朱元璋が死んだことを知る李成桂(イ・ソンゲ:이성계)。
機会が来たので決断を下してくださいと、ナム・ウン。
反対意見を述べるチョ・ジュン。
戦争にはいつも変数があるがと前置きしたうえで、現在の十分な備えについて説明し、遼東を得た時には民に還元されることを主張するチョン・ドジョン。
『大君たちを皆入宮させよ』と、イ・ソンゲ。
それぞれの大君に対する感謝の気持ちを述べるイ・ソンゲ。
『ゆえに、もう一度、もう一度お前たちは、私を助けてくれたらいい。お前たち皆、この父とともに遼東に出兵しよう』と、イ・ソンゲ。
チョ・ジュンに助力を求めるチョン・ドジョン。
理解も納得もできないと、それを拒むチョ・ジュン。
自分達が遼東に行っている間に世子の基盤を確立しようとしているのだろうと、永安大君(ヨンアンデグン:영안대군)李芳果(イ・バングァ:이방과)。
そんな話をしている三大君のもとにパンソクがやってくる。
『ヒョンニムたちへの父王の信頼を見たので、とても羨ましいです。ヒョンニムたちの武運をお祈りします』と、パンソク。
突破する方法を考えねばと、心のなかでつぶやくパンウォン。
パンウォンにハ・リュンから文が届く。中殿(チュンジョン:중전)の陵が都城内に造影されており、交代でそれにあたっているが、安山郡守のイ・スクポンの順がやって来た時に、500の兵を率いて入ることができると書いてあった。これが唯一の方法だとも。
ムヒュルに対してイ・スクポンのところへ行き日付を確かめるようにというパンウォン。また、出兵とどちらが早いのか?と心のなかでつぶやく。
出兵の日は書雲観(ソウングァン:서운관)により吉日が選ばれる。
チョン・ドジョンの弟チョン・ドグァンは、密本(ミルボン)の組織員をすべて動員して、この戦争に賛成する公論を作らねばという。
そんなことをしようと密本を作ったと思っているのか?力ある士大夫が腐敗しないよう、自らを警戒し互いに監視するために作ったのだ!と叱責するチョン・ドジョン。
チョン・ドジョンに倉庫のことを告げるといいというカップン。
けれど、すぐにミョサンに害が及ぶ可能性を考慮し、それはダメだと、プニ。また、パンウォン側の人達が逮捕される可能性も指摘する。その中にはムヒュルもいるとも。
さらに、パンウォン宅にいた自分もお前も同様で、これだけ多くの武器があるのに、巡軍府は果たして自分達の協力がないと考えるだろうか?とも話す。
それならこれからどうするの?と、カップン。
パンウォンの言葉を思い出すプニ。
腫れ物が悪化するイ・ソンゲ。
その状態で乗るのか?年齢も!と、心配する李之蘭(イ・ジラン:이지란)。
今後20年は乗ると、イ・ソンゲ。
そこにチョ・ジュンがやってくる。
三峰の意志と異なっていても左政丞が間違っているとは思わない、私は遼東を征伐せよとの名を拒み王になった人だと、イ・ソンゲ。また、世子が立派な王になれるようにしてくれとも。
秘密の御命を受け取るパンウォン。そこには出兵の日と場所が書かれており、8月20日に粛靖門(スクチョンムン: 숙정문)の前となっていた。
そこにムヒュルが戻り、イ・スクポンが兵を率いてやってくる日を告げる。8月26日だった。このままでは何もできずに出兵することになる。
出兵まであと7日。その時までに決断をくださねばならない状況だ。そのことを仲間たちに話すパンウォン。
『ヨンギュヒョン、教えてくれ。ヒョンが作ってくれた機会じゃないか?』と、心のなかでつぶやく。
戻ったパンウォン。
『今日、三峰を討ちます。泮村にある武器を気づかれないように抜かなければなりません』と、タギョンに話す。
そこにチョンニョンがやってくる。
『今日、三峰を討ちます。決定しました』と、パンウォン。
『大君ママ、天は大君ママの見方です』と、チョンニョン。
イ・ソンゲの腫れ物が悪化して、出兵の日が27日にずれ込んだのだ。
ムミョンでもそのことが話されている。
失敗したらどうされるので?ムグク?と、キル・ソンミ。
パンウォンを捨てねばと、ヨニャン。また、挙兵が失敗したら、次の手を準備してくれと、キル・ソンミに伝える。
何を準備しましょうか?と、キル・ソンミ。
漢陽(ハニャン:한양)にあるすべての穀物倉庫に火を付けてくださいと、ヨニャン。
六龍が飛ぶ 第46話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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