ユ・アイン(유아인)、キム・ミョンミン(김명민)、シン・セギョン(신세경)主演のSBS月火ドラマ
六龍が飛ぶ(ユンニョンイ ナルシャ:육룡이 나르샤)
の第50話あらすじ2/2です。
六龍が飛ぶ キャスト・登場人物紹介 ユ・アイン、キム・ミョンミン、シン・セギョン主演韓国ドラマ
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参考:朝鮮王系図
※セリフには同一人物で大君と君と、呼称揺れが在るため、大君に統一しています。
六龍が飛ぶ 第50話あらすじ2/2
タギョンとの言い争いのあと、忠寧大君(チュンニョンデグン:충녕대군)李祹(イ・ド이도)のところへ行く太宗(テジョン:태종)李芳遠(イ・バンウォン:이방원)。
そして、魔法陣で遊んでいるのを見て咎めつつ座る。また、どうしてこうも多くの本を読んでとも言う。
『ただ、面白さがあるのです』と、イ・ド。
『面白さ・・・(手招きし)世子(セジャ:세자)になりたいのか?政治をしたいのか!?』と、凄むパンウォン。
『そんなのではなく・・・』と、イ・ド。
『政治とは何だ?政治とはなんだと尋ねているではないか?』と、パンウォン。
『孔子がおっしゃるには・・・』と、イ・ド。
『貴様の考え・・・尋ねているのだ。確かに、貴様がそんなことをわかるはずもない』と、パンウォン。
『分けることです』と、イ・ド。
『分ける?』と、パンウォン。
『国の多くの財貨をどのように分けるのか。誰に納て、誰に与えるのかを決定することです』と、イ・ド。
三峰(サムボン:삼봉)鄭道伝(チョン・ドジョン)の主張を思い出すパンウォン。
『それが、貴様の考えか?どこかで聞いたことなのか?・・・この部屋にある本を全部片づけてしまえ!』
『はい、殿下』と、臣下。
イ・ドはパンウォンの後を追い、そして跪く。
『父上、読書は続けさせてください』と、イ・ド。
『ダメだと言ったではないか!』と、パンウォン。
『私は、世子邸下の前途にどんな累も及ぼしません。他の思いは少しもありません』と、イ・ド。
『だがお前は、世子が6年かかった書籍を、2ヶ月だけで読破した。それが世子の前途に累を及ぼすだろう!』と、パンウォン。
『けれど父上!そうだとして何もせずに生きられないないのではないですか?』と、イ・ド。
『何だと?』と、パンウォン。
『生きていれば何でもせねばならないのではないですか?』と、イ・ド。
『ハッ、ハハ・・・』と、パンウォン。その言葉にプニを思い出す。
子どもたちに永楽帝(チュチェ)に会った頃の武勇伝を聞かせているムヒュル。
話が大きすぎて全く信じず、ひどいと言う子どもたち。
『久しぶりだな、ムヒュル』と、懐かしい声がする。パンウォンだ。
部屋に移動する二人。
『ムヒュル、未だに民の中に笑っている者はいないのか?』と、パンウォン。
『そうではありませんが』と、ムヒュル。
『未だに私に仕えるのが嫌なのだろ?それでなのだが、私はお前に人を一人紹介する』と、パンウォン。
『紹介ですか?』と、ムヒュル。
『入って来い。私の三番目の息子、イ・ドだ』と、パンウォン。
『大君ママ』と言い会釈するムヒュル。
『すごく奇妙なやつだ』と、パンウォン。
『奇妙ですと?』と、ムヒュル。
『私に似ず、懐かしい人たちに似ている・・・ゆうに100人の武士と対敵できる、朝鮮最高の武士だ』と、パンウォン。
『はい、父上』と、イ・ド。
『他のことはわかりませんが、落ち着いて鎮静なこと、それに、私をからかいはしないようです』と、ムヒュル。
笑顔でムヒュルを見つめ続けているイ・ド。
『会いたくはないですか?私が、どの島にいるのか知ってます・・・お行きになりますか?』と、ムヒュル。
ムヘン島。漁村を行首(ヘンス)としてしきっているプニ。そこに、船が入って来ているとの知らせを受け、皆で見に行く。
すると、道の向こうから、官服を着たムヒュルが歩いてくる。
『また王宮に戻られたようですね』と、プニ。
