左手を望遠鏡のようにして覗き込み、鼻がすごくいいから絶対に手術しないでと、男。
自分は変な人ではなく修行者だというその男は、鼻で厄運をなんとか止めている、土の中でご先祖様が泣いているなど、適当な言葉を並べている。
その方たちは土の中におられるはずはないんだけど・・・と、シム・チョン。
土の中でないならどこ?と、男。
水の中?と、シム・チョン。
土葬でなく火葬にして散骨したんだと思う男。
こうして男が懸命にデタラメを並べるも、綿菓子に気を取られ、話を聞いてないシム・チョン。
気が強いと嘆き、駐車場に本部があるからと、シム・チョンを連れて行こうとする男。
そこに、チュンジェが現れる。
あなたは誰なんだ?と、男。
オレ?あんたの先祖、オレが地下で泣いて泣いて、ダメだ・・・オレの子孫をこのように放置させておいて、世の中がすごくゴミ箱になったなと思って、自ら来臨なさったんだ、お前を捕まえようと!と、チュンジェ。
財布をすられ、申告するぞと警察に電話を掛けるフリをする男。
もちろん、本当には掛けられないので、今くれれば私は静かに行きますと、下手に出る。
チュンジェのコートをつまんでついていくシム・チョン。
まだよく分かってないようだから話してあげるんだですが、あんな人について行ってはダメですよ・・・と、注意するチュンジェ。
チュンジェがシム・チョンを抱き、暴走スケボーを避ける。
ときめいているシム・チョン。
その顔を見て突き放すチュンジェ。
爆発音がしたため、チュンジェに飛びかかり・・・銃よ!静かにしてて、わたしが守ってあげる!と、シム・チョン。
誰が誰を守ってやるって?・・・目を開けて、私の言葉を信じて、空を見て・・・よく聞いて、他人を守るのは自分を守る次にしないと、順序がそうなんです、その順序を変えるのは、間抜けがすることです、分かりました?と、チュンジェ。
熱くないの?と、シム・チョン。
私の話を聞いているのですか?と、チュンジェ。
あれ、当たったら熱くない?と、シム・チョン。
ほんとに花火を初めて見るので?と、チュンジェ。
花火?と、シム・チョン。
そして、スペインで見せてやると言われたことを思い出す。
花火見物?と、シム・チョン。
そうです、ほんとに初めて見るので?と、チュンジェ。
頷くシム・チョン。
あれは触れるものじゃないです、見て、炸裂するやいなやすぐに消えますと、チュンジェ。
不思議そうに花火を眺めたあと・・・どうしてみんなこう(スマホで撮影)しているの?と、シム・チョン。
写真を撮ってるんじゃないですかと、チュンジェ。
写真を撮る?それは何?と、シム・チョン。
ほんとに知らずに尋ねているのですか?と言い、やってみせるチュンジェ。
ところであなたはどうして写真を撮らないの?みんな撮ってるのにと、シム・チョン。
覚えておけばいいからと、チュンジェ。
チュンジェの手を彼の胸に当て・・・ここで撮っておくのねと、シム・チョン。
その言葉は、かつて母から言われた言葉と同じだった。
そして、ずっと一緒に花火を見に来ようと約束していた。
そんな感傷をごまかすべく・・・どうしてずっとタメ口なのですか?え?オレもタメ口にするぞ、もう!と、チュンジェ。
嬉しそうに花火を眺めているシム・チョン。
ゴルフを見ようとチャンネルを変えようとして、ユランに制止されるチャ・トンシク。
ユランは花火中継を見ていたのだ。
いいわ、もうゴルフを見てくださいと、ユラン。
ありがとうございますと言ってチャンネルを変えるトンシク。
うちのテレビよと言って、トンシクの足をけるチンジュ。
なぜだかおばさんの言うとおりにしてしまうトンシクだった。
尾行を続けているマ・デヨン。
どうしてチュンジェの行動を知っているのかと問われ、幼い頃からそうだったと話すソヒ。
かつて、お父さんがお母さんに金を多くわたしたのでそこに行っても現れない、挨拶もなしに消えたのはお前より金が好きだからだと、幼いチュンジェに話もしていた。
わたしが生きればあなたも生きるのよと、マ・デヨンに告げるソヒ。
コメント
昔と今を行ったり来たり・・・。
『星君』を思い出します。
そして、貸漫画店のボクチャさんやキョヌが出てくれて嬉しいです。
おかげでちょっとドラマに集中できないですが・・・。