ヘラクレスの塔へ着く二人。
ここが世界の果てだって?と、シム・チョン。
ああ、2千年前にこの灯台が立てられた時から、ここの人たちはそう呼んだってと、チュンジェ。
海があるじゃない、海があるのにどうして果てなの? 海はここから始まるのにと、シム・チョン。
かつて母と来たときのことを思い出すチュンジェ。
チュンジェ、昔の人たちは、ここが、世界の果てだと信じたって・・・あの灯台は、世界の果てを示してくれるヘラクレス灯台で・・・ヘラクレスのお母さんがいつもここに来て、別れた息子を恋しがったって・・・
それを見て、だめだと思う人たちが、あの灯台を作っては、ヘラクレスがあの灯台の明かりに沿ってこの海を渡り、お母さんを訪ねて来てくれることを祈ったって・・・ユラン。
それで?ヘラクレスはお母さんを訪ねて来たの?と、チュンジェ。
さあ?ん~だけど、こんな伝説があるって・・・ここで別れた人たちは、必ずまた会うって・・・たぶん、ここが世界の果てだけど、また別の世界は、ここから始まってるから、そんなんじゃないかな?と、ユラン。
何かを石塔に書きながら・・・ところでお母さん、ヘラクレスも自分のお母さんにかなり会いたがってるようだよと、チュンジェ。
チュンジェが幼いころに刻んだのは・・・
ホ・ジュンジェ、それがオレの名前だ・・・オレの本名を知っている人いくらもいないぞ、光栄だと思えよと、チュンジェ。
ところで、ここで別れれば、本当にまた会うことができるの?と、シム・チョン。
ウソのようだ、オレはオレの母さんとここで別れたんだよ、だけど、今まで会えなかったじゃないか・・・オレの母さん、挨拶もなしに行ったよ、マナーなしにと、チュンジェ。
ここもホ・ジュンジェがあるんだけどと、シム・チョン。
母はチュンジェが去ったあと、別の石塔に「愛してる、ホ・ジュンジェ」と彫っていた。
そうだな、ここもホ・ジュンジェがあったな、母さんがオレに挨拶してたなと、チュンジェ。
お母さんがなんて挨拶したの?と、シム・チョン。
愛してるってと、チュンジェ。
愛してるって?負けたって?降伏だって?と、シム・チョン。
ああ、完全に負けたって!降伏だってと、チュンジェ。
微笑みあう二人。
チンピラたちがやってくる。
銃を抜くチュンジェだったが、チンピラたちはマシンガンを持っていた。
走ろうと言って、シム・チョンの手を引いて逃げるチュンジェ。
けれど、すぐに崖に追い詰められる。
銃を捨て手を挙げ・・・撃つには撃っても、この子を送って話をなさって、女性で、何の関係もない子なんでと、チュンジェ。
おい!関係!?関係ないのに、昨日はどうしてこのように執拗に追いかけてきたんだ!と、チンピラ。
あ~、それ?私が盗んでいったものがあって、これこれこれ、腕輪!これ安モノなんですが、これを盗んで行ったとずっと追いかけてきたんです・・・おい、行け、一人で、オレがそれを戻したじゃないか、行け!行けって!と、チュンジェ。
どうして?私あんたのワイフじゃない!と、シム・チョン。
キレるチンピラ。
いや、この子が言うワイフはそんな意味じゃなくて、私は独身主義です、この子の名前も知らないんです、ほんとに!と、チュンジェ。
ますますキレるチンピラ。
口にチャックしつつ後ろを向き・・・話にならない話をするんだ?行けという時に行かないと!もうどうするんだよ?と、チュンジェ。
海を目で差すシム・チョン。
おい!どうして見るんだ?あそこ!オレは高所恐怖症で水恐怖症だ!むしろ軽く銃に撃たれて・・・と、チュンジェ。
銃はだめよ!イルカのように死ぬわと、シム・チョン。
もちろんそうさ、だけど、水に落ちても死ぬぞ、オレが話をよくしてみるから、先に行け、先に行け・・・(引っ張って落ちようとするシム・チョン)あ~わかった、わかった!ちょっと待て、ちょっと待て!どうしてそうするんだ?ほんとに!と、チュンジェ。
二人を撃とうとするチンピラ。
チュンジェの手を引いて海に飛び込むシム・チョン。
人魚の姿に戻ったシム・チョンを目にするチュンジェ。
『私が変じゃなくて名前もあって、そんな人なら、あなたと続けて一緒に行けるのに、そうでしょ?』
チュンジェに空気を口移しするシム・チョン。
エピローグ
遺物の壺の泥を洗い流しているチャ・シア。
すると、白磁の陶器に、人魚と男性がキスしている絵が現れる。
青い海の伝説 OST Part1. Love Story LYn(リン:린)
青い海の伝説 第3話視聴感想(あらすじ含む)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
初めまして。随分前からあらすじ団さんに聞き取れなかった韓国語は勿論のこと、どのドラマを見始めるか考えてる時にあらすじ団さんの評価を参考にしながら、本当にこのサイトにお世話になっておりますm(_ _)m 何故コメントを残させてもらいましたかと言いますと、最近すごくこのサイトを開くときに調子が悪いです。私の端末の問題なのかと思いましたがパソコンからも同じように英語でエラーがどうたらこうたらみたいなページが出て来て見れるページと見れないページがありますTT
コメントを残したからと言ってどうこうなるのかは分からないのですが、あまりにも悲しいので報告させて頂きましたm(_ _)m
言っていたことやしていたことに意味があって、
ちゃんと後でつながってくるという脚本が気持ちいいです。
そして、映像も美しいですねぇ。
ロケにお金がかかっていますね!