶ声。

 

『しかし、この朝鮮という巨大な木の根は、まだ弱いことこの上ありません。ソンビが官吏が士大夫が、まさにここにいる我々が、この国の元気で丈夫な根にならなければならないのです。

朝鮮という木が万世に達するよう、我々は根の中の根、隠されているが生きて息をし、見られないが、木に葉に花びらに、生道する気運を伝え、あの歴史という名前の大地の上に、深くて丈夫に根ざす隠された根!我々はこの地の密本になるのだ』と、チョン・ドジョン。

密本(ミルボン:민본)・・・隠された根

 

『ミルボン?』と、心のなかでつぶやくプニ。

 

『密本は正君(チョングン:王を正しく導く)する。 密本は格君(王を正しくつかむ)する。密本はこの地の最も低い場所で為民(民の為になる)する。密本は愛民する。 密本が重民(民を尊重する)する。密本は安民(民を安らかに)する、密本は牧民(民を育てる)する。

密本はただひたすら、次の2つだけに従わねばならない。まさに民・本!民本だ!』と、チョン・ドジョン。

 

『民本・・・民が、民が、根本だ!』と、心のなかでつぶやくプニ。

 

 

六龍が飛ぶ 第43話あらすじ1/2に続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント

  1. sallie より:

    「根の深い木」当時、密本の意味もわからず、四苦八苦で視ていました。今1~3話を再視聴してよくわかりました。パン村のオクスク行首がプニ?同じ岩場?さすが同じ脚本家・演出家ですね。
    元祖ムヒュルもイドも「シグナル」「太陽の末裔」と さらにかっこよくなってて嬉しい♡
    急に見ごたえのある作品が増えてきましたね~。大忙し!!

    • arasujidan より:

      プニがそのまま行首でいるか、はたまた、プニは後宮に入ってヨニが行首になることもあるのかなと思っています。
      どこかでプニが後宮になると読んだ気も。(勘違いかも)
      未だにイ・ドの『ムヒュール!』というセリフは強烈に覚えています。
      そして、『シグナル』を見ながら『あ、ムヒュルだ!』とも(笑)
      今話から髭が生えているので、感じもなんとなく似てきましたね。

      • まりえ より:

        お忙しい3月に、あらすじを有難うございます。
        英文字幕を追っていると、内容がよくわからないことがありまして。。
        以前、「ヨンパリ」の訳で、執事の言葉づかいが、事の立場だけでなく、キャラクター、思いがすべてこもった語感になっていて、凄い!と思ったことがありました。
        今もそんな感じです。

        六龍のクライマックスのあらすじ、楽しみにしております。

        ロマンティックカップルもう少しみたいので?プ二に後宮に入ってほしいような、でもプ二らしさは行首なのかな、と思っています。

        • arasujidan より:

          お役に立てて良かったです。
          直近の回はや正直なところかなり訳に手こずっています。
          建国へ向けての頃より言葉数が多くて。
          プニはほんと、どうなるのでしょうね~。