翌朝、スカートを履き髪を結んでいるシム・チョン。
その姿に感嘆するナムドゥ。
言葉を失うテオ。
髪を解き・・・寒い、冬だ!パンツを履けと、チュンジェ。
どうして!あんたがこの前買っってくれたんじゃないと、シム・チョン。
お前、オレがそれを外に出て行く時に着ろと買ったようか? と、チュンジェ。
それなら?と、シム・チョン。
クローゼットにかけろと買ってやったんだと、チュンジェ。
おい、話になるか?と、ナムドゥ。
話になるだろ、服だと全部着て出て行かないといけないのか?タンスにだけあるのも服だ!パンツに着替えろ!頭もちゃんと解いて!と、チュンジェ。
おい、おまえがどうして、こいつ!髪と服まで、学生主任か!と、ナムドゥ。
この家の主人はオレだ!ヒョンもその服をちょっと着替えろ、みんなオレの話を聞けよ、聞かないなら出てけ!と、チュンジェ。
チッ!と、シム・チョン。
朝食。
チョン、どこへ行く?オッパが連れて行ってやろうか?と、ナムドゥ。
うん、私後で約束・・・と、シム・チョン。
お前、ここにいる間、メシ代にするなら、掃除程度はお前がしなきゃいけないんじゃないか?と、チュンジェ。
私できるわと、シム・チョン。
オレがすればいいと、テオ。
オレの家だ、オレがさせたい人にさせると、チュンジェ。
来年の夏すればいい倉庫の扇風機のホコリ取りまでさせるという。
逃げろと、ナムドゥ。
だめだ、お前それをすべてする前に、一歩たりとも出られないぞと、チュンジェ。
出かけようとする3人。
スマホを忘れたので駐車場から取りに帰るチュンジェ。
ついついプールに目が行くシム・チョン。
誰も居ないので入ることに。
あ~、生き返るようだわと、シム・チョン。
そして、チョンフンの言葉を思い出す。
おまえ、どうして人魚が絶滅直前だと考える?変わらないから、人々は変わるのに、バカのように変わらないで、後頭部をバシバシ叩かれるからと、チョンフン。
人々は変わるの?と、シム・チョン。
変わるさ、オレが愛する女もそうだった、生涯、オレだけ愛すると言ったのに・・・オレの本当の姿がバレたから、振り返らずに離れたよ・・・初めには、オレがこうしようと陸に上がってきたのかと思い辛かったけど、それがオレたちの現実だ・・・
地球上に、オレたちの存在をあるがままに受け入れることのできる人間はいない、お前が愛してるというその男も同じだ、だから、気を引き締めて、絶対にバラすなと、チョンフン。
戻ってきたチュンジェを目にするシム・チョン。
エピローグ
帰ろうとするチョンフンを呼び止めるチュンジェ。
失礼ですが、どんな仕事をなさっているのか尋ねてもいいですか?と、チュンジェ。
公務員ですと、チョンフン。
あ~、公務員、そうなのですねと、チュンジェ。
ご存知じゃないですか、公務員、大金を稼げなくても安定的で、定年保障に老後年金もそうで、正直、誰かひとりの人生を安らかに責任を負うことができる職業だと考えますと、チョンフン。
まあ、わかりはしますがと、チュンジェ。
私も一つだけ尋ねていいですか?ホ・ジュンジェさんはどんな仕事をなさるのか?難しいならおっしゃらなくて結構です・・・とにかく、私のチョンを、当分の間よろしくお願いしますと、チョンフン。
いやそれは、そちらからお願いされなくてもオレが!いや、オレたちが、いいようにしますよ、え?と、チュンジェ。
時間が、それと機会が、いつもあるようでしょう?違いますよと言い、去っていくチョンフン。
なんだ?なんだってんだ?まったくやたらに素敵なふりか?と、チュンジェ。
青い海の伝説 第8話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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