パングァも遼東征伐が私兵解体の策だということを読む。パンガンは訓練にでなければいいと言う。もしも、遼東征伐が虚牌でなかったら?と、タギョン。
真牌であるはずは無い、すごく無理だと、パングァ。もしも出兵せよとの軍令が下り拒否すれば、それは反逆だと、タギョン。
虚牌でないこと、朱元璋がまもなく死亡する事をハ・リュンに告げるパンウォン。
五分五分と言っても、全て取るかでなければ死ぬかだ。このような『果敢な賭博』をどうしてするのかと!と、ハ・リュン。
『果敢な賭博か・・・分からない』と、心のなかでつぶやくパンウォン。
洞窟。
朱元璋が死にチュチェが南京へ行けば、我々は北進すると、チョン・ドジョン。また、その過程で私兵廃止もせねばならない、大君たちは激しく拒むだろうから、我々も徹底的に準備せねばならないとも。
さらに、ヨニには大君たちの武器と私兵などの把握を指示し、南誾(ナム・ウン:남은)には臺諫(テガン:대간)を準備させる。
町に禁酒令などが発布される。商売上がったりのミョサンは不満気だ。
プニは成均館(ソンギュングァン)に呼ばれ、食事の量を半分に減らしてくれと言われる。儒生たちは軍糧米に差し出すのだ。儒生たちの士気も上がっており、自ら剣を撮るという者もいる。
そこに、ウ・ハクチュが足を引きずりながらやって来て、『結局三峰は事故を起こすんだ』と、不気味な言葉を発する。
そして、儒生たちに罵声を浴びせられる。
ウ・ハクチュに気づく趙末生(チョ・マルセン:조말생)。
吁齋(ウジェ:우재)趙浚(チョ・ジュン:조준)をカカシ呼ばわりするハ・リュン。遼東征伐が虚牌ではなく真牌であること、イ・ソンゲ、チョン・ドジョン、イ・ジランの3人が秘密裏にが開京で会っていたことを話す。
『これはこれは、一体、左政丞が知っていることは何ですか?』
地方に飛ばされることの不平をハ・リュンに話すイ・スクポン。けれど、都城内の私兵を守る方法がないから、赴任先の麾下の官軍たちをパンウォンの人にさせろと言われて納得する。
『定安大君(チョンアンデグン)が決定される瞬間に、我々は準備ができていなければならない』と、ハ・リュン。
補薬をチョン・ドジョンに持参するパンウォン。
受け取った方のチョン・ドジョンも不思議がる。
ただ一言、『すごいです。本心です』と言い、必要以上にチョン・ドジョンをじっと見るパンウォン。
続いて硯を求めに行くパンウォン。そのことをムヒュルから聞かされ不可解に思うタギョン。
ハ・リュンから聞いたと、本当に遼東征伐をする気なのかと問うチョ・ジュン。
パンウォンも知っているのだなと思うも、それなのに補薬を持ってきたことを不思議がるチョン・ドジョン。
以前にも似たようなことがあった、また別の崔瑩(チェ・ヨン최영)将軍になるのか?と、チョ・ジュン。
朱元璋が危篤であり、この機会を逃してはならないと、チョン・ドジョン。
軍糧米や移住させる民の計算などがなく、どうして国家の大事を高決定なさるのか?と、チョ・ジュン。
その辺りの計算をまとめた者を差し出し、可能だというチョン・ドジョン。また、望むなら持って行って詳細に分析してみてくれとも。
数日で準備したものではなく、長い間準備したものだろう、なのに左政丞の自分が見る機会がなかったのだと、怒るチョ・ジュン。
朱元璋がこうも早く危篤にならなければ使いみちのなかった資料なので、予め話す理由がなかったと、チョン・ドジョン。
この書に書かれていることは可能性なだけで、数百万の民の運命を決める根拠にはならないと、チョ・ジュン。
もう殿下が決心して許可されたことだ!と、チョン・ドジョン。
訓練に行かねばと、チョン・ドジョンを呼びに来るナム・ウン。
パンガンとパングァの配下は陣法訓練に行かないようにと彼らが指示を出していた。
ヨンギュが訓練についての報告にやってくる。
訓練にはチョン・ドジョンだけでなく、イ・ソンゲ自らがやって来ていた。そして、参加してない者を絶対に許さないと怒っていた。
ヨンギュは、イ・ソンゲが甲冑を着て参加していたことを二大君に告げる。
腫れ物の状態が良くなくふらつくイ・ソンゲ。
弾劾を受ければ流刑を避けることができない状況の大君たち。
浅はかなパンガンは政変を起こすと言うが、考えて話せ、可能なことなのか!とパングァにたしなめられる。
また、この重要な時期に、パンウォンは一体どこへ行ったのだ?とも。
平謝りするしか無いタギョン。
六龍が飛ぶ 第45話あらすじ1/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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