チョン・ジヒョン(전지현)、イ・ミンホ(이민호)主演SBS水木ドラマ
青い海の伝説(プルン パダエ チョンソル:푸른 바다의 전설)
の第1話視聴感想(あらすじ含む)です。
青い海の伝説 キャスト・登場人物紹介 チョン・ジヒョン、イ・ミンホ主演韓国ドラマ
青い海の伝説 作品データ
- 韓国SBSで2016年11月16日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:パク・ジウン(박지은) 『プロデューサー』『星から来たあなた』
- 演出:チン・ヒョク(진혁) 『ドクター異邦人』『主君の太陽』
- あらすじ:韓国最初の野談集である於于野譚(オウヤダム:어우야담)に出てくる人魚の話をモチーフにしたファンタジーロマンスドラマ
- 視聴率 第1話16.4% 視聴率グラフはコチラ → 韓国ドラマランキング
青い海の伝説 第1話視聴感想(あらすじ含む)
ついに、ついに始まりました!
待望のパク・ジウン作品。
初回から数字的にはすごく飛ばしていて、いきなり16.4%を記録しました。
これがどのくらいすごい数字なのか?
過去の大ヒット作品と比較してみましょう。
- 星から来たあなた(ピョレソ オン クデ:별에서 온 그대) 第1話15.6%(最高視聴率28.1%)
- 相続者たち(サンソクチャドゥル상속자들) 第1話11.6%(最高視聴率25.6%)
- 太陽の末裔(テヤンエ フイェ:태양의 후예) 第1話14.3%(最高視聴率38.8%)
第1話だけを見ると、今年最大のヒット作『太陽の末裔』だけでなく、他のドラマも軒並み越えています。
視聴率というのは期待値だけで上がることがあり、もちろん今回も話題作の第1話ということで、このような数字が出ています。
ライバルドラマとの兼ね合いもあるので、他の作品より上だとは一概には言えませんが、『青い海の伝説』に多くの人が期待しているのは間違いないでしょう。
今後、20%越え、25%越え、相続者たち越え、ピョルクデ越え、30%越え、そして太陽の末裔越えと、狙っていくことになると思われますが、どこまでハードルを越えて行けるのか。
ドラマのストーリーとともに視聴率も注視したいですね!
第1話ということで、キャスト紹介があればストーリーの紹介はいらないかな?と思っていました。
けれど、キャスト紹介にない情報も散りばめられていたので、重要な要素をピックアップしておかなくてはならないようです。
手抜きができると思ってたのに!
では、解説も踏まえて、あらすじをかいつまんでいきましょう。
元ネタは於于野譚(オウヤダム:어우야담)
この書籍についての解説はキャスト情報に記述しています。
人魚の名は沈清(シムチョン:심청)、県令の名は金聃齡(キム・ダムニョン:김담령)。
漢字がわかっているのは、この綺譚集がハングルではなく漢文で書かれているからです。
第1話の冒頭は1598年8月でしたね。
ここで記憶力の良い方は、『星から来たあなた』の冒頭を思い出すことでしょう。
1609年(光海1年)8月25日、マダン寡婦(マダン クァブ:마당과부)の行列を、ト・ミンジュンの宇宙船が吹き飛ばしましたね。
あのシーンの11年前が今回のシーンでした。
しかも、『青い海の伝説』での場所は江原道(カンウォンド)歙谷縣(フプコクヒョン)で、『星から来たあなた』での場所は同じく江原道の江陵(カンヌン:강릉)。
前者はすでに地名が消滅しており、現在の北朝鮮側の江原道・通川郡(トンチョングン:통천군)で、後者はソウルから真東の日本海側です。
ちなみに、通川郡は、韓国側の国境の町コソンから80km北側です。
地理に詳しくない方は何のこと?かと思うかもしれませんが、江原道は現在、南北に分断されている道なのですよ。
これは個人的なカンですが、パク・ジウン作家は、ピョルクデの準備をしている際に、物語のモチーフにする文献として、すでに『於于野譚』に当たっていたのではないかと思います。
イ・ビョンフン監督も、資料をあさっていて、後年、別のドラマを作ったことが実際にありましたし。
ま、ただの推測なので違っているかもしれません(笑)
キム・ダムニョンは、県令としてフプコクヒョンに赴きます。
ここでも行列の描写が!ピョルクデのときとの類似点がここにも!
けれど、この大層な行列には、少々違和感を覚えました。
時は1598年8月ですよ。
秀吉の2回目の朝鮮出兵、丁酉再乱(チョンユチェラン:정유재란)の真っ最中です。
1592年からの壬辰倭乱(イムジンウェラン:임진왜란)の際には、江原道より更に北にも攻め込まれているので、戦時下に仰々しい行列をすることはないはずです。
話がちょっと歴史に傾きすぎましたね。
あらすじの方に戻しましょう。
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