『はい、そうなりました』と、ムヒュル。
『ほんとうによくなさいました。殿下が本当に嬉しいでしょう』と、プニ。
『あ~、実は、殿下が一緒にいらしています。お会いしたいと。浜辺でお待ちなのですが。お行きになりますか?』と、ムヒュル。
パンウォンのもとへ走っていくムヒュル。
『なんと言っている?』と、パンウォン。
『それが・・・』と、ムヒュル。
『そうなのか・・・』と、パンウォン。
『殿下に会えば、その次にとても大変そうです。ただそのまま、そのまま見ます・・・』と、遠巻きに見ているプニ。
振り返って去ろうとすると、イ・ドがやってくる。
『お前がこの村の行首だそうで?』と、プニ。
『ああ、はい』と、プニ。そして、イ・ドを凝視してしまう。
『何をそうまじまじと見ているのだ?』と、イ・ド。
『ご子息なのね。どうしてこうも?』と、心のなかでつぶやくプニ。
帰る時間だとのムヒュルの声。
『私はお前に尋ねたいことがあったのに、今日は行かねばならないようだ』と、イ・ド。
『あの、媽媽(ママ:마마)。わたくしが、一度だけ抱きしめても、大丈夫でしょうか?』と、プニ。
そして、イ・ドを抱きしめ涙する。
『申し訳ありません。わたくしが急に幼いころを思い出してそうしました。殿下は相変わらずでしょう?』と、プニ。
『まあ、相変わらず・・・お寂しい(孤独だ)・・・』と、イ・ド。
コメント
arasujidan様
六龍最終回までUPありがとうございました。お陰様で初!長編史劇リアルで完走できました。40話あたりからUpが早くなって来られたので楽しんでみてくださってるのかな?とユアイン一ペンとして嬉しかったです。
最終回が少し駆け足過ぎて物足りず。ばあさんプ二より第2皇子の乱をもっと描いてほしかったなあ。とかポウンがもう少し早くけりがついてれば後年の寂しいイバンウオンのシーンがあったかも。とか色々思いましたが、兵役前にこんな大作と映画に出演してくれたのだから大満足です。
映画「好きになって」もイバンウオンとはかけ離れた役で。若いのに演技の幅の広さにびっくりポンです。
六龍ロスが大きすぎていまいち太陽の末裔にはまりきれてないのですが。今日はユアインがカメオ出演するし、残り4話だし。最後まで見れそうです(笑)
腱鞘炎がまた悪くなってるそうなので無理しないでくださいね。
どうしても一言お礼を申し上げたく書き込みしちゃいました~~
こんにちは。
この作品はかなりはまって視聴していました。
作品にもよるのですが、視聴したことに満足して、ついついあらすじが遅くなるということもあります。
この作品はそんな作品でした。
おっしゃるように最終回はちょっと詰め込みすぎの印象がありましたね~。
長編なので制作陣もまだまだ時間があると思っていて、気が付けば時間がなくて詰め込んじゃったという印象です。
兵役ということで2年ほど彼の演技が見られないのは残念ですが、新しい経験をして帰ってきてくれることでしょう!
arasujidan様
時々、訪問して記事を拝読しています。背景や言葉の意味など丁寧に記してくださっているので、理解が深まります。ありがとうございます。
ドラマ善徳女王、根の深い木ともに興味深く視聴したので、このドラマを見始めました。
ストーリーはよく練られていて最期まで楽しめましたし、賢いんだけど慎重さに欠け単純な失策で致命傷を負うシーンとか、この脚本家さん達らしい展開も感じられ、面白かったです。
でも 無名とチョク・サグァン の描かれ方が不十分で残念に思っています。
無名だけで一本ドラマを作ってほしいです。
これからも、よろしくお願いします。
こんにちは。
ムミョンとチョク・サグァンは創作部分なので、ここが膨らむと主題から大きく外れてしまうので、現状にとどめたのでしょうね。
最近では史実から離れてしまうと、コアな史実ファンが逃げてしまう傾向があるので、出来なかったのでしょう。
実は僕にもその傾向があります(汗)
やるとすれば、基本的にフィクションだと標榜しておいてやってしまうか・・・。